なんか作ろぐ

pikukoの山暮らし的手作り生活。

葉っぱシリーズ(4)バリ・ジェンガラケラミック

2005年07月14日 | 好きな器
ずぅ~っと前になるが、インドネシアのバリで、バナナリーフの形のお皿を買ってきた。
たしかこの頃は、まだ日本には、このジェンガラケラミック社の食器はまだ入ってきていなかったんだと思う。
どうしても欲しくて、バリでそのためだけにタクシーを飛ばして行った記憶があるから。
(でも今では、アジアン雑貨を扱うお店で、よく見かけるようになった。)

このお皿、ワンプレートごはんの、ナシゴレンとか、チャーハンとか、カレーとか、ゴボウひじきご飯とか、ごはんものがすっごく似合う
かと思えば、トマトトーストの朝ご飯とか、バーベキューにも、トマトとバジルとモッツァレラのサラダ“カプリチョーザ”にも似合う
ばんのー

<トマトトースト>
レシピ:おいしいパンをトーストして、カルピスバターを塗って、完熟トマトの輪切りに、塩こしょうをしただけ。でもシンプルなこの組み合わせがベストなのだ
(写真はいまいち・・・かなしー)


このバナナリーフプレート、最近になって、大活躍するようになった。
(長~い潜伏期間だ・・・)
お外でのごはんが増えたせいもある。

そこでもう少し買い足そう、ということになった。


が、いくつもお店を見たが、買ってきたのと同じ、マットな釉薬のミントグリーンのものは見つからない。
みんな光沢のある釉薬で、ちょっと緑も濃い。え~~~ん

諦めきれずにまたネットで探したお店に問い合わせしてみた。
なんと、pikukoが探しているタイプのものに心当たりがあるので、現地で探してきてくれると言う。
なんてすばらしいお店だ
今回はプライベートな旅らしいのに・・・

あとは在庫があることを祈る、待ち状態のpikukoであった。
(わがままpiku・・・でもお気に入りなの・・・)


葉っぱシリーズ(3)ごはん茶碗

2005年07月13日 | 好きな器
pikukoの家から自転車で5分くらいの所に、おしゃれな花屋さんがある。
行きつけの、こだわりの日本酒がいっぱい置いてある酒屋さんの前なので、時々ふらっと寄る。

この花屋さん、一緒に器も置いてある。
花屋さんが選ぶ、器・・・それだけでナチュラルなものがありそうな気配。

ここで見つけたのが、このごはん茶碗たちX4。



なんでも、益子に窯をもったばかりの若い陶芸家のカップル(なんか古い言い方だけど、花屋さんがそう言っていた)の人たちが作ったものだという。
まだ試行錯誤している状態で、だから逆になかなか同じ物は出てこないという。
かえって、おもしろいかも

たしかに実は、使ってみるとちょっと不安定・・・
でも今まで、酔っぱらっていても壊してはいないから、適度な緊張感がよかったりして・・・


ちなみに今日、「通販生活」で買った炊飯器が届いた。
たしかに炊飯器で炊いたとは思えない炊きあがり!
見た目は固そう、つまり、ひと粒ひと粒がしっかりして、お米が立っている。
でもお米の粒それぞれが、ぱんぱんに膨らんでいるみたいな感じで、歯ごたえがあるのにふっくら、甘い。
またごはんを食べ過ぎそーですっごく危険だ


「pikuko体育会系になる」の巻

2005年07月12日 | pikukoの日々
<MBTという靴>

今日は、3ヶ月ぶりに青山の美容院に行く。
ほんとは2ヶ月に1回は来い、と美容師さんに言われているのだが、出不精のpikukoには、いつもこれが限界だ。

しかも、めずらしくサンダルなんかでおしゃれに歩いていたら、足にまめができてしまった。
情けない
もう、スニーカーと長靴しか履けない体になってしまった・・・。


でも今日、2足目のMBT(マサイ・ベアフット・テクノロジー)の靴(やっぱりスニーカーだが)が届いた。夕方の犬の散歩からはこれを履く。

これがトレーニングに最高の靴なんだ(現時点でのpiukukoランキング)

