詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

「新型コロナを蔓延させる」という固い決意をもった日本国政府 反戦な家づくり

2020年08月13日 | 政治
2020-07-31(Fri)
「新型コロナを蔓延させる」という固い決意をもった日本国政府
モーニングショーを久しぶりに見ました。

東京都医師会の怒りの会見について、コメンテーターの吉永みち子さんがこんなことを言いました。
「(医師会は)世界が『これしかない』ということで懸命に取り組んでいる、ごく当たり前の普通のことをやりましょうと言っているわけで、この国はこの普通のことを『断固やらない』というふうな固い決意の下になにもしていなんじゃないかと思わざるを得ない」

そうなんです。
安倍個人はともかく、安倍政権は無能なんじゃなくて、「断固やらない」という決意をもって、無策を貫いているのです。
無能ならば補強すれば改善する可能性がありますが、意図的にやっているのならば、政権交代しない限り変わりません。

繰り返しますが、安倍政権は 「コロナを大流行させたい」 のです

YAHOOの「新型コロナウイルス感染症まとめ」から、グラフを少し加工しました

20200731-3.jpg

上が現在の患者数、下が新規感染者数です。
第1波の時は、新規のピークが720人で、その15日後にその13.3倍の現在患者数になっています。
ちなみに、新規ピークの4/11の直前から緊急事態宣言で、人の接触は極端に制限されていました。

7/30日の新規は1301人です。
単純に第1波と同じ計算をすると、8月14日くらいに17000人くらいの現在患者数になります。
今回は、人の接触はほとんど制限されていませんので、おそらく現在(7月末)がピークではなく、どこまで増え続けるかわかりません。
しかもしかも、日本は極端にPCR検査が少ない国です

圧倒的に少ない日本のPCR検査件数「世界159位」を招いた厚労省と分科会の罪
2020.7.29 日刊ゲンダイ

 世界各国のコロナ関連の統計を集計している米ウェブサイト「worldometer」に、衝撃的なデータがある。感染者数や死亡者数、重症者数などを列挙しているのだが、注目すべきは100万人あたりの検査件数。ナント、日本は28日時点で、世界215の国・地域の中で159位なのだ。
(引用以上)

今現在は157位だけど、大差ないです。
同じくらいに並んでいる国は、おそらく検査態勢が整っていないのだろうと思われますが、日本は違います。
やろうと思えばいくらでも検査できるのに、あえて、わざと、検査をせずにこの結果です。

たしかに4月よりは検査は2倍程度に増えてはいますから、新規感染者数が2倍になっているのも当然だし、事態は少しマシになっているのではという見方もできます。
重症化という意味でも、4月のピークには人工呼吸器をつけた人が300人を越えましたが、現在は100人を切っているようですから、現在患者数に対する重症化率は1/3くらいになっているのかもしれません。

とはいえ、それらは医療現場の努力によるものであり、政府の無策は何も変わっていません。

なにせ、政府がやっている二大コロナ対策と言えば、アベノマスク と GOTOコロナ なのですから。

ウイルス素通しの低性能マスクを何百億円もかけて配布し、全国にウイルスをばらまくための旅費を補助する。

利権が絡んでいるだけではとてもできない芸当です。
「コロナを大流行させる」という、固い強い意志を感じます。

なんとかコロナの患者を救おうと必死の努力をしている医療現場は、ほったらかしです。
虫入りマスクを配るのではなく、国税庁がちょっと決断すればいくらでもあるアルコールを配った方がはるかに効果的で院内感染を防ぐことができるのに、やらない。
疲弊する医師や職員には、白々しいありがとうの言葉より、人員とカネの補助が必要なのに、やらない。

やれば良いことは、医師会をふくめて、本当にまともにものを考えている人たちは、とっくに分かっています。
具体的な政策と法案におとしこみ、臨時国会を開いて決定すれば、1週間もあればこの国の方向は大転換できます。でも やらない。

なぜ、安倍政権は、こんな愚かな、自分たちの支持率も落とすようなことをするのか。いくら史上最低内閣とはいえ、こんなことをする意味があるのか。
それについては、改めて書きます。

以前にもちょっと書きました
反戦な家づくり 安倍政権は何故コロナの感染を止めようとしないのか
このときは、緊急事態条項がほしいから ということを書いたのですが、どうもそれだけでもないのではと思っています。

