台湾出身の知人から、「甥が出演するのでよろしかったら聴きにいってくれませんか。」
と誘われ、昨日台北室内合唱団の日本公演を聞きにいった。
一緒に行く予定だったダーリンは、風邪でダウン
会場は日本橋公会堂だったので、水天宮の散歩も兼ねて一人で出かけることにした。
台北室内合唱団は、約20名の混声合唱団で
パンフレットに書かれた経歴は、錚々たるものである。
会場は、恐らく親戚の日本在住者と思われる方々で熱気ムンムン
観客のほとんどが日本人の演奏会とは、全く違った雰囲気だ。
台北室内合唱団の団員は皆、音楽大学の出身者や在籍者で
声楽以外の専門の方もいるということだが、つまり素人さんではないのである。
演奏は、素人さんにしてはなかなかのもので
手拍子足拍子を交え、体を使って表現してもなお音楽の流れが乱れないのは
やはり皆さん力量のある方々なのだ。
「お上手ね~」程度にほめられている素人合唱団が
ちょっと調子に乗って振りなど入れてみようとしようとしても
実際にしてみると上手くはできないものである。
歌いながら芸を見せるという技は
歌い手としての力量が相当なものでないと、してはいけない領域だ
かなり盛り上がっているステージを台無しにしたのは
ゲストなのか何なのかわからないソプラノとテノールの2人
休憩を挟んだ後半に登場し、1曲めは合唱団とのジョイント
2曲目はデュエットだったのだが、これがもう本当に、もう…
せっかく合唱団で盛り上げてきた前半を、一気に台無しにする実力は
かなりのものである
しかも、この2人の伴奏をしているピアニストも
持てる実力を振り絞って、ステージを台無しにしている
いや~、音楽というものは、声が良い、楽器が上手いというだけでは駄目なのだ。
ましてやこの3人、決してそれを備えているとも思えない(ごめん…)。
音楽は、どんなに声が良くても、どんなに楽器の技巧に優れていても
世界観というか流れというか、そういうものが全く見えない
演奏者が何を伝えたいか全く感じられない演奏は、たいそう退屈なものだ
終演後、東京メトロの水天宮前駅に向かう途中寄り道をして、水天宮へ。
夕方だったにもかかわらず、こじんまりした境内には参詣者がたくさんいて驚いた。
これなら、戌の日はかなりの混雑に違いない。
境内を歩くと、子宝に恵まれ、安産の代名詞のような犬の銅像が。
「子宝いぬ」と名付けられた犬の回りには、十二支が書かれた半球体が出ていて
自分の干支の突起を撫でると御利益があると説明されている。
その脇には、子供を肩に乗せ懐に抱いた「安産子育河童」の銅像が建っている。
なぜ河童?
水天宮だから、水つながりということか。
まあ、もともと水天宮は水運関係者を鎮護する神様だ。
そのため、燈籠には碇のレリーフがあり、境内には弁天様も祀られている。
和船の碇も奉納されていて、水運関係者からの信仰が篤いことを窺わせる。
ビルに囲まれた、こぢんまりした境内を一回りすると
すっかり日は傾いて、冷え込みを感じるようになっていた。
参詣者はほとんどが妊婦とその家族である。
どうか体を冷やさずに、無事にお子さんが生まれることを願ってやまない。
と誘われ、昨日台北室内合唱団の日本公演を聞きにいった。
一緒に行く予定だったダーリンは、風邪でダウン
会場は日本橋公会堂だったので、水天宮の散歩も兼ねて一人で出かけることにした。
台北室内合唱団は、約20名の混声合唱団で
パンフレットに書かれた経歴は、錚々たるものである。
会場は、恐らく親戚の日本在住者と思われる方々で熱気ムンムン
観客のほとんどが日本人の演奏会とは、全く違った雰囲気だ。
台北室内合唱団の団員は皆、音楽大学の出身者や在籍者で
声楽以外の専門の方もいるということだが、つまり素人さんではないのである。
演奏は、素人さんにしてはなかなかのもので
手拍子足拍子を交え、体を使って表現してもなお音楽の流れが乱れないのは
やはり皆さん力量のある方々なのだ。
「お上手ね~」程度にほめられている素人合唱団が
ちょっと調子に乗って振りなど入れてみようとしようとしても
実際にしてみると上手くはできないものである。
歌いながら芸を見せるという技は
歌い手としての力量が相当なものでないと、してはいけない領域だ
かなり盛り上がっているステージを台無しにしたのは
ゲストなのか何なのかわからないソプラノとテノールの2人
休憩を挟んだ後半に登場し、1曲めは合唱団とのジョイント
2曲目はデュエットだったのだが、これがもう本当に、もう…
せっかく合唱団で盛り上げてきた前半を、一気に台無しにする実力は
かなりのものである
しかも、この2人の伴奏をしているピアニストも
持てる実力を振り絞って、ステージを台無しにしている
いや~、音楽というものは、声が良い、楽器が上手いというだけでは駄目なのだ。
ましてやこの3人、決してそれを備えているとも思えない(ごめん…)。
音楽は、どんなに声が良くても、どんなに楽器の技巧に優れていても
世界観というか流れというか、そういうものが全く見えない
演奏者が何を伝えたいか全く感じられない演奏は、たいそう退屈なものだ
終演後、東京メトロの水天宮前駅に向かう途中寄り道をして、水天宮へ。
夕方だったにもかかわらず、こじんまりした境内には参詣者がたくさんいて驚いた。
これなら、戌の日はかなりの混雑に違いない。
境内を歩くと、子宝に恵まれ、安産の代名詞のような犬の銅像が。
「子宝いぬ」と名付けられた犬の回りには、十二支が書かれた半球体が出ていて
自分の干支の突起を撫でると御利益があると説明されている。
その脇には、子供を肩に乗せ懐に抱いた「安産子育河童」の銅像が建っている。
なぜ河童?
水天宮だから、水つながりということか。
まあ、もともと水天宮は水運関係者を鎮護する神様だ。
そのため、燈籠には碇のレリーフがあり、境内には弁天様も祀られている。
和船の碇も奉納されていて、水運関係者からの信仰が篤いことを窺わせる。
ビルに囲まれた、こぢんまりした境内を一回りすると
すっかり日は傾いて、冷え込みを感じるようになっていた。
参詣者はほとんどが妊婦とその家族である。
どうか体を冷やさずに、無事にお子さんが生まれることを願ってやまない。