《ブルキナ統計》
どーも、ひろみです。
あんまり更新してないと、更新しても誰も見てくれませんなぁ...反省。
蒸し暑い日々が続いています。気温は35度くらいでいい具合なんですが、
湿度の高いせいか、とても過ごしづらいです。湿度70%くらいあるみたい。ベトベトする。
そう考えると日本の夏って嫌だーね。べとべとして気持ちが悪い。
まだ40度越えのブルキナの乾季のほうが好きです。マシです。
体験してみませんか?
今日はブルキナファソの統計資料(Annuaire Statistique 2007)
を見つけて、読んでいたらなかなか面白かったのでご紹介します。
どうやって統計をとり集めたのかはいささか疑問ですが皆で目をつむりましょう。
近年10年間(1996~2006年)の統計資料
私の住む街 ファダ・ングルマ市(東部地域)において
平均年間降雨量は770mm
同じく平均降雨日数は71日
2006年の平均最高気温が35.7℃
最高気温が3月4月に41.3℃
2006年の平均最低気温が22.8℃
最低気温が12月1月に17.5℃
私が住んでる街ファダ・ングルマ市はブルキナの中では結構大きな街で、
ブルキナで5番目とか言われてるんです。
大きいって基準が人口なのか経済的な規模なのかなんなのかはわからんのだけど、
5番目とか言われてるんです。
だけどこの統計資料の人口ランキング
(Source : INSD, Résultats préliminaires du Recensement général de la population et de l'habitation 2006)
のところを見るとファダ・ングルマ8位とある。
人口は約4万人らしい。
この統計をとった年が2006年なので、4年間で逆転したんでしょうか。ありえるかな?
ちなみにブルキナ総人口を見ると、2006年は約1300万人とあります。
現在2010年現在、1700万人を超えているといいます。
以下、人口ランキングを載せておきます。
1位 首都ワガドゥグ 118万人
2位 ボボ・デュラッソ 43万人
3位 クドゥグ 8.2万人
4位 バンフォラ 7.2万人
5位 ワイグヤ 7.0万人
6位 カヤ 5.1万人
7位 テンコドゴ 4.0万人
8位 ファダ・ングルマ 4.0万人
9位 デドゥグ 3.7万人
10位 ウンデ 3.4万人
これを見てわかるように、首都はとっても大きな街ですが、
それ以外は大きいといっても7万人とか...
この国は、小さな小さな村が無数にあって、人口の約8割は村人。
村の人口は200人~5000人です。
例えばうちの地域(東部)で言うと、ファダ・ングルマ市に約4万人。
その周りの村々に約26万人て具合。
どんだけ村あるんや!!
日本で言う、小学校の登下校を一緒にするような「地区」が村って感じなのかな?
私の活動単位は、この「村」ですが
全部を回れるわけもなく。
いくつか村を選ぶことになります。
今のところ4つ。
本当はもうちょっと行きたいけど、全部の村 中途半端になるのは最低なのでこんなもんかな...
話を戻して。
その他この統計資料には、地域別で
グドロン(道がコンクリで舗装されてる道のこと)率
電気率
水の調達方法
水場までの距離
料理の方法(薪・炭・ガスなど)
家の作り(藁・石・土・トタンなど)
学校までの距離
などなど面白い統計がいっぱい載ってます。
だんだんめんどくなってきたので一部だけ紹介。
水)))
蛇口をひねって水を得られる率はブルキナ全土で6%(2005年)
しかもこれは首都や第二の都市に集中しています。
金持ちに集中しているとも言えます。
うちの地域(東部)で見ると0.6% その中にあたしも入ってるなあ。
井戸の利用者は全体の1割で、約8割の人が地面に穴を掘って水を探したり、
川や池やどぶの水を利用していることになる。
30分以内で水場に辿り着ける距離にいる人は全体の8割。
電気)))
スイッチを押して電気が通る率は全体の12%
これも首都や第二の都市に集中しています。
うちの地域(東部)だと2.5% 同じくその中にあたしも入ってるね。
主要な照明は灯油・石油等のガス灯(イメージは理科の実験で使うようなやつ。名前忘れた。)(6割)
懐中電灯(1割)
こちらの人たち、目がいいのか慣れなのか、暗闇でもいたって普通に生活している。
そしてブルキナベはたいがい暗闇が好き。
夜、明るい場所には人がいなくて、電気のない暗い店が繁盛する。
なんとも不思議。
料理)))
9割が薪利用。
ちなみに私はガス利用。
保有率)))
チャリ82%
バイク30%
車3%
ラジオ66%
テレビ13%
冷蔵庫5%
ベット50%
ブルキナベにとって、統計をとるに値する家財はこれで全てなのでしょうね。
なんか愛らしい。
シンプルだなあ~
まあ実際なくても生活できるしなあ。
ブルキナベにとって、他に財産となるモノと言えば、牛にロバくらいか。
よく質問されるんですよね。
「お前、牛飼ってるか?」って。
「牛飼ってない」って答えると、
「オレ牛飼ってる!」って勝ち誇った顔で自慢される。
ふ~~ん。で?? って思うけど(堪えるけど)
ステイタスなのでしょうねえ~
ちなみに上記7品目の中でひろみさんの保有物は、
チャリ、バイク、ラジオ、冷蔵庫、ベット。
結構持ってるな。
*目標* シンプルに生きよう
どーも、ひろみです。
あんまり更新してないと、更新しても誰も見てくれませんなぁ...反省。
蒸し暑い日々が続いています。気温は35度くらいでいい具合なんですが、
湿度の高いせいか、とても過ごしづらいです。湿度70%くらいあるみたい。ベトベトする。
そう考えると日本の夏って嫌だーね。べとべとして気持ちが悪い。
まだ40度越えのブルキナの乾季のほうが好きです。マシです。
体験してみませんか?
