goo blog サービス終了のお知らせ 

☆つる姫の星の燈火☆

故郷を離れた訳

故郷があるというのは、素敵な事です。

しかし、そんな大切な故郷にもよい思い出ばかりではありません。

その事を思い出すきっかけがあったので、今日の記事にしてから、心の引き出しに入れて、鍵をかけようと思います。

アップしようかと迷いましたが、公開することにします。

私は高校の時から実家を出て高校へは自炊しながら通い、その後東京で暮らしましたが、22歳くらいの時とそれから数年後に、しばらく実家に住んでいた時期があ

りました。そのいきさつは、長くなるので私とアポを取って直接聞いてください(笑)

写真屋の父の仕事を手伝い、田舎の青年会に入り、地元の若い人たちと色んな活動をさせていただいていました。

しかし、田舎での暮らしに疑問や物足りなさのようなものを感じるようになりました。

「しがらみ」

東京では、どこの誰々ではなく、一人の人間「つるさん」として生きていられたけれど、田舎ではそうはいかないようです。

何々さんちのつるさん、として暮らさなくてはならないのです。

ずっと田舎に住んでいたら当たり前のことだったのでしょうが、私には違和感がありました。

ある時、どんなタイミングだったかは覚えていませんが、ある人にこんな言葉を言われました。

 

「あんた(も)変わっとるのう」 東京弁で言うと「あなたも、変わってるね」  爆

あんた・・・も・・・。

それは、とてもショックで不愉快な言葉でした。

その時のその人の顔も声もはっきりと覚えてます。

明るい太陽の下、背景には緑の山が見えました。周囲に何人かの人がいましたが、その言葉で時間がとまったようでした。

何も言い返せませんでした。私が何を言ったからそのような言葉をいただいたのかは覚えていないのです。

あんたも、の「も」の対象が誰だかよくわかりましたし、その人の言う、何が普通で何が変わってるのかの区別の基準が、その頃の私にもはっきりとわかりました。

この時、私は「もうここには住めない」と思いました。若かった私は、そう言われた事を、つい親にもしゃべってしまいました。

私が故郷を捨てようと思ったのは、その言葉がきっかけでした。もちろんその言葉がすべてではありませんが、引き金になった事は確かです。

捨てるというのは言葉が違うかも知れません。私が故郷に捨てられたのかも知れません。

しかし、今にして思えばその言葉があったから、今の私がここにいるんです。その言葉が、すでに20代の終わりにさしかかった私に再び東京でチャレンジする勇気をくれたのですから。

また、言葉は違うかも知れないですが、そのような悔しさが、のちに田舎の山猿の私が30過ぎてアメリカへ行く原動力になったのかも知れません。

始めは「逃げ」であったかも知れませんが、いまではあの言葉に感謝しなければ、とも思います。

私は故郷の大地と、そして父と母に大切に育てていただいたのです。両親やご先祖様に感謝を忘れてはいけないと思います。

それは今の私が、「社会の中で普通に」恥じる事無く生きられているからだろう、とも思います。もちろん、まだまだ道の途中で未熟者ではありますが。

そんな私にとって、「変わっている」「変人」と言われるのは、いまでは褒め言葉(笑)

たとえ相手がマイナスの意味をこめて発する言葉であろうと、生憎私にとっては最高の褒め言葉です。

人を傷つけるような事を平気でしたり言えたりするのが、普通の人なら、私は変人で結構です。

価値観は人それぞれで、何も否定はしないけれど、人は代々の家柄とか肩書やお金を持っているかどうかで決まるんじゃない。

また、100人の敵がいてもいい。たった一人の友がいれば。

そう割り切るにはずいぶん時間がかかりましたけど。

 

変、とはなんぞ。

チェンジじゃなくて、この場合はストレンジか。

私はいつもストレンジャーでいたいのかも。

だから旅にでるんだ(笑)自分を正当化する。

旅先でストレッチャーに乗せられない程度に(自爆)

 

今この辺でも、多分私は変人と思われています。あることない事いい廻る人もいます。

たまにイジメにもあいました(爆)

そろそろ逃げるか(爆爆)


今日の言葉

逃げても何も解決しないわ。

立ち向かうの。

名作サウンド・オブ・ミュージックの中で、5人の子の母になった時のマリアが悩む長女にかける言葉

 

しかしそれが、立ち向かう価値のある相手かどうか、そしてそこまで大切な問題かどうかにもよります。

そうじゃない時は、スルーする。戦う相手も選ばなくては。

 

最後になりますが、色々な地方を歩き回ってみて思います。

私は自分の故郷がいつまでも素晴らしい場所であって欲しいと思います。

故郷は場所ではなく人。

少数のエライ人、力を持った人がいい想いをするのではなく、暮らす人みんな、お年寄りや弱者と呼ばれる人たちも皆が笑顔で暮らせる町になって欲し

いです。みんなが自分の住む町を誇りに思えるように。

もちろんそこに住むすべての生き物たちの命が輝く場所でありますように。

世界はまず家庭からはじまり、そして小さな地域から大きな地域、そして国へ、世界へとつながるんだから。

 

支離滅裂になりましたが、変人つる姫にこれからもお付き合いくださればありがたいです。

ここで一句

変人を ちょっと変えれば 恋人に

つる

これを履いたらやめられないと聞き、こないだためしに、100均の5本指靴下履いてみました。

これで沢山歩きましたが、特に感動はしませんでした。

え?もっといいのを買えってか。こんな事にはケチるワタシ。はくのが面倒だから、もうはかないかも。

そうそ、あなた足の親指と人差し指(足もそういうのかはしらんが)どっちが長いです?

つるは見ての通り人差し指のほうが長いです。

しかしくれぐれも足の指で人を指さないようにね。失礼ですんで。

さあて、明日からのネタ探しネタ探しっと

感謝 合掌

つる姫

昨日カープは負けたけど、9回には6点差あったけどもしかしてー?と思わせるような場面も。そしておかげさんGが負けてくださりましてマジックも13に!あ、今日のGはアノGではござらん。

 

 

 

 

 


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

最近の「フォト&エッセイ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事