とにかく、今言いたいのは、安倍政権の無策と愚策は、無能ではなく、「わざと」だということです。

村山富市氏が「村山談話に託した想い」を発表

2020年08月13日 | 政治
情報提供:藤田髙景

 村山富市元首相は、8月15日が「戦後75年」・「村山首相談話25年」の節目の日になる事に鑑み、「村山談話に託した思い」(談話)を発表する事となりました。

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2020年8月15日
村山談話に託した想い(談話)
 元内閣総理大臣 村山富市

 「光陰矢のごとし」と言いますが、私が内閣(村山内閣)を率いていた時(1995年8月)に、閣議決定を経て、日本国政府の公式見解として「村山談話」を発出してから、はや25年の歳月が流れました。この「村山談話」は、中国・韓国あるいは米国・ヨーロッパなど、世界各国の人々や政府から、高い評価を受け続けているようで、光栄なことだと思います。

 「村山談話」を発出したのは、1995年8月ですが、その10年前の1985年8月15日、時の中曽根康弘首相は、戦後初めて、首相として靖国神社に公式参拝したのです。その同じ日、中国・南京には「南京大虐殺紀念館」が開館しています。私も紀念館を訪れたことがありますが、その館名は鄧小平氏の揮毫になるものです。

 翌86年8月、後藤田正晴官房長官は、「靖国神社がいわゆるA 級戦犯を合祀していること等もあって、…我が国の行為に責任を有するA級戦犯に対して礼拝したのではないかとの批判を生み、ひいては、我が国がさまざまな機会に表明してきた過般の戦争への反省とその上に立った平和への決意に対する誤解と不信さえ生まれるおそれがある。…諸般の事情を総合的に考慮し、…明8月15日には、内閣総理大臣の靖国神社への公式参拝は差し控えることとした」との重要な談話を出しました。

 又、日本のかつての同盟国のドイツ、具体的には西ドイツの、ワイツゼッカー大統領は、同じ戦後40年にあたるドイツ敗戦記念日の1985年5月8日に、連邦議会で「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」との記念演説を行い、内外に感銘を与えました。

 私は、こうしたことも念頭にあったので、総理大臣在任の時が、まさに敗戦50年の歴史的な日を迎える事となるので、その節目に、けじめをつける意味で、過去の歴史的事実を謙虚に受け止め、平和と民主主義、国際協調を基調とする日本の針路を明確に闡明(せんめい)する必要があると思って、「村山談話」を、作成する事を、決断したのです。多くの方々の協力で、この談話は出来上がりました。特に、当時の自民党総裁であった河野洋平さんのご協力には、感謝しております。

 私の後を継いだ、橋本龍太郎首相以降、今日に至るすべての内閣が「村山談話」を踏襲することを明らかにしていますが、それは当然のことと言えます。中国・韓国・アジアの諸国はもとより、米国・ヨーロッパでも、日本の戦争を、侵略ではないとか、正義の戦争であるとか、植民地解放の戦争だったなどという歴史認識は、全く、受け入れられるはずがないことは、自明の理であります。

 当時、私は「村山談話」の作成に際し、作成実務を担った担当幹部に対して、一番、肝心な事は、侵略と植民地支配によって、中国・韓国・朝鮮など、アジア諸国の人々に耐えがたい被害と苦痛を与えた歴史的事実を明確にして謝罪の意思を示し、二度と侵略や植民地支配を繰り返さない決意を表明する事だと、強く指示しました。村山談話にも、「我が国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えました」との認識が綴られています。

 日本の著名な学者・文化人・弁護士・ジャーナリスト・市民活動家が中心となって、2013年11月に、「村山首相談話を継承し発展させる会」が結成されました。歴史の事実を正面から受け止めて、二度と再び、侵略や植民地支配を繰り返してはならないとの立場から、集会・シンポジウム・外国との交流など、活発な活動を続けておられることには、敬意と感謝の気持ちを表したいと思います。日本の多くの良心的な人々の歴史に対する検証や反省の取り組みを「自虐史観」などと攻撃する動きもありますが、それらの考えは全く、間違っています。日本の過去を謙虚に問うことは、日本の名誉につながるのです。逆に、侵略や植民地支配を認めないような姿勢こそ、この国を貶(おとし)めるのでは、ないでしょうか。

