《ブルキナファソに対する渡航情報(危険情報)の発出》
本日、
28日(木)15時,日本政府はブルキナファソの渡航情報を危険レベル最上位である
「退避を勧告します。渡航は延期してください」へ引き上げました。
邦人の皆様におかれましては,可能な限り速やかに退避を行ってください。
って連絡がブルキナの日本大使館から来てしまった...
なんか思ってたより状況は深刻化している気がする。
すぐにブルキナに帰れる
って考えていたけど
どうなってしまうんだろう。
日本に帰ってきて
家族・友達・仲間に会えるのはとてもうれしいことだけれど
ブルキナにいる
家族・友達・仲間・同僚・子どもたちに会えないのは
予想以上に
きつい。
恋しい。
早くブルキナに帰りたい。
みんなに会いたい。
早く国が安定するように
願うだけ。
ブルキナの仲間たちも
あたしがブルキナに早く戻ってこれるように
願ってくれている。
頑張ろう。踏ん張ろう。
みんな無事でいてね。
病気とか事故とか遭わないでね
医療施設が整ってないうえ
医療費高くて支払えないから
病名もわけもわからず1日で亡くなってしまう人がいるんです。
それがすごい怖い。
そんなん絶対嫌やからね。
元気で待っていてね。
以下、外務省の海外危険情報の内容です。
●ブルキナファソ全域:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(引き上げ)
1.概況
(1)ブルキナファソにおいては、2011年3月下旬以降、軍人に対する裁判の判決や手当の不払いに不満を持つとされる軍関係者による威嚇発砲や破壊活動が各地で連続して発生しています。特に首都ワガドゥグ市では、同年4月14日夜から軍人による威嚇発砲事件、軍人や民衆による略奪・放火事件、軍人による略奪を受けた商人による軍・政府への抗議のためのデモ活動が行われており、同月16日からは夜間外出禁止令も発出されています。また、地方都市でも略奪行為や市庁舎や警察署等の焼き討ち行為等が行われており負傷者も発生しています。
4月27日から28日にかけては、首都ワガドゥグや地方都市において、共和国保安機動隊や警察が、威嚇発砲を数時間にわたって行うという事案が発生しています。
また、4月30日には野党指導者によるデモ、翌5月1日には労組によるメーデー・デモが計画されています。どちらも平和的な示威行為であるとされていますが、突如として大きな混乱が生じる可能性もあります。
(2)ブルキナファソ外務・域内協力省によれば、イスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ」(AQIM)が,アフリカ地域の政治的混乱に乗じ,サヘル地域にて西洋人をターゲットとした誘拐を画策しているとの情報がある由です。現在までのところ、ブルキナファソにおいてAQIMによる凶悪事件が発生したとの情報はありませんが、近隣国のマリやニジェールではAQIMによる外国人を狙った誘拐・殺害事件が複数発生しています。
2.地域情勢
(1)首都ワガドゥグ市及び地方都市:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」
ワガドゥグ市では、4月15日から16日にかけて、市内のスーパーマーケットやガソリンスタンドなどが軍兵士や暴徒により略奪を受け、右略奪の被害を受けた商人が、軍・政府に対する不満を表明するため、市内をデモ行進し、与党本部への放火を行いました。また、軍人による威嚇発砲が行われたり、市内目抜き通りに位置する数か所のホテルで兵士の格好をした者が宿泊客の部屋を強襲し、貴重品等を略奪するなどの事件も発生しています。なお、軍人による威嚇発砲が行われた際には、流れ弾による死傷者が出た模様です。
地方都市でも軍人による威嚇発砲事件や車両・商店への略奪行為が発生しています。軍人による暴動事件は主に軍キャンプがある都市で行われています。同施設を有する地方都市は、ボボ・デュラッソ市、バンフォラ市、ガウア市、デドゥグ市、ワヒグヤ市、ジボ市、レオ市、ポー市、デンコドゴ市、ファダングルマ市、カヤ市、ドリ市、ゴロンゴロン市です。首都ワガドゥグ市の治安悪化に呼応するかたちで同様の事件が発生する可能性があるほか、首都の情勢が落ち着いたとしても、各地方都市では些細な事件をきっかけに突如として混乱が生じるおそれがあります。
4月27日には、クドゥグ市において商人によるデモがあり、市庁舎、市長宅、市場管理事務所、警察署が焼き討ちされています。
