Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

カーブの先を右左折する際の寄せ方

2010-04-10 21:58:47 | Weblog

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カーブの先で右左折する場合には、
カーブを出たらすぐに、右や左に寄せて進むことになります。

でも、右や左に寄せるからと言って、
“左カーブの先で左折する時”や“右カーブの先で右折する時”には、
わざわざハンドルを右や左に取らなくても良いのですよ。

例えば左カーブの場合、
カーブの中ではハンドルは左に回した状態にあるわけです。
カーブの後半でハンドルをまっすぐに戻していくのですが、
その戻し加減をゆっくりにすれば、
車は自然に左に寄れていく理屈です。

もちろん、
ドライバーの視線は、
左寄せなら左縁石や水切り線の先に、
右寄せならセンターラインの先に、持って行き、
カーブを出るためと進路変更のためとに共通するアクセルを踏むこと
(すなわち「前見て加速!」)
を忘れないでください。

説明だけ聞くとちょっと難しそうですが、
コツをつかめば意外に簡単にできてしまいますので、
余計な肩の力は抜いてやってみると良いでしょう。


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プラグって何ですか?

2010-04-08 22:53:29 | Weblog

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随分前になるが、
ある教習生に、「ディーゼル車にはプラグが無い」という話をしたところ、
「プラグって何っすか?」と尋ねられて、面食らったことがある。
「燃料を爆発させてエンジンが回るってことは知ってる?」と聞いてみたら、
それもよく分かっていなかったようだ。
ちなみに、その教習生は、男性。

なるほど、昔と違って今は、
車の構造については、学科教本にごく簡単に書かれているだけで、
そんなことは勉強しなくても、免許は取れてしまう。
確かに、
エンジンの“4サイクル”とか、ましてやディーゼルエンジンの仕組までは、
そういう仕事に就くのでない限り、不要な知識かも知れないが、
「燃料を爆発させる」ってことすら知らないのには、さすがに驚いた。
本当はディーゼルエンジンについて話題にしたかったのだが、
そんなのはどこかへ吹っ飛んでしまった。
たまたま、その教習生がそうだっただけかも知れないが。

今在籍中の教習生の方々には、さすがにこまでの人はいないでしょうね。
(「いない」と信じたい… 恐くて聞けない…)


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力強い加速は1段低いギアで

2010-04-06 23:58:54 | Weblog

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短い距離で加速しなければいけない場面があります。
例えば、
・追い越しをする時
・高速道路の本線に合流しようとする時
・所内試験で、一定の速度まで加速するよう指示された時
etc.etc...

こんな時には、
通常よりも1段低いギアを使って走りましょう。

「速く走るのだから高いギアなのでは?」
と思う人もいるかも知れませんが、
高いギアでは、加速する力が弱くなってしまいます。
より力強い加速を得るには、低いギアを用いるべきなのです。

減速チェンジするか、
あるいは、敢えて加速チェンジしない、
AT(オートマ)はキックダウンを使う、
などの対処が求められます。


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ボンネットの右前の角

2010-04-04 19:25:43 | Weblog

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路上運転を始めたばかりの人などは、
左に寄り過ぎて走ってしまうことがあります。
対向車を意識してこの症状が出る人も多いのですが、
対向車が来ていない所でも左に寄り過ぎている人も、たまにいますね。
そういう人は、きっと車両感覚がつかめていないのでしょう。
自分の車体を実物より大きく感じてしまっていることが原因と思われます。

では、車両感覚をつかむにはどうしたら良いか?
それには経験しかありません。
練習していくうちに車両感覚もつかんでいくしかないのです。

…と言ってしまうと身も蓋も無いので、
取りあえず、慣れていないうちは目標を使って運転してみましょう。

その目標は、「ボンネットの右前角」です。
セダン型の乗用車の場合、運転席から見て、
ボンネットの右前角がセンターラインに上に見えていると、
丁度、自車線を守って走れているはずです。
狭路課題の「S字コース」でも似たような目標を使いましたが、
その意味することは違いますので、混同しないでください。

いずれにしても、このブログで何度も書いているように、
目標を使って運転するのは“邪道”です。
早いうちに車両感覚をつかむように心がけてください。


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運転指導という仕事の醍醐味

2010-04-02 23:24:52 | Weblog

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教育学部を卒業している小生ですが、
「教える」という仕事は学校教諭に限られたものではないと思っています。
「運転できるようになりたい」と思って来る人に対して、
そのお手伝いをさせてもらえるこの仕事は、本当にやっていて楽しいです。

例えば『車庫入れ』とかが、“私のアドバイスで”できるようになったのを見るのは、
この仕事の醍醐味と言えるでしょう。
助手席で「上手にできるようになりましたね」と言う時、
もしかしたら教習生本人よりも教えているこちらのほうが嬉しがっているかも知れません。

教習生は運転免許を取ることが目的ですから
試験に合格した時こそ、一番嬉しいのでしょうけど、
残念ながら小生はその感動をリアルタイムで共有することができません。
(でも、合格の報告を聞くのは嬉しいに違いありませんが。)

この商売は基本的にマンツーマン対応なので、大きく儲けられる商売ではありませんが、
損得勘定ではなく、やっていて楽しい仕事なので、体が動く限り続けたいと思っています。
それこそ、「前見て加速!」で。


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