ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

魔女の瞳、開眼!

2008-06-26 00:16:33 | 登山(東北南部)

【6月25日(水)】
吾妻小舎→浄土平→一切経山→酸ヶ平→鎌沼→姥ヶ原→鎌沼→酸ヶ平→浄土平
→吾妻小舎→浄土平



一夜明けて、小舎では5時半ごろになると皆徐々に起き出し身支度を始めた。
ぴすけも起床。
ところが…、有村先生は完全な夜型らしく、明け方になってから熟睡
右手を宙に浮かしたまま寝ていらっしゃるので
ちょっと心配になり(何が心配になったかは、内緒)覗いてみる。
ピクリともしないので、近づいてみると、スースーと寝息が
6時に管理人の遠藤さんが、朝食だと告げに来た。
仕方がないので、熟睡中の有村先生を起こす。
「え?今何時?6時?もう朝食ですか?8時半といっていなかったっけ?」
誰がそんなこといったんだーーーーー
朝から有村先生の真骨頂発揮である
朝食後は、そんなことなどなかったかのように、悠然と構える有村先生。



この後帰宅組と登山組に別れてしまうため、吾妻小舎の前で記念撮影。

帰宅組は浄土平散策後、タクシーで高湯に向かい
登山組は帰宅組と共に浄土平まで行った後、そのまま一切経山へと向かうことに。

昨日より風がない分、霧が溜まっている。

浄土平で帰宅組と別れ、登山組4名はいよいよ一切経山へ。
人数が4人と少ないことと、まだまだ若いので、直登コースを選択。

霧の中を進む。

きつい登りも、着実に一歩一歩、ゆっくりと登れば
程なく酸ヶ平からのコースと合流する。

ここから後は、なだらかな登りとなる。

もう一息で山頂だ。

無事に山頂に到着。
辺りは霧に包まれている。
不安を抱えながら、山頂の北斜面へと歩みを進める。

おおっ!もしかして、開眼?

霧が流れて魔女の瞳が姿を現すと、メンバー2人は歓声を上げ
2人共携帯電話で写真撮影。
五色沼は霧に隠れたり、時には晴れ間も覗いて姿を現したりを繰り返していたが
メンバー2人には登った甲斐があったと思っていただけただろうか。

かなり早い時刻であったが、昼食を済ませて酸ヶ平に向かう。

ところどころ残雪が残っていて、そこを横切る。

ちょっとだけ雪山の感じを味わう。

酸ヶ平に着くと、小雨が降り始めた。
レインウェアを身にまとい、鎌沼に向かう。
鎌沼は生憎霧の中。

湖畔のミネザクラやチングルマを楽しむ。
姥ヶ原からは酸ヶ平に引き返し、無事に下山。
吾妻小舎に戻ると、熊爺がお茶を出してくれた。
疲れた後の温かいお茶は、身も心も温まる。
吾妻小舎で小1時間の休憩後
遠藤さん御夫妻を始め、お手伝いの皆さんに見送っていただき、浄土平へ。

ついさっきその山頂にいた一切経山が、霧の晴れ間から顔を覗かせた。

今回下見に来ることができなかったAvvenirのメンバーにお土産を買い
16時発のバスで帰路に就いた。



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