4月27日から28日にかけては、首都ワガドゥグ市、ボボデュラッソ市、デドゥグ市、マンガ市において、共和国保安機動隊や警察が数時間にわたり威嚇発砲を行うという事案が発生しました。これは共和国保安機動隊や警察が処遇改善の要求を政府に聞き入れさせるための行動と見られています。
4月30日には、野党指導者が連合してコンパオレ大統領退陣を求める平和的デモを行う予定です。また、翌5月1日には労組によるメーデー・デモが予定されています。これは市民による平和的な示威行為であるとされていますが、大統領、与党及び軍に対する市民の不満は非常に大きいと推測されるところ、突如として大きな混乱が生じる可能性もあり、十分な注意が必要です。
なお、4月16日に発出された夜間外出禁止令(午後10時から翌朝6時まで)も継続されています。外出禁止の時間に外出している者に対し厳しい取り締まりが行われており、治安当局に暴行を受けたという事案も発生している模様です。
(2)北部(セノ県、ウダラン県、スム県、ロルム県、ヤテンガ県)のマリ及びニジェールとの国境地域並びに同各県のドリ、ジボ及びワヒグヤを結んだライン以北の地域
:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」
同地域は、国境警備当局の目が届きにくい地域であるため大変危険です。マリ及びニジェールにおいては、イスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ(AQIM)」及び反政府組織が活動しており、外国人を対象とした誘拐・殺害事件が発生しています。ブルキナファソ北部の国境地域は、マリに存在すると言われるAQIMの活動拠点に地理的に近く、特に同地域に隣接するマリ及びニジェールとの国境付近では、AQIMによる外国人の誘拐が相次いでいます。最近でも、2011年1月にAQIMにより、ブルキナファソ北東部の国境沿いに近い隣国ニジェールのニアメ市で、フランス人2人が誘拐され、救出作戦後に遺体で発見される事件が発生しています。また、ブルキナファソ外務・域内協力省からも、同組織が誘拐を画策している可能性が高いとの情報がもたらされており、ブルキナファソ北部地域におけるAQIMの脅威度は増大傾向にあります。
つきましては、上記情勢にかんがみ、ブルキナファソに滞在されている邦人に対し、退避を勧告します。また、同国への渡航は、目的を問わず延期してください。
本日、
28日(木)15時,日本政府はブルキナファソの渡航情報を危険レベル最上位である
「退避を勧告します。渡航は延期してください」へ引き上げました。
邦人の皆様におかれましては,可能な限り速やかに退避を行ってください。
って連絡がブルキナの日本大使館から来てしまった...
なんか思ってたより状況は深刻化している気がする。
すぐにブルキナに帰れる
って考えていたけど
どうなってしまうんだろう。
日本に帰ってきて
家族・友達・仲間に会えるのはとてもうれしいことだけれど
ブルキナにいる
家族・友達・仲間・同僚・子どもたちに会えないのは
予想以上に
きつい。
恋しい。
早くブルキナに帰りたい。
みんなに会いたい。
早く国が安定するように
願うだけ。
ブルキナの仲間たちも
あたしがブルキナに早く戻ってこれるように
願ってくれている。
頑張ろう。踏ん張ろう。
みんな無事でいてね。
病気とか事故とか遭わないでね
医療施設が整ってないうえ
医療費高くて支払えないから
病名もわけもわからず1日で亡くなってしまう人がいるんです。
それがすごい怖い。
そんなん絶対嫌やからね。
元気で待っていてね。
以下、外務省の海外危険情報の内容です。
●ブルキナファソ全域:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(引き上げ)
1.概況
(1)ブルキナファソにおいては、2011年3月下旬以降、軍人に対する裁判の判決や手当の不払いに不満を持つとされる軍関係者による威嚇発砲や破壊活動が各地で連続して発生しています。特に首都ワガドゥグ市では、同年4月14日夜から軍人による威嚇発砲事件、軍人や民衆による略奪・放火事件、軍人による略奪を受けた商人による軍・政府への抗議のためのデモ活動が行われており、同月16日からは夜間外出禁止令も発出されています。また、地方都市でも略奪行為や市庁舎や警察署等の焼き討ち行為等が行われており負傷者も発生しています。
4月27日から28日にかけては、首都ワガドゥグや地方都市において、共和国保安機動隊や警察が、威嚇発砲を数時間にわたって行うという事案が発生しています。
また、4月30日には野党指導者によるデモ、翌5月1日には労組によるメーデー・デモが計画されています。どちらも平和的な示威行為であるとされていますが、突如として大きな混乱が生じる可能性もあります。
