ポエム流れ弾 『8・6・8・9・3・1・1』

2015-12-01 14:34:37 | ポエム 流れ弾
8・6・8・9・3・1・1
8・6・8・9・3・1・1
カウントダウンさえめちゃくちゃだ
8・6・8・9・3・1・1

しずかにしてもらうためには
しずかにしろー!!と喧しく叫ばなければならないやるせなさを胸に
カウントダウンさえめちゃくちゃだ
8・6・8・9・3・1・1
8・6・8・9・3・1・1

ポエム流れ弾 『万年補欠の大声援』

2015-12-01 10:41:33 | ポエム 流れ弾
がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!

がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!

ぼくは自分を勝たせてやれたことは一度もないけれど
ぼくは自分が応援した誰かを負けさせたことは一度もないんだ

がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!

がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!
がんばれよ!

「どらいぶとらいぶ」~初代機材車 二郎号に捧ぐ~

2015-11-05 11:22:24 | ポエム 流れ弾


君が苦しそうに肩で息をしている
傷だらけの両手両足を震わせながら
泥まみれの横顔 輝きの褪せた瞳
今まで無茶させてごめんな
今まで本当にありがとうな

君と巡り巡った歳月(としつき)を
こうしてわざわざ歌にするのは
知ってるだろ?
哀しみを歌うことが好きだからさ

二人で過ごす最後の夜
二人で見上げる最後の夜空
ぼくらが駆け抜けてきた道のりに比べれば
月なんて近所だぜ どらいぶとらいぶ


夏にうっかり冬タイヤ
冬にうっかり夏タイヤ
バックミラーに春を映し
フロントガラスに秋を見た

天気の継ぎ目をこじ開けて
昼と夜の垣根を飛び越えて
次の街までもうすぐだ
次のステージまでもうすぐだ

君と巡り巡った歳月を
こうしてわざわざ歌にするのは
哀しいかな
憶えてる自信がないからさ

二人で過ごす最後の夜
二人で見上げる最後の夜空
ぼくらが駆け抜けてきた道のりに比べれば
月なんて近所だぜ どらいぶとらいぶ


北海道を 東北を 関東を 北陸を
東海を 甲信を 近畿を 山陰を
山陽を 四国を 九州を 沖縄を
くる日もくる日も 君とどらいぶとらいぶ



ポエム流れ弾 『全て身に覚えのある痛みだろう?』

2014-08-09 09:17:51 | ポエム 流れ弾
見渡す限りに
広がる明日に
溺れかけては
呼吸を焦がした

昨日から見れば明日の話
明日から見れば昨日の話
まだ聞く耳なんてもていないし
ごめんな 一人で呟いていてくれよ

降り積もる雪の胸元に
そっと忍ばせたぼくらの旅が
この街の春を汚すのさ
全て身に覚えのある痛みだろう?


どんなにくすんで映っているとしても
心配するな 変わったのはぼくの方さ
どんなに眩しく映っているとしても
心配するな 変わったのはぼくの方さ

自転車のようで
実は二台の一輪車
またこうして落ち合おう
ふらふらと おぼつかないままに

降り積もる雪の胸元に
そっと忍ばせたぼくらの旅が
この街の春を汚すのさ
全て身に覚えのある痛みだろう?

ポエム流れ弾 『今にもバターになってしまいそうな山手線とぼく』

2014-07-11 21:28:01 | ポエム 流れ弾
吊り革に吊り革のように垂れ下がり、
ひとが扇ぐ団扇の生ぬるい風に目を細め、
終わらない旅とは、ものは言いようだな。
終わらせようがなくなっただけだろうによ。

長い夏
今にもバターになってしまいそうな山手線とぼく


逃げ回って、回って、回っているうちに、
追手の後ろ姿に追い付いた。
おーい、って声をかけるのもしらじらしいくらい、そいつは自分でした、って綴るのも恥ずかしいくらい、そいつは自分でした。

長い夏
今にもバターになってしまいそうな山手線とぼく


何かにつけていちいち歩んで来た思考をまぜっかえされてしまう。
タバコの前に誰かの言葉をやめよう。
中吊り広告、遠慮がちに開かれた新聞、文庫本、携帯電話。。もじもじもじもじ、膝を揺する。