スイス製。靴底が厚くて、すごく反っている。
これで歩くだけで、脚だけでなく、体幹部の筋肉、つまり腹筋背筋あたりに効くんだ。
姿勢がよくなり、お腹がへっこみ、体のバランスが良くなるみたいだ。

「シェイプウォーカー」という某有名メーカーの靴も見た目はちょっと似ているが、中身は全然違う。pikukoはこれも試したが、これで歩くと何故か腰が痛くなるので、すでにさよなら(=処分)してしまった。

この靴(MBT)は「Tarzan」からNHKの「今日の健康」まで(カバー範囲が広くってすごい)、色んな雑誌で紹介されているみたいだ。もちろん、スキージャーナルにも紹介されていた。

この靴を履いての歩き方・走り方ビデオ&DVDが、毎回一緒に送られてくる靴だってこと自体、生半可なものではないことがわかるだろう。
見た目よりトレーニング効果優先のマニアックな方におすすめ

MBT(マサイ・ベアフット・テクノロジー)



<今どきのスポーツクラブ>

実は今年の冬、スウェーデン製の車に追突され、pikukoはむちうちになってしまった。
(頑丈で有名なその車よりも、リコール問題で大変な状況にあるところの車の方が、雪道には強く、頑丈だった。だから悪くはないよ、あれも。)

だましだまし冬は乗り切ったものの、ここ2ヶ月は治療に専念し、やっとここで完治させることができてきた。(断言できていないが)
そこで、ストレッチからきちんと始め、体を作り直すことにしたのだ。


近くにヨガの専門クラブがあるので調べ始めたが、あまりにもそこはマニアックだった。
友達曰く、「私の体を見て!すごいでしょ!新人は後ろの方にいなさいよ!」状態だって。

なので、ちょっとお世話になっている整形外科のお医者さんが経営しているスポーツクラブに通うことにした。
(今日、早速入会!

まずはストレッチクラス
それから是非ともピラティス
たぶんやりたくなってHIP HOP、だろうな。

(実は3年ぐらい、スポーツクラブでHIP HOPとかFUNKのクラスに出ていたことがある。ちゃんとダンススクールに通おうかと思っていたぐらいだった。)


ジムでは、個人別のトレーニングメニューや、これまでのトレーニング履歴や消費カロリーの履歴まで管理されていて、各人専用キーを差し込むと一括表示される。すごい。

今日は見学と手続きだけだったが、筋肉量(右腕・左腕・右足・左足・体幹部と分けて)や水分量、体脂肪率や脂肪の重さ、骨量から何から、詳細に判る測定もやってもらった。

データシートももらってきたが、最後に点数がつけられていた。
フィットネススコア、100点満点で93ポイント
これはすごい高得点なんだって
90点台ってなんかうれしいね
なんかのテストの点だとよかったのにね


葉っぱシリーズ(2)ヴィレロイ&ボッホ

2005年07月11日 | 好きな器
磁器なのに、なんとなく暖かみがあるのは、地の色が真っ白ではないからだろうか・・・
葉っぱシリーズ第2弾、日本の食器に見える、でも独のメーカー「ヴィレロイ&ボッホ」のお皿。
CITY PARKシリーズ。

カントリー調ではないけど、葉っぱシリーズ。
だから"CITY PARK"のネーミングはぴったり

このシリーズのカフェオレカップ(かな)は、ジャン・レノが出た、トヨタの車(アルファード)のコマーシャルでも使われていた。


車の中で女性を雨宿りさせてあげることにした、ジャン・レノ。
中で待つ女性に、ジャン・レノがソーサーで蓋をできるタイプのカフェオレカップで、(たぶんカフェからテイクアウトして)カフェオレかカプチーノかを持ってくる。

蓋を開けると、そのカフェオレ(かカプチーノ)のミルクの泡に模様が描いてあるのを見て、女性が嬉しそうに声を上げる(たしか)。
しかもその絵は、カップに描いてあるのと同じ葉っぱの絵!
それがこのシリーズ、CITY PARK、葉っぱ模様。