 村山談話では、また「わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会に一員として国際協調を促進し、それを通じて平和の理念と民主主義とを押し広めていかねばなりません」とありますが、これは日本国憲法が求めていることでもあります。「村山談話」の最後には、「我が国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります」と、日本の国際社会への貢献についても提起しました。戦後50年という節目における「村山談話」が、今後の日本、アジア、そして世界の和解、平和、発展に貢献してくれることを期待したいと思います。

 日本にとって、かつての侵略戦争で多大の犠牲と被害を与えた中国との間に、末永く平和と繁栄の友好関係を保持し、築きあげて行くことが、極めて肝要なことは言うまでもありません。アジアの平和と安定の構築のためには、日中両国の、安定的な政治・経済・文化の交流・発展を築いていかねばなりません。

 その成就を祈るばかりです。
以上

杉原浩司 : コロナ禍の軍縮に逆行する「敵基地攻撃能力」保有論

2020年08月13日 | 政治
【転載】コロナ禍の軍縮に逆行する「敵基地攻撃能力」保有論
https://kosugihara.exblog.jp/240527492/

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

本日2020年8月15日は75回目の敗戦記念日ということで、戦争をめぐって
今一番訴えたいことを書いた文章を転載します。ブログにもアップしまし
た。短めの文章ですので、ぜひご一読ください。

これは、公益財団法人日本キリスト教婦人矯風会発行の「k-peace」No.21
に寄稿したものです。

水島朝穂さんなども寄稿されており、コンパクトながら中身の濃い特集に
なっています。1冊297円。お求めは以下からどうぞ。
http://kyofukai.jp/archives/wpic/k-peace-no-21

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コロナ禍の軍縮に逆行する「敵基地攻撃能力」保有論

    杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表)

 6月24日の国家安全保障会議4大臣会合で、「イージス・アショア」の
配備断念が決定された。配備候補地とされた秋田と山口の住民による粘り
強い闘いの大きな成果であり、安倍政権が進めてきた米国製高額武器の爆
買い政策の初めての挫折である。ずさんな調査手法を暴露した「秋田魁新
報」の果たした役割も特筆すべきだろう。
 配備断念の理由として挙げられた「コストと期間」を考慮するなら、辺
野古の新基地建設こそ断念すべきであることは言うまでもない。さらには、
「落下するブースターが住民の命を脅かす恐れ」を考慮するなら、南西諸
島におけるミサイル基地や弾薬庫の建設もまた断念されて当然だろう。
 見逃せないのは、イージス・アショアの配備というずさんな政策を真摯
に総括するのではなく、安全保障戦略の見直しの名のもとに、今まで踏み
込めなかった「敵基地攻撃能力」の保有へと議論を誘導しようとしている
ことだ。年末に「国家安全保障戦略」の初の改定や防衛大綱・中期防衛力
整備計画の見直しまでが行われようとしている。この動きの背後には、ア
メリカのゴーサインがある。米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長
は2019年11月の読売新聞などで、日本が巡航ミサイルなどに加えてサイバ
ー・電子戦も含めた攻撃能力を持つべきだと強調していた。
 ここで注意すべきなのは、敵基地攻撃能力の整備が既に始まっているこ
とだ。安倍政権は表向きは「専守防衛」を掲げてはいる。しかし、今から
2年半も前の2017年末に、ノルウェーと米国製の長距離巡航ミサイルの導入
を決定した。計147機の導入が予定されているF35戦闘機と約100機の改修型
F15戦闘機などに搭載される。さらに、「高速滑空弾」や「極超音速ミサイ
ル」の開発や現有ミサイルの射程の延長も図っており、8種類もの長距離
ミサイル保有国になろうとしている。また、相手のレーダーを無力化する
ことで攻撃しやすくする電子戦機の導入も決められ、2020年度予算に150
億円が計上されている。