今日はブルキナファソの統計資料(Annuaire Statistique 2007)
を見つけて、読んでいたらなかなか面白かったのでご紹介します。
どうやって統計をとり集めたのかはいささか疑問ですが皆で目をつむりましょう。
近年10年間(1996~2006年)の統計資料
私の住む街 ファダ・ングルマ市(東部地域)において
平均年間降雨量は770mm
同じく平均降雨日数は71日
2006年の平均最高気温が35.7℃
最高気温が3月4月に41.3℃
2006年の平均最低気温が22.8℃
最低気温が12月1月に17.5℃
私が住んでる街ファダ・ングルマ市はブルキナの中では結構大きな街で、
ブルキナで5番目とか言われてるんです。
大きいって基準が人口なのか経済的な規模なのかなんなのかはわからんのだけど、
5番目とか言われてるんです。
だけどこの統計資料の人口ランキング
(Source : INSD, Résultats préliminaires du Recensement général de la population et de l'habitation 2006)
のところを見るとファダ・ングルマ8位とある。
人口は約4万人らしい。
この統計をとった年が2006年なので、4年間で逆転したんでしょうか。ありえるかな?
ちなみにブルキナ総人口を見ると、2006年は約1300万人とあります。
現在2010年現在、1700万人を超えているといいます。
以下、人口ランキングを載せておきます。
1位 首都ワガドゥグ 118万人
2位 ボボ・デュラッソ 43万人
3位 クドゥグ 8.2万人
4位 バンフォラ 7.2万人
5位 ワイグヤ 7.0万人
6位 カヤ 5.1万人
7位 テンコドゴ 4.0万人
8位 ファダ・ングルマ 4.0万人
9位 デドゥグ 3.7万人
10位 ウンデ 3.4万人
これを見てわかるように、首都はとっても大きな街ですが、
それ以外は大きいといっても7万人とか...
この国は、小さな小さな村が無数にあって、人口の約8割は村人。
村の人口は200人~5000人です。
例えばうちの地域(東部)で言うと、ファダ・ングルマ市に約4万人。
その周りの村々に約26万人て具合。
どんだけ村あるんや!!
日本で言う、小学校の登下校を一緒にするような「地区」が村って感じなのかな?
私の活動単位は、この「村」ですが
全部を回れるわけもなく。
いくつか村を選ぶことになります。
今のところ4つ。
本当はもうちょっと行きたいけど、全部の村 中途半端になるのは最低なのでこんなもんかな...
話を戻して。
その他この統計資料には、地域別で
グドロン(道がコンクリで舗装されてる道のこと)率
電気率
水の調達方法
水場までの距離
料理の方法(薪・炭・ガスなど)
家の作り(藁・石・土・トタンなど)
学校までの距離
などなど面白い統計がいっぱい載ってます。
だんだんめんどくなってきたので一部だけ紹介。
水)))
蛇口をひねって水を得られる率はブルキナ全土で6%(2005年)
しかもこれは首都や第二の都市に集中しています。
金持ちに集中しているとも言えます。
うちの地域(東部)で見ると0.6% その中にあたしも入ってるなあ。
井戸の利用者は全体の1割で、約8割の人が地面に穴を掘って水を探したり、
川や池やどぶの水を利用していることになる。
30分以内で水場に辿り着ける距離にいる人は全体の8割。
電気)))
スイッチを押して電気が通る率は全体の12%
これも首都や第二の都市に集中しています。
うちの地域(東部)だと2.5% 同じくその中にあたしも入ってるね。
主要な照明は灯油・石油等のガス灯(イメージは理科の実験で使うようなやつ。名前忘れた。)(6割)
懐中電灯(1割)
こちらの人たち、目がいいのか慣れなのか、暗闇でもいたって普通に生活している。
そしてブルキナベはたいがい暗闇が好き。
夜、明るい場所には人がいなくて、電気のない暗い店が繁盛する。
なんとも不思議。
料理)))
9割が薪利用。
ちなみに私はガス利用。
保有率)))
チャリ82%
バイク30%
車3%
ラジオ66%
テレビ13%
冷蔵庫5%
ベット50%
ブルキナベにとって、統計をとるに値する家財はこれで全てなのでしょうね。
なんか愛らしい。
シンプルだなあ~
まあ実際なくても生活できるしなあ。
ブルキナベにとって、他に財産となるモノと言えば、牛にロバくらいか。
よく質問されるんですよね。
「お前、牛飼ってるか?」って。
「牛飼ってない」って答えると、
「オレ牛飼ってる!」って勝ち誇った顔で自慢される。
ふ~~ん。で?? って思うけど(堪えるけど)
ステイタスなのでしょうねえ~
ちなみに上記7品目の中でひろみさんの保有物は、
チャリ、バイク、ラジオ、冷蔵庫、ベット。
結構持ってるな。
*目標* シンプルに生きよう