長い夏
今にもバターになってしまいそうな山手線とぼく


一日を一周させるがために、一体何周巡らなければならないのか。

一日を一周させるがために、一体何周巡らなければならないのか。

長い夏
今にもバターになってしまいそうな山手線とぼく

ポエム流れ弾 『たった二種類の金魚鉢』

2014-07-11 21:26:08 | ポエム 流れ弾
つないでいたくはないのに
ふりほどくことができないね
干からびた鱗のよう
並ぶ影と影

わたしにとっての良い知らせは
あなたにとっての悪い知らせ
たった二種類の
金魚鉢

お魚はいいね
水の中では涙を気づかれずにすむだろう
お魚はかなしいね
水の中では涙に気づいてもらえないだろう


だからそこですかさず覚悟だの
勇気だのを持ち出してくるなよ
空をきる尾びれのよう
並ぶ影と影

あなたにとっての良い知らせは
わたしにとっての悪い知らせ
たった二種類の
金魚鉢

お魚はいいね
水の中では涙を気づかれずにすむだろう
お魚はかなしいね
水の中では涙に気づいてもらえないだろう


申し合わせてもいない待ち合わせ場所で
交わしてもいない約束を。。
もう幸せではない待ち合わせ場所で
枯らして間もない約束を。。

お魚はいいね
水の中では涙を気づかれずにすむだろう
お魚はかなしいね
水の中では涙に気づいてもらえないだろう

ポエム流れ弾 『さくらんぼ ~今日は全狩り解禁日~』

2014-06-19 07:35:04 | ポエム 流れ弾
太陽みたいな真っ赤なやつ
これぞさくらんぼ さくらんぼ
お月様みたいな真っ白いやつ
それでもさくらんぼ さくらんぼ

全部狩れ!全部狩れ!
今日は全狩り解禁日!
ぜんがりがりがりぜんがりがりがり
ぜんがりがりぜんがりがり解禁日!

おててをつないだ双子ちゃん
これぞさくらんぼ さくらんぼ
しわしわふにゃふにゃぱっかりあたま
それでもさくらんぼ さくらんぼ

全部狩れ!全部狩れ!
今日は全狩り解禁日!
ぜんがりがりがりぜんがりがりがり
ぜんがりがりぜんがりがり解禁日!

綺麗なさくらんぼは綺麗な箱に
普通のさくらんぼは普通の箱に
だめだめなさくらんぼはごみ箱へって
仕分けられてしまうその時まで
みんな仲良くカゴの中

全部狩れ!全部狩れ!
今日は全狩り解禁日!
ぜんがりがりがりぜんがりがりがり
ぜんがりがりぜんがりがり解禁日!

ポエム流れ弾 『造花の花言葉』

2014-06-04 15:55:54 | ポエム 流れ弾
雲になりすます煙突のケムリ

装いに乗っ取られた素顔

チーズにかじられたネズミ

空の色を問わず撒き散らされる舌打ち

造花の花言葉
「正直、うんざりしています。」


語る価値のない理由と意味と意義

終点の次の駅

タンバリンに置き去りにされたステージ

流れ星に願い事 ぼくに願い事をください

造花の花言葉
「正直、うんざりしています。」

ポエム流れ弾 『午前2時 私は今 自画像に描かれた自画像』

2014-05-22 02:30:05 | ポエム 流れ弾
打ち破ることも試みず
バカ正直に行き止まりで行き止まって終わるのか?

柱の影で柱の影のように
呆然と立ち尽くしたまま終わるのか?

午前2時 私は今 自画像に描かれた自画像


巣の中で育ち 巣の中へ巣立ち
羽ばたき方も覚えないまま終わるのか?

結局 首から吊ったそのお守りで
首を吊って終わるのか?

午前2時 私は今 自画像に描かれた自画像

ポエム流れ弾 『わたしをきみにわたしたとき』

2014-05-21 17:12:34 | ポエム 流れ弾
新しい眠り方で
新しく眠ったよね
まつげにはじけた
あさいあさい夢

わたしがきみにわたしたとき

わたしをきみにわたしたとき


新しい出掛け方で
新しく出掛けたよね
つまさきにはじけた
あわいあわい道

わたしがきみにわたしたとき

わたしをきみにわたしたとき


大間違いが大正解
大失態に大歓声
あんなにもあべこべな夜明け
忘れられないよ

わたしがきみにわたしたとき

わたしをきみにわたしたとき