 歯止めなき違憲の大軍拡へ

 では、なし崩しにコソコソと進めてきたことにお墨付きを与えることに
よって、何が起きるのか。一つは、ミサイルなどのレベルに留まらず、様
々な領域の武器が導入され、敵基地攻撃能力の総合的な整備が図られるこ
とだ。
 例えば、「低高度の偵察衛星を数百機配備して、ブーストフェイズ(上
昇段階)のミサイルを探知すべきだ」「日米共同開発が有力となっている
F2戦闘機の後継の次期戦闘機に、長距離巡航ミサイルを大量に搭載できる
"軽爆撃機"の機能を持たせてはどうか」「潜水艦からも発射できるトマホ
ーク巡航ミサイルを購入すればいい」などの提案が自民党国防族議員や御
用学者などから挙がっている。先制攻撃能力の保有は、陸海空に加えて、
宇宙・サイバー・電磁波の領域にもわたる恐れが高い。
 狙われているのは「武器体系にはめてきた専守防衛の枠」を最終的に取
り払うことだ。それによって、理論的には核兵器以外のあらゆる武器の保
有が可能となる。際限なき軍拡の扉がいよいよ開き、自衛隊が憲法9条に
よる制約から解き放たれることになるのだ。これがまかり通れば、憲法9
条の文言が維持されていることの意味は、ほぼなくなるだろう。
 安倍首相は、任期中の明文改憲が事実上不可能となる中で、今までタブ
ーだった敵基地攻撃兵器の保有に踏み込み、「攻撃的兵器の不保持」とい
う平和原則を葬ることを"レガシー"の一つとすることに舵を切ったように
も思える。
 武器体系の制約を外すことは、周辺国に格好の軍拡の口実を与えること
になる。東アジアの軍拡競争はさらに加速し、緊張が高まることは必至だ。
さらに、自衛隊が「矛」を持つことによって、日米共同の軍事作戦計画に
おける自衛隊の役割がより攻撃的なものとなり、集団的自衛権の行使は当
然の前提となってしまうだろう。大げさではなく、私たちは崖っぷちに立
っている。

 コロナ禍で安全保障観の転換を

 ちょっと待ってほしい。新型コロナの襲来は安全保障観の大転換を迫っ
ているはずだ。世界の市民から、軍事費を医療などのコロナ対策に回せと
いう声が上がっている。河野太郎防衛大臣ですら、コロナの感染拡大を受
けて、防衛予算が削減される可能性もあると安倍首相に指摘したと報じら
れている。韓国の代表的な政策提言NGO「参与連帯」は4月8日の論評で
「増え続ける国防費を大幅に削減し、新型コロナウイルスの被害克服のた
めに投入すること」を要求し、「重要なことは、既に溢れかえる最先端の
武器よりも、良い雇用、しっかりとした社会安全網、持続可能な環境とい
ったものだ」と強調した。
 日本でもまったく同様だ。私たちNAJATも、フィリピンに防空レーダー
を輸出する三菱電機に提出した要請書の中で、「気候危機や災害、感染症
や貧困こそが脅威である」と強調した。こうした目の前の危機に、武器は
何の役にも立たない。
 ピースボート共同代表の川崎哲さんによれば、日本の新規の武器購入費
1.1兆円があれば、集中治療室のベッドを15,000床整備し、人工呼吸器を2
万台そろえ、さらに、看護師7万人と医師1万人の給与をまかなうことがで
きるという。コロナの第二波、第三波に備えて、今こそ予算の使い道の大
胆な転換が必要であり、莫大な軍事費を人々の命を守るために振り向ける
時ではないか。
 東アジアにおける軍拡の連鎖を断ち切り、共通の感染症対策や共同の災
害救助隊の創設、気候危機に対処するための技術提携などにおいて、国境
を超えた協力を強めること。そして、軍備管理や軍縮のための枠組みを構
築すること。憲法9条を持つ日本の政府、自治体、市民が果たすべき役割
は明確になっているのではないだろうか。
 「敵基地反撃能力」保有の企てを葬り、対抗的な平和保障構想を練り上
げていくために、市民運動の真価が問われることになる。また、9月末に
提案される2021年度予算案の概算要求において、軍拡ではなく、医療や社
会保障、教育や貧困対策へのしっかりとした手当てがなされるかを、厳し
く監視する必要がある。予算のあり方を根本的に見直し、人々の生存権を
重視する「新しい政治様式」こそを編み出さなければならないと思う。
 6月21日の朝日歌壇にこんな短歌が載っていた。「今、生きる為にお金
が要るんです 戦闘機なんか要らないんです」。今問われているのは、飛
んでくるかどうかもわからないミサイルに備えるふりをするよりも、目の
前で苦しむ人を助けることを優先するという、当たり前の倫理を回復させ
ることではないか。(6月26日記)

