残念な島

 

 

きりちゃんが寝ています。気持ちよさそうに寝ています。

どう見ても何かの上で寝ています。

そう、いつものように

 

 

もかちゃんの上で寝ています。

そしてもかちゃんは

 

…

 

…

 

りんちゃんのおちり枕で寝ていたのでした～。

5にゃん揃って暖かくて気持ちよくて、

幸せそうだから、これで良し‼

 

りんちゃんの大きさが際立って

気になるところではありますけれどね

 

 

 

それではケアンズ旅行の続きです。

 

ひと眠りしたらとことこ歩いてマリーナに向かいます。

陽が落ちたら潮風が気持ちよくて暑さも気にならなくなりました。

 

本日の夕食は「ダンディーズ」

口コミではファミレスみたいなところって書き込みもあったけれど

カジュアルですがステキなお店でした。

そもそもケアンズでドレスコードがあるお店って無いらしいです。

旅行者に限らずファミリーも多かったですし、

どのお店にもベビーチェアが用意されていました。

 

席に着くと「水と炭酸水どっち？」って聞かれたので

炭酸水を頼んだんです。

この食事はツアーに含まれており

専用コースメニューだったのですが

ホントは炭酸水は出したらダメだったみたい

後から来た日本人のウエイトレスさんが絶句していました。

もちろん請求は無しでしたけれどね

 

まず出てきたのはマンゴースムージー。

とっても美味しかったんだけれど、

のんびり飲んでいたら溶けてきちゃって、

最後の方はかなり薄味になっちゃいました。

美味しいうちに飲んじゃうんだった～、失敗

 

次に来たのは

さて、これな～んだ？正解は

奥がカンガルー、手前がクロコダイル

カンガルーは日本で云うイノシシやシカのようなもので

害獣として一定数の駆除が認められているようです。

やや硬めですが赤身で美味しかったです。

クロコダイルは鶏の胸肉からパサつきを無くした感じで

とっても美味しい

こんなに美味しいなら今後は鶏肉じゃなくワニ肉を食べる！

と思うくらい美味しいのですが

後日ガイドさんに伺った話では

ワニ肉は貴重でスーパーなどの小売りでは流通しないそうです。

お肉売り場は良く見なかったので

カンガルー肉が置かれていたかはわかりませんけれどね。

奥に見えているサラダも美味しいんですよ。

大陸のせいか

グアムやハワイと違って生野菜が新鮮なのがうれしいところです。

 

パンとバターとガーリックオイル　

このパンは滞在中に食べた中でナンバーワンでした

 

メインの「Isiyaki」

ブームなのかな？

あちこちのレストランで食べられるみたいなんです。

夫は大きなお肉

 

わたしは

お肉とシーフードのミックスにしました。

 

すっかり夜になりお店の照明もムーディでかなり暗いんです。

カメラのダイヤルをオートから決して動かさないわたしなので、

カメラが何とかピントを合わせようと悲鳴をあげつつ写せた一枚。

ピンぼけですがあの子の頑張りをほめてやりたい

 

エビやホタテには苦労するけれど

何故かイモは一発OK

頑張るところが違うなあ

 

サツマイモのようですが

サツマイモとジャガイモを足して2で割ったような感じです。

主食としてライスやパンの代わりに

このおイモが添えられることもあるみたい。

 

食後の紅茶はティーバッグで出てきます。

正々堂々とティーバッグで出てきます。

オーストラリア人は

イギリスからの移民を祖先に持つ人々が多いので

紅茶の消費量が多いんだとか。

でもポットじゃなくてティーバッグが主流のようで、

スーパーの紅茶売り場でも

沢山の種類のティーバッグが売られていました。

それにティーバッグのお茶でも美味しいんです。

 

デザートはアイスクリームのビスコッティのせ。

カリカリナッツとキャラメルソースがトッピングされていました。

 

