ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

リゾート・ホテル

2008-12-02 03:11:47 | 旅行などなど

こんにちは。サンパウロは晴天です。

ブラジルで今回アングラ・ドス・ヘイスで泊まったようなリゾートホテルに行くとよく見かけるのが1日の過ごし方プログラムです。
これは大人用と子供用があり、例えば朝食後はプールでゲームをしてその後は海岸でビーチバレーやビーチサッカーをして、昼食後は…、夕方はテニスやミニサッカーをしてという具合に、朝起きてから寝るまでのイベントが時系列に日替わりで掲示されます。

もちろんこのプログラムへの参加不参加は自由ですし、部分的に参加することもOKです。料金はかかりません。
それぞれのイベントの開始・終了時刻や開催場所も書かれていますので、参加したければその時間にその場所に行けば良いだけです。
ホテル専属のトレーナーが付いて進行を行います。
例えばミニサッカーなどであれば、見ず知らずの人達に混じってボールを蹴る事になるのですが、そうしているうちに自然と仲良くなるわけです。

特に優れているのが子供向けプログラム。
さすがに朝食は家族でとるものの、その後は子供たちはトレーナーと一緒に過ごすわけです。
子供たちをトレーナーが面倒見ている間は親たちはのんびりとリゾートで過ごすことになります。
子供たちも運動したり泳いだり、ビデオを観たり、ホテル内の探検ツアーに行ったりと盛りだくさんなので飽きることはありません。
また、昼食や夕食も子供用メニューのビュッフェをトレーナーや仲良くなった友達と一緒に食べたりします。
そこに親は介在しません。

トレーナーは子供を見かけると気さくに声をかけて一緒に遊ぼうと誘います。
そうして滞在中に何度か遊んでいるうち、すっかり仲良くなります。
子供にとっては楽しい想い出もできますし親にとっても楽なシステムなのです。
そうなるとリピーターも増えるのではと思います。

日本では何かあった時の責任の問題が大きいのでなかなか導入するのは難しそうです。またベビーシッターとして預けると有料であったりと必ずしも快適なサービスでは無いと思います。
ブラジルは自己責任の国ですし、そもそもそこまで考えているとも思えません。
大人も子供もそれぞれが楽しく過ごすことを中心に考えたときにこういうシステムになったのかもしれません。
少なくとも子供たちは楽しそうに参加していますし、見知らぬ子供同士でもすぐに仲良くなっているようです。

しかし、この時間割は…小学校の時の「夏休みの1日の過ごし方」を思い出します(笑)。