ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

きまぐれ楽譜

2007-12-23 12:26:50 | 日常
今日はこれから合唱の練習。
月に2回、不定期で日曜日の午後に練習を行っている。
練習会場までは我が家から1時間、電車を乗り継いでいく。
練習会場は埼玉県内だが、千葉県在住のメンバーも2名いて
JRのホリデーパスを利用して練習にやってくる。
本当に頭が下がる。

前回の練習で、新しい楽譜が配られた。
歌っているほとんどが外国曲なので、日本語の歌を歌うことは珍しい。
新曲は、指揮者の先生が編曲した『朧月夜』。
これがまた転調の連続でアルトにとっては苦難の道。
しかも結末の2小節が(A)・(B)・(C)と3パターンあって
最後にくると先生が「A!」と叫ぶと(A)の結末へ。
2回めの練習で今度は「C!」といわれると、慌てて(C)の結末へ行くという
なんとも気まぐれな楽譜。

指揮者の先生は古楽の分野では世界に名を轟かすほどの方だが
とても気まぐれだ。
(A)・(B)・(C)なんて楽譜に書かなくても
毎回曲の発想が変化する。
メンバーは全く気が抜けず、前回モノにした楽曲も水泡に帰すときもある。
しかも、楽譜を電車に忘れた事件、手帳をレストランに忘れた事件、
卒業式は終わっちゃいました事件、腕時計を2つしていました事件等
いろいろな伝説に事欠かない。
さて、今日はどんな伝説を作ってくださるのかな




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