レストランを後にしてホテルに戻ります。

ライトアップされた並木道がキレイですね。

もう夜の9時だというのに、それに平日なのに

子ども達がはしゃぐ声があちこちから聞こえます。

昼間は誰もいなかった公園も沢山の子ども達が遊んでいるんです。

海辺にある無料のプールも大賑わい。

この国の紫外線はそれほどに恐ろしいモノなのですね。

そして女性が結婚や出産をしても

当たり前に仕事を続けることができるオーストラリアですから

この時間を家族そろって楽しむひと時にできるのは

理にかなったことなのかも知れません。

 

1月24日になりました。

今日はちょっとバタバタ忙しい日です。

 

まずはお迎えのバスに乗り、

一路昨日食事したレストランがあったマリーナへ。

幾つかホテルを廻るって言っても10分もあれば着くのに

不必要にご立派なバスで

 

トイレまであるんです。

オーストラリアはシートベルトの着用義務が厳しくて、

違反すると運転手では無く

本人から3万円ほどの罰金を徴収されます、

って車に乗る度に言われます。

告知することも義務なんでしょうね。

 

思った通りすぐにリーフ・フリート・ターミナルに着きまして

カウンターで手続き。

 

グレートバリアリーフ観光の拠点であるケアンズ、

フェリーが沢山停泊しています。

この船に乗って向かうのは

ケアンズから一番近いグリーン島、

40分ほどの船旅です。

真ん中の席に座ったので景色は全然見れなくて

モニターのオプショナルツアー案内をボケっとみてるうちに

到着しました。

 

珊瑚が堆積してできた島の中で

唯一熱帯雨林の森を持つグリーン島

なんたって「サンゴ礁の中の珊瑚が堆積してできた島」です。

当然珊瑚やら沢山のお魚やらが見られると

信じて疑わなかったのです。

 

 

 メインビーチに到着。 

 紫外線が怖いので全身タイツ状態になっています。

白人の方たちなんて、

クラゲ除けも兼ねた薄手のウエットスーツみたいなのを着ていらして

完璧に全身タイツ着用者。

あっちにもこっちにも、もじもじくんが‼

このパラソル、有料で35ドルなんですよ。

知らずに荷物置いちゃいましたけれど、

料金徴収に来る前に気が付いて良かった

 

前にも書いたことがありますが、わたしは海やプールが嫌いです。

水が怖い訳じゃ無く、飽きちゃうんです。

10分もすると退屈しちゃう。

でも以前グアムでシュノーケリングをしたら

「水族館なんてもういらない!」

ってくらいの珊瑚と熱帯魚の美しい世界

シュノーケリングなら水中の耐性時間90分にアップ

あ、グアムの場合はナマコも転がっていますけれど…。

 

当然ワクワクしながら海に入れば

 

…

 

あれ？お魚いないね？珊瑚無いね？

 

このメインビーチ、

ライフガードが常駐ですし白い砂浜できれいなんですが

珊瑚やお魚はほとんどいないんです。

少しは見れましたけれど

期待値が大きすぎたので激しくガッカリ

 

本当は桟橋の近くのこのあたりや

このあたりの方が珊瑚やお魚が沢山居たらしいです。

でも結構な有料だったためライフジャケットを使わなかったので

安全第一、仕方ありません。

 

可愛い小鳥さんには会えました

 約3時間ほどで島を後にします。

着替えても紫外線対策の為「あまちゃん」状態。

 ここからさらに船に乗ってアウターリーフまで行けば

水族館のような海の世界が楽しめるそうです。

 

でも…

 

我々はケアンズに戻りますね

 

遠ざかるグリーン島。

 大変に申し訳ありませんが、

あなたはわたしの記憶の中に

「残念な島」として残り続けることでしょう。

期待しすぎちゃってごめんね。

 

海に浮かぶ灯台みたいなのに

 鳥が巣を作っているようですね。

 

 船の揺れに誘われてウトウトしちゃって

気づけはもうケアンズでした。

 

帰りは普通のバスでホテルに戻ります。

 午後も予定があるんですよ～。

 

続きます。