※初出:公益財団法人日本キリスト教婦人矯風会発行「k-peace」No.21

世に倦む日日 東京医師会長の尾崎治夫が、再び厳しく安倍政権を批判。溜飲が下がる一言

2020年08月13日 | 政治
太平洋に面し、四万十川の河口のある町だから、昔はこんなに暑くなかった。最近、豊後水道の方から吹く熱風が山を下りてフェーン現象になっている。気候が変わった。https://www.fnn.jp/articles/-/74135 …

14日、中村(四万十市)で最高気温39.8度。中村は幸徳秋水の出身地。応仁の乱を逃れた一条教房が移り住んで築いた土佐の小京都。毎年、大文字の送り火をやっている。京を懐かしんで一条氏が始めた。https://www.shimanto-kankou.com/kanko/culture/daimonji.html …

東京医師会長の尾崎治夫が、再び厳しく安倍政権を批判。https://dot.asahi.com/aera/2020081100008.html?page=3 …「責任だけ自治体に押し付け文句ばかりを言う。先日、沖縄でコロナの療養ホテルの確保が追いついていないことに菅義偉官房長官は記者会見で苦言を呈したが、丸投げしておいてそれはおかしい」。溜飲が下がる一言。@yoniumuhibi

7月、JR東海の新幹線車内で販売業務に従事していた20代女性が感染している。JR東海は否定しているようだが、車内で接客時にうつった可能性がある。尾身茂の主張(詭弁)を覆す根拠の一つとなり得るものだ。新幹線と飛行機、合わせ技一本。https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1126137 …

同じ飛行機に搭乗して感染。一つ前の座席の乗客にうつされた。重大なニュースだ。尾身茂の「旅行自体が感染を引き起こすわけではない」という説明(詭弁)、これでウソだと証明された。完全に否定された。尾身茂、どう責任とるんだ。弁解できるのか。https://www.news24.jp/articles/2020/08/14/07700043.html …



リピーテッド

2020年08月13日 | 映画
クリスティーン(ニコール・キッドマン)は、事故の後遺症により毎朝目覚める度に、前日までの記憶が失われてしまう特殊な記憶障害を負っている。夫のベン(コリン・ファース)は、結婚していることや夫である自分のことすらも忘れてしまう彼女を、献身的な愛で支えていた。ある日、ベンの留守中に医師を名乗る男(マーク・ストロング)から電話がかかってくる。少し前から夫に内緒で、クリスティーンの治療にあたっているという医師は、「数週間、あなたは毎日の出来事をひそかに映像日記として撮影してきた」と言い、その隠し場所を告げる。そして、日記を再生したクリスティーンは、記憶障害の原因が、誰かに襲われて瀕死の重傷を負ったことだと知る。夫の言葉と相反する医師の言葉。一体誰を信じればいいのか? クリスティーンは“昨日の自分からのメッセージ”を頼りに、謎を追っていくが、辿りついた真実は、想像もできないものだった。

キャスト
ニコール・キッドマン コリン・ファース マーク・ストロング アンヌ=マリー・ダフ
スタッフ
監督:ローワン・ジョフィ

リドリー・スコット製作総指揮 ニコール・キッドマン&コリン・ファース、2大アカデミー賞俳優共演! 英国ミステリー界騒然の大ベストセラー小説を完全映画化!
クリスティーン(ニコール・キッドマン)は、事故の後遺症により毎朝目覚める度に、前日までの記憶が失われてしまう特殊な記憶障害を負っている。夫のベン(コリン・ファース)は、結婚していることや夫である自分の事すらも忘れてしまう彼女を、献身的な愛で支えていた。ある日、ベンの留守中に医師を名乗る男から電話が……。https://gyao.yahoo.co.jp/p/00274/v10086/