これがやりたくて、pikukoは手動でシュポシュポとカフェオレ用のホットミルクを泡立てる道具を買った。
が、手動ではあんなにきめ細やかにはならないんだな。なかなか。
でもミルクが柔らかくなっておいしくなるので、気に入っていた。
が、数回やったところで、割られてしまってあっけなく・・・
お・し・ま・い

 暑・・・

本白根ハイキング

2005年07月10日 | 山野草と庭仕事
昨日は実質4時間も歩いてしまった。一面のコマクサを求めて・・・

ガイドブックにある「本白根探勝(本白根一周)(鏡池)コース」と「逢ノ峰登山コース」と「弓池一周コース」を合わせたルートを今回制覇。

下界は霧雨と深い霧、でも白根は雲の上で、薄日が差していた。
どーせ見えないし、雨だし、と、車で向かう途中は、モチベーションが下がりきっていたpikukoも、弓池の駐車場に着く直前にあたりが急に明るくなってきたので、気力が戻ってきて、出発!

1時間も歩いた頃か、一面のコマクサのお花畑にかんどー
お花畑はいろんな斜面に色んな向きで、次々と現れ、これだけ広い範囲に見られるとは思っていなかったので、さらにかんどー

高度も斜面の向きも色々だったので、終わりかけの場所もあれば、まだつぼみのところもあった。まだ来週でもなんとか大丈夫そうだった。

ここには白いコマクサもあると聞いたのだが、pikukoたちには見つからなかった。
ので、一番大きな望遠レンズのカメラを持っている人に聞いてみる。
ばっちり、「1株だけありましたよ」と教えてくれた。

でも1株
何千株、何万株の中の1株じゃあpikukoたちには見つからないはずだ


鏡池のところでお昼休憩
今回は、明太子おにぎりがおいしかったな。

鏡池湖畔では、ハクサンチドリを見つけた。あざやかだった。


最後に弓池も1周した。
ここにはワタスゲが風にたなびいていた。


それ以外にも、ハイマツや、ツマトリソウ、ゴゼンカタバミ、マイヅルソウ、クロマメの木、ハクサンシャクナゲなどが咲いていた。

人は多かったけど、色々見れて(何度もうるさいけど)かんどーの一日だった。


別の意味でも実は、pikukoは密かに喜んでいた
だって、5年くらい前は山野草の名前なんて、ほとんどわかっていなかったんだもん。
ほんと、人間、積み重ねが大切なんだな

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(↓)今回、参考にした本はこれ。
草津・白根山のルート説明とそこで見られる高山植物に特化してあって、
非常にわかりやすく、歩きながらも使いやすい本だった。おすすめ!
花かおる草津・白根山

ほおずき書籍

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葉っぱシリーズ(1)寄せ木細工の箸置き

2005年07月09日 | 好きな器
うれしいことに、この前「蚕と桑の実」のとこで、アイス&Jelly画像に写っていた、寄せ木細工の木のスプーンをコメントでお褒めいただいた。
なので、おそろいの箸置きと一緒にご紹介

これはタイ(Thailandのタイです)で作られたもの。
確か自由が丘の「karako」というお店で購入したんだったと思う。たぶん

箸置きが3色、スプーンでも2,3色あったはずだ。
といっても、自然の木を使っているから、色は1つ1つ違う。それがいいんだな。

スプーンはまるっこさが、なごむ。

日本でも、○まくらの寄せ木細工は有名だが、引き出しとか箱とかお盆とか、あってもモダンな柄の茶筒とかしか見たことがない。
(つまりそれは持ってるってことだ


技術的にすっごく高度で細かな柄を作れるようになることは、確かにすばらしい。
だけど、確かに職人さんにとっては、シンプルで簡単でやりがいはないかもしれないけど、この箸置きやスプーンのように、デザインやアイデアがおしゃれなものを作ってくれたら、絶対にpikukoはいいお客さんになるんだけどなぁ・・・。

何ごとも技術力にセンスが加われば、強いんだな。

pikukoのところには、葉っぱシリーズで色んなものが集まってきた。
ちょっとずつ紹介していこうかな。


 のち 

なんでも植えよう(2)ひまわり

2005年07月08日 | 山野草と庭仕事
(1)がないのに、(2)を作ってしまった。(1)は昨日の百合根の話、のつもり。
今朝、急に思い出して、今度はひまわりの種を植えた。

