こんにちは。サンパウロは晴れています。
数日前に停電のことを書きました。
以前にもサンパウロは停電が多く、ビルや住宅の他、信号機なども停電で消えてしまったり、点滅したままになったりするため、とても危ないというような事を書いたような書かなかったような(笑)。
それはさておき、何故こんなに停電するのか・・・?
電線が切れ、その復旧に時間がかかるとか云々聞いていましたが、つい2~3日前の新聞によると・・・。
「サンパウロ市内では、月平均150Kmにわたる電線が盗まれ、転売されているため、高価な銅線から安価なアルミ線を採用することにした。」
だそうです(笑)。
そりゃ停電しますよね(笑)。
「サンパウロ市は市内のトンネルの周囲を警備するため、民間警備会社と契約した。」
トンネル内の電線がよく盗まれるための措置だと思いますが、そこだけ警備しても年間2000Kmのうちのほんの一部では・・・?(笑)。
「盗まれた電線の復旧費用は、電気代や電話代に上乗せされる。」
ブラジルの電気、電話代は高いと言われるようですが、そんな原因があったとは(笑)。
「公衆電話、信号機他、一般家庭への影響も大きい」
ほんと、困ったもんです(笑)。
我が社のコーヒー加工が大幅に遅くなったことがあります。
原因は停電でした。
泥棒に電線を盗まれて電気が来ないので
工場が動かないとのことで!
1週間操業停止でした。
どこかの泥棒が晩飯代に電線を盗んだんだろう!
でした。
日本では信じられないことですよね!
あの時は入荷が遅れて困りました!よ!
そうでしたか・・・。
ブラジルでは何が起こっても不思議ではなく、しかも被害者は泣き寝入り(というかあきらめ)が基本です(笑)。
停電然り、自動車事故然り、強盗然り・・・。
大概のことを許してしまう国民性が良いのか悪いのか・・・。厳密に言えば許しているわけではないのですが、多勢に無勢といったところです。
不思議な国です(笑)。