火垂るの墓

2020年08月13日 | 映画
1945年6月神戸全域を襲った空襲で病身の母を亡くし、父は出征したまま連絡が途絶え、清太は妹・節子とともに西宮の遠い親戚宅で世話になることになった。だが、おばさんの冷たい仕打ちに耐えられず、清太は節子を連れ、その家を出て防空壕の中で二人だけの生活を始める。日に日に悪化する戦況とともに、やせ細っていく節子。清太は、時折母の優しさ、父の厳しさ、つい数か月前までの平和な生活を思い出しながら、妹を励まし、懸命に生きていこうとする。そして、日本は終戦の日を迎えた。ホタルのように短く儚い兄妹の命は……。https://gyao.yahoo.co.jp/player/01083/v00027/v0000000000000001250/

キャスト
清太:吉武怜朗 節子:畠山彩奈 未亡人(清太の親戚):松坂慶子 雪子(清太の母):松田聖子
スタッフ
監督:日向寺太郎 脚本:西岡琢也

あの不朽の名作が実写映画化! ふたたび日本中が涙する――
1945年神戸。戦火のなか、孤児となった幼い兄妹は精いっぱい生きようとした

パンドラ:フェリーニ生誕100周年記念!『フェデリコという不思議な存在』アップリンク渋谷にて上映スタート!

2020年08月13日 | 映画
情報提供:パンドラ http://www.labornetjp.org/news/2020/1597417265324staff01

フェリーニ生誕100周年記念!
『フェデリコという不思議な存在』http://www.pan-dora.co.jp/?p=315
本日よりアップリンク渋谷にて上映スタート!

◆明日以降の上映スケジュール◆

 8/15(土) 10:15~
 8/16(日) 10:15~
 8/17(月) 10:15~
 8/18(火) 10:15~
 8/19(水) 10:55~
 8/20(木) 10:55~

◆アップリンク渋谷:https://shibuya.uplink.co.jp/movie/2020/56479

“イタリアが世界に誇る映画監督フェリーニに捧げるオマージュ”

若い頃風刺雑誌「マルカウレリオ」でフェリーニと机を並べた巨匠エットレ・スコーラが、

数々のエピソードを軸に、『道』などフェリーニ作品と、『カサノバ』のオーディション風景など実際の映像の数々を交え、

敬意と愛情を持ちフェリーニの素顔に迫った、映画ファン必見の作品!

ぜひご覧くださいますよう、ご案内いたします。

パンドラ スタッフ一同

http://www.pan-dora.co.jp/

デモリサTV:「日米地位協定ってなんだー日本はアメリカの植民地なの?」

2020年08月13日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1597417527780staff01

友人の皆さまへ!

《you tubeデモ・リサ放送!(民主主義研究所)》の森正孝です。

《学校では教えない本当の沖縄》シリーズ続編

{日米地位協定ってなんだ}をお送りします。

全三部のパート1です。

✰ゲストは山崎ひろみさん✰

「日米地位協定ってなんだー日本はアメリカの植民地なの?」パート1

https://youtu.be/ZQ4beM8zr_s

❤お願い!!
➀ご友人・知人への拡散をお願いします。
➁チャンネル登録をお願いします

杉原浩司:BS1「コロナ危機 未来の選択」<ナオミ・クライン>のま とめ

2020年08月13日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1597323701158staff01
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

8月11日(火)に放映されたNHK BS1スペシャル「コロナ危機 未来の選択」
<ナオミ・クライン>の内容をまとめてみました。
https://kosugihara.exblog.jp/240522719/

『これがすべてを変える』『ショック・ドクトリン』『NOでは足りない』
『ブランドなんかいらない』などの著者であるジャーナリスト、ナオミ・
クラインは、パンデミックの今、必要なのは「スクリーン・ニューディー
ル」ではなく「グリーン・ニューディール」だと主張します。

ナオミ・クラインを知らない方には入門編として、また著作にふれてきた
方にはおさらいと発展編としても有益な番組でした。彼女の問題提起を
たたき台に、日本でも積極的な討論が必要だと思います。

<写真はこちらにたくさん掲載しています。広めてください!>
NHK BS1スペシャル「コロナ危機 未来の選択」
<ナオミ・クライン>のダイジェストまとめ
https://togetter.com/li/1575223

「パンデミックは、私たちを支えてくれている労働が、感謝されず過少評
価されてきたことに気づかせてくれた。コロナ危機に対して、私たちは平
等ではない。ウイルスは刑務所、老人ホーム、アマゾンの倉庫など、無視
され、大切にされてこなかった部分に山火事のように広がった」

