ララ「虹のインテリアを置いたわ、素敵でしょ?」
キキ「ますますメルヘンになったね!映えるよ!」
ピンポン
ヤギおじさん「ピーンポーン!この家インターホンなくて口で鳴らしましたよ〜」
キキララ「ヤギおじさんいらっしゃい!今日もうさんくさいニコニコ笑顔が素敵よ!」
ヤギおじさん「いやぁ〜褒めてくれて嬉しいです。いつも作り笑いってばかり言われてたのでね〜。今日も暇だからこうして遊びにきましたよ〜」
キキ「さっそく滑り台で遊ぼう!」
ヤギおじさん「滑り台ですか。。懐かしいですね、私の人生今まで滑ってばかりでしたね、、」
ララ「ヤギおじさん、変な意味で懐かしがらないの!」
ぐき!
ヤギおじさん「こ、腰が、、!」
ララ「ヤギおじさん大丈夫!?キキまだ滑らないでまだヤギおじさんいるわ!、、ってもう遅いわね、、」
キキ「ごめんよヤギおじさん、僕ヤギおじさんの頭踏んづけちゃってたね!」
ヤギおじさん「踏まれるのは構わないですが滑った衝撃で腰が曲がってそっちのほうが痛いですね、、!歳ですね〜、、」
ララ「そんなことないわ。次はハンモックでゆらゆら昼寝しましょ!」
ヤギおじさん「ええ。ハンモックで昼寝、楽しみです」
キキ「僕たちが足でゆらゆらさせるからね!ゆっくり昼寝してね」
ララ「でも手の方がよくない?足だとよろけてバランスが、わわわ!」
ドーン!
ララ「ヤギおじさんごめんなさい!まだ揺らすテクニックがなくて、、大丈夫かしら?」
キキ「あれ?ヤギおじさん、サンリオってかいたタトゥーが彫られてあるよ」
ララ「ヤギおじさんて立派なサンリオキャラだったのね!?知らなかったわ!それよりヤギおじさんを部屋に運びましょう!」
ヤギおじさん「こ、ここは?」
ララ「目が覚めたのね!記憶はなくしてない?大丈夫かしら?ハンモックから倒れたのよ」
ヤギおじさん「大丈夫ですよ!みんなありがとう!」
キキ「、、ヤギおじさんって僕たちと同じサンリオキャラだったんだね!タトゥー見たんだ。」
ヤギおじさん「あああれですか。。見ましたか。懐かしいですね。そうです私があの有名なサンリオキャラ、ハローキティに出てくるヤギのゆうびんやさんなのです。もうずいぶん昔に活躍しましたよ、過去の栄光ですね、今は知らない人多いでしょうけども」
ララ「でも有名なあのサンリオだし、キティちゃんと一緒にアニメ共演したことあってヤギおじさん凄いじゃない!誇りを持っていいのよ!」
ヤギおじさん「ははは、そうですかね〜」
チュー助「サンリオのネームバリュー持っててもたいしたことないでちゅ!知らないやつのが多いでちゅ!むしろ俺のが世間一般の認知度が高い有名ハムでちゅ!」
キキ「チュー助だ!マウント取りにきたんだな?ヤギおじさんを見下して優位に立ったつもりなんだな!本当は有名なサンリオキャラってところに嫉妬してるんじゃないか?」
チュー助「つもりじゃなくて、本当に優位なんでちゅ!俺なんかあの有名なアミューズメント会社の、ころはむコロンのぬいぐるみのもっちりシリーズ。元はカスタードちゃんて名前でちゅ!タトゥーもあるでちゅ!」
ララ「それタトゥーじゃなくてタグよ、おバカね」
キキ「それにころはむコロンってそんなに有名なのかな?世間一般では認知度低いような、、」
チュー助「有名に決まってるでちゅ!大勢の人目がたくさんつく場所で俺がそこにいてたくさんの人から見られてるんでちゅからね!俺を欲するように狙う奴もいたでちゅ。ちなみに拾い画像でちゅが、これでちゅ。」
チュー助「ここが俺の伝説のステージなんでちゅ!」
ヤギおじさん「伝説のステージもなにもアミューズメント施設でUFOキャッチャーにいたらそりゃ大勢の人目がつくでしょう。でもアミューズメントの中では有名ですが世間一般の認識はそこまでではないかなと」
キキ「チューの生まれはUFOキャッチャーの景品のぬいぐるみで、カスタードちゃんてゆう可愛い名前だったんだね!ここでは飼い主に中村チュー助ってダサい名前つけられててこんなキャラ設定なのが面白いギャップがあるよね!」
チュー助「わ、笑うなでちゅ!よし、元サンリオの古株キャラのヤギおじさんと、アミューズメントキャラの俺じゃ、どっちが人気者か勝負でちゅよ!」
ヤギおじさん「元ではありません。この刻まれたタトゥーをみて今も私は立派なサンリオキャラだと誇りに思ってます、受けてたちますよ!」
ヤギおじさん「必殺!ツノドリルアターック!」
チュー助「ぐうう!やるでちゅね!でも俺はぬいぐるみだからおまえのツノなんざ痛くないでちゅ!綿がたくさん詰まっててよかったでちゅ!」
ララ「ええ!?人気対決って、普通は人気投票とかじゃないの?格闘バトルなのね、、」
キキ「どっちが勝つのかなこの勝負!いいぞやれやれ!」
チュー助「俺の必殺!ハムハムグラビティアタック!」
ヤギおじさん「ぐはっ!こ、腰が、、!」
チュー助「どうやら勝ちは見えたでちゅね」
ヤギおじさん「君は甘いねチュー助。さっきのは君を油断させる演技。私はプラスチック製の人形なので君のぬいぐるみ体重では私の腰が曲がるわけがないのです」
チュー助「な、なんだとでちゅ!あのハムハムグラビティハムハムアタックが効かないとはなんたる頑丈さでちゅか!」
ララ「なんだか見ててバカバカしくなった、もういいわ、、」
キキ「うん、なんだか僕もそう思えてきた」
ヤギおじさん「はあはあ。なかなか男同士のいい戦いでしたね」
チュー助「俺もでちゅ。おまえもなかなかやるでちゅね。お互い引き分けでちゅね」
ララ「それより、暴れて壊した玄関と窓、弁償してよね。」
チュー助「俺からぼったくろうなんて無駄でちゅよ。これはプラスチック製でこうして立てれば大丈夫でちゅ。俺賢いでちゅからね!」
ララ「おバカかと思えば意外と現実的ね、、」
キキ「ヤギおじさんが自分でプラスチック人形ってネタバレ明かしたからこの家の作りも分かったんじゃないかな。二人とも有名そうで少しマイナーだし良いコンビになりそうだね。」
おしまい。