これは野鳥のえさに、ひまわりの種を(週末)あげているのだが、ときどき、気に入らない種を下に落とす輩がいる。
(だいたいそういうことをするのは、ゴジュウカラとかだ。性格悪いんだ、ゴジュウカラは。
これは長くなるのでまたいつか、ゆっくり・・・)

それが苔の上に落ちて、雨を浴び、芽を出していた。

それを持ち帰ってきて、こっちの庭に植えようとしていたのだが、なんと濡れティッシュの中で、4日も経ってしまっていた。(ひど・・・)

それがこの状態

(もっと長く伸びているのもあった。うねっているのとか、まっすぐなのとか、色々)

こんな状態では無理かもしれないが(時期も遅いし)、とりあえず、花壇に植えてみた。
あわよくば、来年の野鳥のえさが採れるかもしれない
どうなったかは、また報告する....OVER....gaaaaa


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<今日の一品>

“産直”しいたけのしょうゆ煮(炊き込みご飯に)

pikukoはこれで、しいたけが好きになりました



うちの玄米ごはん

日本放送出版協会

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百合根の正体・・・

2005年07月07日 | 山野草と庭仕事
たまに家にある野菜から芽が出てくる。スーパーで買った野菜だ。

前にジャガイモから芽が出てきたので、花壇に植えてみたところ、
あっという間に、いかにもジャガイモらしい(当たり前だ)葉が生い茂ってきた。
ふつうジャガイモは梅雨にはいると腐りやすくなるので、その前に収穫すると聞いたので、pikukoも収穫!
だが、植える時期も遅かったし、畑に比べて陽当たり具合が足りないし、食べれるものは育たなかった。
それに種芋は、ちゃんと消毒したものを使わないと、腐ってしまうらしい。
その通りだった。


これに懲りないpikukoは、今度は芽が出た百合根を花壇に植えてみた

お正月に百合根のきんとんと作ろうとして、くじけたために残っていた、スーパーで買った百合根だ。
百合根からはなぜかすでに2箇所から芽が出ていた。
土に植えたのは・・・4月だったかなぁ?

こんなてきとーなpikukoの期待に応え、百合根は花を咲かせてくれた!

 が!!!

 これはオニユリではないか!?

(う、画像撮り損ねた。斑点のある、オレンジ色の花だ)

百合根はてっきりヤマユリ(たぶん白い花)の根だと思っていた。
最近の百合根は違うのか!!


昔、父親が、庭にヤマユリの根を植えたことがあるらしい。
きれいな花が咲くのを楽しみにして・・・。

が、ある日、食卓に百合根が出てきた!
おばあちゃんが、庭から掘りあげてきて、料理してしまったのだ
(う~ん、“らしい”)

それ以来、ショックを受けた父親が、花を育てている姿をpikukoは見た覚えがない・・・


苔の育て方ガイド

2005年07月06日 | 山野草と庭仕事
 「今年はスギゴケはだめだ

近くの造園業の人が言っていたらしい。

 「今年は火山灰が降ったからダメなんだ」

(pikukoは実感はわかないが・・・)


火山灰が降るとダメなのは、土壌が極端にアルカリ性になってしまうからか?
それとも硫黄が含まれているから、極端な酸性になるからなのか?


苔にはそれ以外にも、天敵がたくさんいる。

春、雪解けの後、できるだけ早い内に落ち葉を掃いてしまった方がいい。
落ち葉の下に隠れてしまった苔は、陽が当たらなくて枯れてしまうから。

GW明け、ナラのドングリが次々と芽を出し始める。
今年は異常なくらいの発芽率だった。(↑最初の画像)

これが結構、根が深くなる。それに葉っぱが大きくなってくると、苔に降り注ぐはずの日光を遮ってしまう。
(まあ、ドングリから栄養をもらって成長するのが2年ぐらいらしいので、その後は成長せずに枯れる方が多いらしいが)

春~夏には、よく楢の木から、ヤドリギの破片が落ちてくる。
ヤドリギ自体、やっかいもので、できることなら高所作業車を借りてきて、ぜんぶ取ってしまいたいと思っているんだ。
でも、なんせナラの木は高さが20m以上になってしまっているから、どーにもならない。

