第1回よろこびのまち久喜マラソン大会

3月13日（日）

昨年11月ごろだったかと思うが、我が家のマンションの掲示板や
通っているフィットネスクラブに、久喜マラソン大会のポスターが貼り出された。
それを見たダーリンは、あまり深く考えず、早速エントリー。
日頃の忙しさを理由にほとんど走り込みをせず、前日の夜にルールやコースなどを一夜漬けし
若干の不安のなか、当日を迎えたのだった
その若干の不安というのは、制限時間の設定がダーリンの実力より少しだけしか余裕がなく
途中2箇所のチェックポイントの通過も、気を抜けない設定になっていたのだ
会場に着いて記念品配布所で記念品をもらい、8時10分から始まる開会式会場に移動。

久喜市にちなんだゆるキャラが「キャラクター応援団」として会場に勢ぞろい。
8時10分、開会式が始まる。

ステージ上には、ゲストランナーとして、久喜市在住の市民ランナー・川内優輝さんが登壇し
参加者や応援の人たちに向けて、大会を盛り上げていこうというスピーチがあった。
この後、川内さんはこの出で立ちのまま、「公務員ランナー」のコスプレで激走した

開会式後は、スタートまでアップ場でウオーミングアップ。
ランナーの皆さんはおしなべて細身で、顔つきや体つきに直線的な部分があるのだが
そういう細身の皆さんに混じって、ダーリンはと言えば
肩幅広い、背中大きい、お尻大きい、脚太い、とにかくなんだか大きいのであった

スタート時間が近づき、スタート地点にハーフ出場の選手たちが三々五々と集まってきた。
この日は風はなかったものの気温は低く、いわゆるマラソン日和だったのかもしれなかったが
待っている間体を動かしていないと、すぐに体が冷えてしまうような寒さだった。

ダーリンは、自分の実力では７分/kmで、制限時間の2時間40分に不安を覚えながら
不思議なことに自己申告タイムは2時間を切ると豪語していたが

私に白い目で見られていささかばつが悪かったのか
スタート地点は「完走を目指す方」のプラカードの、ほんの少し前に陣取った。
緊張の面持ちでスタートの合図を待つダーリン。
それにしても、ハーフマラソンだけで2400人が走ったそうだが
トレイルランニングの時の何倍もの人がいて、マラソンの人気のすごさを感じた。

スタートの合図とともに、花火が打ち上げられた。
「無茶はしないでね。家の近くで待っているよ」
と、ダーリンを見送る。
この後、中学生～一般の3km、小3～小6の2km、小1、2の親子ペア2kmのスタートや
ステージではゲストを迎えたイベント、別会場ではオタクの運動会「萌☆輪ぴっく」も開催されるのだが
自宅の近くがハーフのコースになっていて、そこでダーリンを応援するためにぴすけはいったん帰宅。

途中、会場近くの駐車場や久喜駅西口では、お囃子の応援が出ていた。
ぴすけが歩いて久喜駅西口に着いた時、ハーフの最後尾がまだいたのでびっくり。
家に着いて、待つこと暫し。
10時25分にダーリンから電話があった。
今、第2チェックポイントの弦代（つるしろ）公園に着いたところで
あと10分かかるかかからないかというくらいで、家の近くを通るとのことだった。
予想タイムでは11時くらいになるのではないかと話していたので、予想外の早さに驚いた。
ダーリンの話では、第1チェックポイントで折り返し地点の鷲宮神社までは
あっという間に着いてしまった感じがしたが、その後がきつくて
それでも止まってしまったらもう走れないと思って、給水所でも止まらずに走り続けたのだそうだ。

遠くからダーリンの黄色いウェアが見えてきたと思ったら
その手には私設エイドで配られていたバナナがあり、モグモグと食べながらこちらに近づいてきた。
「すごいよ、早いよ！」
と、声を掛ける。
バナナの皮をぴすけに渡すと、ダーリンはゆっくりながらもゴールに向かって走って行った。


ダーリンの結果は、2時間13分35秒で完走。
ハーフマラソンの自己最高記録だ。
だが、ダーリンが言うには、武蔵丘陵森林公園完走マラソン大会とは
アップダウンの多寡があるので、比較にはならないとのこと。
トレイルランニングと比べると、ロードの場合は遭難や怪我の時の安心感が全然違うと話していた。
ダーリンにとって初めてのロードの大会だったが、街を走るというのもなかなか面白かったらしく
また来年もエントリーしたいと意気込んでいた。
応援の人がたくさん沿道に出てきてくれていたことも、とても元気づけられたようだ。
楽しく走れて無事に完走もできて、おめでとう