Neroliの日記

Neroliは好きな香り。大好きなフィギュアスケーター羽生くん、エンタメ(歌舞伎・映画)、初孫のことを日記に書いてます。

金属アレルギーとコスメの関係 ミネラルコスメはお肌に優しい? #敏感肌 #金属アレルギー

2021年02月10日 | アレルギー(金属アレルギー・食物アレルギー)

アクセサリーや日用品に使用されている金属のせいで

お肌が痒くなったり赤くなったり

接触性皮膚炎になった経験のある方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

このブログはもともとアレルギーのことを書きたくて始めました

 

 

20代でピアスホールを開けたときに、耳たぶがじくじくしたり

リングをずっと着けたまま家事をして、指に水泡ができたり

夏にコスチュームジュエリーを付けて首が真っ赤にかぶれて痒くなったり

 

ずいぶん前から

金属アレルギーで接触性皮膚炎を起こしていたのに

はずしてしばらくすれば治ってしまうので

気になりながらも、長年放置してしまっていました(汗)

 

 

でも

先日の日記に書いたアニサキスアレルギーで大変な思いをしてから

金属アレルギーもきちんと調べてもらうことにしたのですが

 

かかりつけの近所の皮膚科ではパッチテストができないと言われ

事前に確認して、初めての皮膚科に予約をいれました

 

 

背中に試薬をセットしたパッチを48時間貼ったままにするので

とにかく痒い!けっこう辛いです

しかも

アレルギーのある試薬の痕が真っ赤になって

しばらく強い痒みが残るので

薄着になる予定がない時期に検査を受けた方がいいかもしれません

 

 

貼布した48時間後にパッチを除去し

テープ除去に伴う刺激反応が消退する約1時間30分~2時間後に1回目の判定を実施し

その後72時間後、又は96時間後、そして1週間後に判定を行います

 

 

 

結果はコバルトのアレルギーでした

 

 

帰宅してネットで調べると

コバルトはステンレスのハサミや包丁のキレ味をよくするために添加されているとあったので

毎日使う包丁はセラミックに

眉ばさみは金属がコーティングされたファンケルのものに変えましたが

 

 

もっと気をつけなければならないのがコスメ全般でした!

 

 

メイクアップ製品に含まれている金属は

金、銅、鉄、亜鉛、ニッケル、クロム、コバルト、アルミニウム、パラジウム、チタンなどで

なかでもニッケル、クロム、コバルトは最もアレルギーを起こしやすいと言われていますが

 

メイク製品に「ニッケル、クロム、コバルト」の成分表示がなくても

「酸化鉄」と表示されていれば

不純物としてコバルト・ニッケル・クロムなどの金属がほんのわずかに含まれているようです

 

どうりで!

化粧品によるアレルギーの原因には

香料、色素、保存料、紫外線吸収剤、界面活性剤などがあると知り

ケミカルなものを避けようとミネラルコスメを使ってみたら

かえって顔がカサカサになって痒くなってました!

 


夏場や運動時に

汗をかくとコスメに含まれる金属が溶け出してイオン化

皮膚の表面(傷口など)から体内に入って

皮膚のタンパク質と結合して新たなたんぱく質に変性

それがアレルゲンとなって、アレルギー反応が生じて

皮膚が赤くなったり、かぶれたり、腫れたり、かゆくなったり

接触性皮膚炎を起こすようです

 

 

金属成分が直接お肌に触れないようにコーティングしてある3ブランド、

アクセーヌ・パーフェクトヴェール、NOV、ワイエスラボのコスメを使うようになってから

顔の痒みはほとんどなくなりました

(※まわしものではありません)

 

 

金属アレルギーの原因になるものとして

アクセサリー、ジュエリー、腕時計、ヘアアクセサリー、メガネ

医療用体内埋め込み金属や歯科治療用金属

化粧品やヘアカラー剤

衣類、服飾小物(ジッパー、ブラジャーワイヤー、衣類用ホック、金具、ボタン)

調理器具

砂場や公園の遊具

タバコ

缶入の飲料や食料

ミネラルを多く含む食物

などがあり

 

 

コバルトは

微量栄養素ミネラルの一種、ビタミンB12の構成成分であり

納豆、チ ョコレー ト、甘栗、鶏がらスープの素、麦芽飲料、小麦胚芽、米ぬか、アオノリ、干しひじき、ココア

などに多く含まれいるので

 

全身型金属アレルギーを発症されている方は食べ物にも注意が必要です

 

 

大人ニキビや肌荒れは金属アレルギーの可能性もあるので

気になる方は皮膚科を受診して

詳しく調べてもらってくださいね