梅雨~秋、こんどはキノコの季節だ。
pikukoの家の苔の上には、様々なキノコ達がこれから生えてくる。
今年もすでに、焦げ茶色の毒キノコを見つけてしまった。
苔のあるところは湿度が高いところが多いから、キノコにも天国だ。

で、そのキノコが腐ったときが大変!
周りに白い菌糸がでて、キノコはぐずぐずにくずれ、その周りの苔は死んでしまう。
もちろん、食べておいしいキノコもある。
それはもちろんぐずぐずにならないうちに、おなかに収めるから問題ない。

秋本番、キノコ狩りの人たちが勝手にやってくる。
車が置いてあって、電気がついていたとしても、関係なく、庭に入ってきて、キノコを採っていく。
一度はpikukoの犬が突然ほえたので、ドアを開けたら、目の前でキノコを採っている人がいた。(さすが番犬
注意したら、さらにキノコを探してきょろきょろしながら、庭を横切りつつ、出て行った。自分が歩いても苔がダメになるとは思わないが、よこしまな人たちが踏みつけた苔はダメになるような気がしてならない。(被害妄想)

晩秋、できれば雪が降る前に、落ち葉をざっとでも掃いてしまいたい。
でも落ち葉が落ちてから、雪が降るまでには1,2週間、つまり1回か2回の週末しかない。
時間との勝負だ
去年は近くの農家の人たちが落ち葉を集めに来ているのに会った。
堆肥にしたり、ミョウガにかぶせたりするらしい。
掃くのはいいが、いつもそのあとの処分が大変なので、去年は集めて山にしておいたのを持っていってもらった。
「掃き集める手間が省けてうれしい」と喜ばれたので、pikuko達も満足だった

そして長い冬が始まる
苔は雪の下で、4ヶ月後の陽の光を夢見て、冬眠に入る。




目指せ!苔寺!

2005年07月05日 | 山野草と庭仕事
pikukoは苔に命をかけている(それは、うそです)。
命まではかけていないが、苔寺は目指している。

ここに生えている苔は主に「スギゴケ」だ。何でスギゴケといわれるのか、春の日に散歩をしていて、分かった。
杉の木の下に、ちっちゃな杉の子供が生えていたのだが、スギゴケはそれにそっくりだった。


このスギゴケは、湿気を好む。でも陽の光も好む。
だから楢の木の落ち葉を掃いておかないと、その下の日が当たらない苔はダメになっていってしまう。
pikukoのところは何年か、庭掃きをしなかったことがある。
気づいたときには、たまった落ち葉の下の苔は茶色くなって、枯れてしまっていた。

それからはせっせと毎年掃いてはいるが、一度失ったものは、簡単には取り戻せないんだ


それでもあきらめずに続けていれば、少しずつ進歩は見えるもので、「お庭の苔がきれいだ」と言ってもらえることも多くなった。
去年なんて、留守中、あまりの庭の美しさに感動したらしいどなたかが、「これはきっと竹ぼうきの性能がよいせいだろう!」と思ったのか、pikukoの家の500円/1本の竹ぼうきと、落ち葉を燃やすために使っていた、山あじさいの枝(棒)(0円)をお持ち帰りになった。
庭掃きは「道具でなくて、心がけだぁ」と教えて差し上げたいが、どこの誰かだかわからないので、伝えられないのが残念だ。


が、今年はさらに秘密兵器を手に入れた。(おおげさやな)
(↓)「庭園ホーキ」というらしい。



これが苔を痛めずに、かつ奥深くに潜り込んだ落ち葉なんかを取ってくれる。
(スギゴケはだんだんと長く伸びていくので、奥にめりこんだドングリや葉っぱは取りにくいんだ)

これをお隣のお家にも、紹介してあげた。
これで旦那様はきっと、今年の夏中、暇をもてあますことはないだろう。


苔の庭掃きには、はまる人が多いんだ。
pikukoの友達なんて、「苔が心配だから、掃きに行っていいか?」としてくる。

残念でした。もう掃いちゃったよー