(2)ブルキナファソ外務・域内協力省によれば、イスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ」(AQIM)が,アフリカ地域の政治的混乱に乗じ,サヘル地域にて西洋人をターゲットとした誘拐を画策しているとの情報がある由です。現在までのところ、ブルキナファソにおいてAQIMによる凶悪事件が発生したとの情報はありませんが、近隣国のマリやニジェールではAQIMによる外国人を狙った誘拐・殺害事件が複数発生しています。
2.地域情勢
(1)首都ワガドゥグ市及び地方都市:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」
ワガドゥグ市では、4月15日から16日にかけて、市内のスーパーマーケットやガソリンスタンドなどが軍兵士や暴徒により略奪を受け、右略奪の被害を受けた商人が、軍・政府に対する不満を表明するため、市内をデモ行進し、与党本部への放火を行いました。また、軍人による威嚇発砲が行われたり、市内目抜き通りに位置する数か所のホテルで兵士の格好をした者が宿泊客の部屋を強襲し、貴重品等を略奪するなどの事件も発生しています。なお、軍人による威嚇発砲が行われた際には、流れ弾による死傷者が出た模様です。
地方都市でも軍人による威嚇発砲事件や車両・商店への略奪行為が発生しています。軍人による暴動事件は主に軍キャンプがある都市で行われています。同施設を有する地方都市は、ボボ・デュラッソ市、バンフォラ市、ガウア市、デドゥグ市、ワヒグヤ市、ジボ市、レオ市、ポー市、デンコドゴ市、ファダングルマ市、カヤ市、ドリ市、ゴロンゴロン市です。首都ワガドゥグ市の治安悪化に呼応するかたちで同様の事件が発生する可能性があるほか、首都の情勢が落ち着いたとしても、各地方都市では些細な事件をきっかけに突如として混乱が生じるおそれがあります。
4月27日には、クドゥグ市において商人によるデモがあり、市庁舎、市長宅、市場管理事務所、警察署が焼き討ちされています。
4月27日から28日にかけては、首都ワガドゥグ市、ボボデュラッソ市、デドゥグ市、マンガ市において、共和国保安機動隊や警察が数時間にわたり威嚇発砲を行うという事案が発生しました。これは共和国保安機動隊や警察が処遇改善の要求を政府に聞き入れさせるための行動と見られています。
4月30日には、野党指導者が連合してコンパオレ大統領退陣を求める平和的デモを行う予定です。また、翌5月1日には労組によるメーデー・デモが予定されています。これは市民による平和的な示威行為であるとされていますが、大統領、与党及び軍に対する市民の不満は非常に大きいと推測されるところ、突如として大きな混乱が生じる可能性もあり、十分な注意が必要です。
なお、4月16日に発出された夜間外出禁止令(午後10時から翌朝6時まで)も継続されています。外出禁止の時間に外出している者に対し厳しい取り締まりが行われており、治安当局に暴行を受けたという事案も発生している模様です。
(2)北部(セノ県、ウダラン県、スム県、ロルム県、ヤテンガ県)のマリ及びニジェールとの国境地域並びに同各県のドリ、ジボ及びワヒグヤを結んだライン以北の地域
:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」
同地域は、国境警備当局の目が届きにくい地域であるため大変危険です。マリ及びニジェールにおいては、イスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ(AQIM)」及び反政府組織が活動しており、外国人を対象とした誘拐・殺害事件が発生しています。ブルキナファソ北部の国境地域は、マリに存在すると言われるAQIMの活動拠点に地理的に近く、特に同地域に隣接するマリ及びニジェールとの国境付近では、AQIMによる外国人の誘拐が相次いでいます。最近でも、2011年1月にAQIMにより、ブルキナファソ北東部の国境沿いに近い隣国ニジェールのニアメ市で、フランス人2人が誘拐され、救出作戦後に遺体で発見される事件が発生しています。また、ブルキナファソ外務・域内協力省からも、同組織が誘拐を画策している可能性が高いとの情報がもたらされており、ブルキナファソ北部地域におけるAQIMの脅威度は増大傾向にあります。
つきましては、上記情勢にかんがみ、ブルキナファソに滞在されている邦人に対し、退避を勧告します。また、同国への渡航は、目的を問わず延期してください。