毎朝のルーティンだが、「暴れん坊将軍」。きょうのゲスト女優は若林志穂だった。出演当時20代前半。小6で美少女グランプリを取ったほどの逸材だっただけに、引き付けるものはあったね。生き生きしていた。役どころは、飛脚。しかも両替商の間を行き来する特約飛脚だった。
父親の跡を継いだ本人は誇りを持って仕事をしていたが、実は勘定奉行と両替商が組んだ悪事に利用されていた。それにしても、このシリーズだけでもこれまで15回くらいのうち、勘定奉行が悪の黒幕だったのは5件はあったと思う。前にも書いたが、吉宗の任命責任は問われなくていいのか。
ま、それはいいとして、若林は吉宗が市中に出るときに扮するに徳田新之助に、勘定奉行の悪事の証拠を得るために若林が両替商に配達する荷物の中身を見せるように、懇願される。荷物を見ることは死罪に値する時代だったが、若林は吉宗にもらった一輪のユリにその真意を知り、死罪を覚悟に荷を開け、勘定奉行の悪事の証拠を明らかにした。
お縄になることを覚悟していた若林だが、大岡忠助が届けたのは、吉宗の「これからもユリのようにきれいにいきてほしい」というふみだった。新之助が吉宗だったことを知り、涙して感謝していた。