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東都2部・中央大学vs國學院大学 3回戦。

2008-05-16 23:39:17 | 野球観戦記
1勝1敗で迎えた國學院と中央大学の対戦です。
中大にとっては2部優勝のため、
そして我らが國學院には最下位脱出のため、
それぞれこの一戦がかなりのウエイトを占めています。


先発は、國學院・高橋くん。

高橋くんはこの中大戦、第1戦、第2戦とも先発し、
初戦は完投勝ちをおさめ、
2日間の雨天順延を挟んだ2戦目でも3回まで投げています。
そしてこの第3戦でも先発。
確かに、現在の國學院で試合を作れるピッチャーは高橋くんだけなんですけど。
それは分かってるんですけど。
でも、なんかもう…泣きそうなんですけど。ワタシ
打ってくれよう
勝ってくれよう
そして一方の中大の先発は、山崎くん。

山崎くんは力のある球を投げる素晴らしい投手ですが、
今シーズンのここまでの中大の試合を考えると
途中で制球が乱れてくる…はず。多分。

…そう思ったのですよ。試合前は。
どうして今日の山崎くんはコントロールが良いんだろう…
5回終了時点で、スコアは0-0。
中大が2安打、國學院は1安打。
しかし困ったことに、國學院は5回までで打者16人で9三振
おっかしいな~
ここんとこ、打線の調子が上がってきてたんだけどな~

6回表、國學院の攻撃。
8番・清水くんが0-1からの2球目をショートゴロ。

しかしショートの捕球位置が深かったため1塁へ投げられず。無死1塁。
9番・庄司くんがバントで送り、1死2塁。
1番・大石くんは1-1からの外角の球をライト前ヒット。

1死1,3塁という先制点の大チャンス。
打席に向かうのは2番・中澤くん。
…何か仕掛けてきそうだなあ…
初球は外角のストライク。
2球目は様子見でわざと外して、ボール。
ここまでバントの構えは一切ありません。
そして3球目。
ピッチャー・山崎くんの手からボールが離れた瞬間、
打席の中澤くんはバットを寝かせてバントの構え。

外角の、たぶん変化球じゃないかと思います。
バットの先っぽに当たったボールの転がった先は
無常にも3塁側のファウルゾーン
ああああああ、絶好の先制のチャンスが…
しかしまだボールカウントは2-1。
犠牲フライが出れば先制点。
しかし中澤くんは、ファーストへのファウルフライ。
んがああああ、1死1,3塁だったのに~!!
2死1,3塁と変わり、打席は3番・キミオくん。
カウント0-1からの2球目、やや高目の球を
鮮やかにライト線へ運びます

3塁走者がホームインして、
ようやく、ようやく國學院が1点先制。2死2,3塁。
もう1点欲しい…。
しかし続く4番・竹内くんはフルカウントからサードゴロ。
スコアは1-0と、國學院が1点リード。

7回裏、中大の攻撃。
國學院先発P・高橋くんのここまでの投球内容は、
立ち上がりでやや制球に苦しんでいたものの
3回から5回までは中大打線をまったく寄せ付けませんでした。
ワタシの贔屓目が入っているかもしれませんが、
ホントに中大の打者に打たれる気がしなかったのですよ。
6回に内野安打と死球で走者を2塁まで進めてしまいましたが、
そこまでは2塁を踏ませない、非常に安定したピッチングでした。
しかしながら6回はかなり制球を乱していたので、
やはり連投の疲れがあるのかな…というカンジでした。
そしてこの7回。
1死後、5番・鮫島くんが1-1からの高目の直球をライト前ヒット。

ここで竹田監督がマウンドへ向かいます。
ちなみにブルペンでは、6回あたりから
村松くんと畠山くんが投球練習を始めていました。
キャッチャーの清水くんも交え、かなり長めに時間を取ります。
ワタシの勝手な憶測ですが、たぶんね、
監督もピッチャー交代のタイミングを図りかねていたのではないかと思います。
そのくらい、今日の高橋くんのピッチングは頼もしかったです。
連投でめちゃめちゃ疲れてるはずなんですけどね。
結局、竹田監督は主審にピッチャー交代を告げました。
リリーフは村松くん。

しかしこの村松くん、制球が…

制球が…

なんか、ストライクが入らないんですけど…
1死1塁で、6番・村山くんに四球。1死1,2塁。
続く7番・林田くんがレフト前ヒット。

2塁走者がホームインし、同点。1死1,2塁。
代打・中村くんに四球を与え、1死満塁。
せめて同点でマウンドを降りてきて欲しい…
9番・志田くんの打席の初球で、スクイズ!!
しかしこれを志田くんが空振りしてしまいます。
3塁走者が三本間に挟まれてタッチアウト。
しかしその間に1,2塁走者がそれぞれ進塁。2死2,3塁。
これで村松くんも少し落ち着くかな?
カウント2-1と志田くんを追い込みます。
これでチェンジになって欲しい…
そんな願いも空しく、次の球は志田くんの足元で大きくバウンド。

勢いよく弾んだボールは、あろうことかそのまま客席へ飛び込んでいきました。
村松くんらしい豪快な暴投で、3塁走者がホームイン。
中大が1-2と逆転。
うう、追い込んでたのに…2死3塁。
打席の志田くんはセンター前ヒット。

3塁走者がホームインし、中大3点目。
1番・遠藤くんはファーストゴロに倒れ、ようやくスリーアウト。
スコアは1-3と、中大が逆転に成功。
國學院は継投策が完全に裏目に…

8回表、2点を追う國學院の攻撃。
ちなみに中大のマウンドは、7回から澤村くんが上がっています。
2死後、1番・大石くんはショートゴロ…
しかし打球を押さえた中大ショート・志田くんが
これをこぼしてしまいます。2死1塁。
続く2番・中澤くんが初球をレフト前ヒット

2死だけど1,2塁で、次の打者は今日2本ヒットを打ってるキミオくんだから
上手くすると点が入るかも…
そんなことを考えつつふと走者を見ると、
1塁走者の大石くんが2塁ベースを回っているところでした。
うそん
そんなに深い当たりじゃないじゃん
2塁を回った大石くんは3塁でタッチアウト…チェンジ。
スコアは1-3のまま。
…う~ん、何だかモヤモヤするよう

9回裏、2点を追う國學院の攻撃。
3番・キミオくんがセンター前ヒットで出塁。
うう、前の回でキミオくんまで回っていれば…無死1塁。
ここで中大はピッチャー交代。リリーフは美馬学くん。
続く4番・竹内くんもショートへの内野安打で続きます。
…ホントに、ホントに前の回で暴走がなければ…無死1,2塁。
途中出場の5番・斉田くんは送りバント。
しかし打球が打席の真ん前に転がってしまい、
キャッチャー・鮫島くんがサードに送球し、2塁走者は3塁でアウト。1死1,2塁。
6番・原田くんはショートゴロで、1塁走者が2塁アウト。2死1,3塁。
7番・伊藤くんはカウント0-2からの変化球を引っ掛けてセカンドゴロ。

1-3で、中大の逆転勝利でした。


逆転されてしまった7回に
高橋くんが続投していたらどうなったかなあ…とか、
8回に2死1,2塁でキミオくんと竹内くんに打順が回っていたら
どうなっていたかなあ…とか、
考えると色々と悔しい点が出てきてしまうのですが…
まあ、終わっちゃったものは仕方ない。
まだ最下位が確定したわけじゃないしね。
まだまだ終わらんよ。


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