「ニューヨーク州では、議会休会中にクオモ知事が、コロナ対策として遠
隔授業・医療などをインターネットで効率的に行うプロジェクトの特別委
員会を立ち上げようとした。委員長はエリック・シュミット元グーグルCEO。
選挙で選ばれていない人々が決めようとしている。"スクリーン・ニュー
ディール"だ」

ナオミ・クラインが"ショック・ドクトリン"の内実をまざまざと目にした
のがイラク戦争(「衝撃と畏怖」作戦)。占領後、ポール・ブレマー行政官
は、国営企業の解体、公務員の大量解雇など、市場経済の導入を推進。だ
が、貧困層が増え「テロ」が頻発、治安悪化で米企業は撤退。「ブレマー
が残したのはディストピアだった」。

「イラク戦争後の占領で国営企業の民営化、規制緩和、外国企業の参入な
どを推進し、米国企業の望みを全面的に叶えた。それは、規制を撤廃し企
業の思い通りにすれば、自由市場のユートピアが実現するというミルトン
・フリードマンの経済理論に基づいていた。だが、イラクの人々は略奪だ
と理解した」

「常軌を逸した米国の戦略が猛烈な反発を招くのをリアルタイムで見た。
その時、「ショック状態を利用して民主主義の手続きを省く」やり方(シ
ョック・ドクトリン)に気づいた。後に残ったのはイラクのとんでもない
混乱。数十万人が命を失った。米国はイラクを思い通りに出来なかった」

「グーグルがリモート学習のシステムから個人情報を不正に収集している
と、ニューメキシコ州の司法当局から訴えられた。親権者の同意なしに13
歳以下の子どもの様々な情報を取得していると。IT企業は公教育を市場と
見なしているが、私たちは企業をコントロールできない」

「今回のパンデミックで私たちは、インターネットは民主主義の基盤その
ものだと気づいた。そうであるなら、私たちはこの技術を公共のものと捉
えるべきで、民間のままであってはならないかもしれない。テクノロジー
は、それを誰がコントロールするかがとても重要だ」

「遠隔医療でも、緊急事態の雰囲気の中、急いで行われていること全てに
注意を払うべきだ。個人の健康データのやり取りなど。心配なのは、パン
デミックが、個人情報を守りたいとの思いを一気に吹き飛ばすチャンスと
して利用されること。公共のための医療に営利目的の医療が侵入すること」

「今までと同じ道では、人々は孤立を深め、分断され、独裁的政治家の出
現の恐れもある。別の道もある。ウイルスは互いのつながりを気づかせて
くれた。全てのエッセンシャルワーカーの待遇改善に投資すべきだ。人を
隔離するテクノロジーへの投資か、一人ひとりの尊厳を大切にするかの分
かれ目だ」

「ショックや危機には未来へのビジョンが必要。アラブの春やウォール街
占拠などの抗議は、異議申し立てだけで、どんな社会を目指すかのビジョ
ンが欠けていた。そこを突かれ、主導権を奪われた。最も大切なのは、自
分たちのプランを持つこと。人類の危機の根底にある課題を解決するビジ
ョンを」

「過剰な消費を改め、私たちがどう変われば地球を他の生物と共有できる
かを考えるべきだ。気候危機で災害が増え、新たなウイルスも出現する。
複数の危機を同時に解決するビジョンを持つべき。重要なのはこの数年を
どう過ごすか。元に戻るのでなく、スローダウンこそが求められている」

「グリーン・ニューディールは、環境保護運動から生まれた多くのアイデ
アを組み合わせたもの。再生可能エネルギー100%を目指す経済分野への
投資が重要だ。私たちがすぐに全てを解決しようとテクノロジーに頼って
突き進み、グリーン・ニューディールに使うお金が残らないことを懸念する」

※発売中の『世界』9月号(岩波書店)に掲載されている、ナオミ・クラ
インとアルンダティ・ロイ(インドの作家・活動家)の対談「違う世界に
通じる入口へ~誰ひとり取り残さない」もぜひご参照ください。

『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』刊行のご案内

2020年08月13日 | 政治
情報提供 : 北野 隆一 http://www.labornetjp.org/news/2020/1597385458856staff01

 8月上旬に単著として『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』(朝日新聞出版、朝日選書)という本を出版したので、そのご案内を申し上げます。

 朝日新聞は2014年8月、過去の慰安婦報道を検証した特集記事「慰安婦問題を考える」を掲載。朝鮮人女性を慰安婦にするため強制連行したとする吉田清治氏の証言を「虚偽」と判断し、記事を取り消しました。しかし謝罪が遅れたことなどから強い批判が起こり、
翌2015年には朝日新聞社に対する集団訴訟が右派3グループから相次いで提起されました


 著者は2014年の特集記事の取材班に参加し、その後も慰安婦問題の取材を続けています。本書では朝日新聞の報道と、保守・右派の批判を訴訟の経過に沿って詳述。双方の主張と裁判で示された判断を並べて記し、「第三者委員会報告書」や「米国での慰安婦像撤去訴訟」「植村隆・元朝日新聞記者の訴訟」についても詳報しました。

 本文に800個以上の注をつけ、典拠となる書籍の掲載ページやネット上の動画URLなどを明示。勘違いや誤記とみられる発言や記述について、原資料にあたってファクトチェックした結果も、注で説明しました。慰安婦問題に関心を持つ方々が問題を調べる手がかりに
なるような「読める資料集」をめざしました。552ページ、税込2090円(税別1900円)。

・版元とアマゾンの新刊案内URL
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22126
https://www.amazon.co.jp/dp/4022630981/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_KoHnFbSKHFQEF

・電子書籍版の案内
https://www.amazon.co.jp/dp/B08F9X5Q4Q/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_kqHnFb8YHPJY5

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北野 隆一 朝日新聞編集局編集委員


LNJ Logo 書評 : 『戦後史の中の国鉄闘争』/当事者の肉声から闘いの実相に迫る

2020年08月13日 | 政治
【書評】『戦後史の中の国鉄闘争』
当事者の肉声から闘いの実相に迫る
元国鉄労働組合新橋支部組合員 久下格

 元高校教員で、自身長く労働運動に携わってきた友人から、『戦後史の中の国鉄闘争』という大変な本が届きました。1987年から2010年にいたる国鉄分割民営化反対闘争の経過を、関係者の証言を丹念に追いながら検証した貴重な記録です。

 何が大変かというと、まずそのボリューム。150mm x 210mm x 45mm。1,133g 。800ページ。超難敵です。私の手元には国鉄労働組合自身が作成した『国鉄労働組合70年史』 (168mm x 226mm x 60mm。1,595g。1,098ページ。)と『国鉄闘争・分割民営資料集』(230mm x 313mm x 64mm。1,015ページ。推定 3,000g。…家庭用秤では重量オーバーで測れん)もあります。この2冊は国労本部役員など大勢の人たちが編集にかかわっており、ページ数も大きさも、重さも(笑い)森さんの本より大きいし、資料として後世に引き継ぐための貴重な本に違いないのですが、森健一さんがたった一人で上梓された『戦後史の中の国鉄闘争』の方が、圧倒的に面白く、圧倒的に考えさせられる本です。

 何と言えばいいのか…、公式の2冊が国労本部役員の立場から書かれた無味乾燥な公式記録なのに対して、森さんの本には国労組合員、国労闘争団員と家族の肉声が溢れている。そして、闘いの方向を決めたさまざまな場面では、国労内に存在する各党派(「学校」と呼ばれる)のあいだで、どのような議論がされたのか、機関の幹部と闘争団員・家族がどのように考え、どのように発言し、どのように行動したのか、そうしたことを、当事者の肉声をできるかぎり丹念に収集して検証し、闘いの実相に迫ろうとしているからです。

 例えば、「JRに法的責任はない」などの「四党合意」を受け入れる闘いの幕引きが図られた2000年の臨時全国大会。『国鉄闘争・分割民営資料集』では【解説】として、休会の経過が5行書かれているほかは、提案された本部議案が掲載されているだけですし、『国鉄労働組合70年史』でも、大会じたいの記述は「(集約の最中に)警備係の壁を乗り越え演壇に上がる者が出てきたため、議事は10分間にわたって中断した。騒ぎは納まったが、これ以上の議事運行は不可能と判断した副議長は『議長判断で休会とする』と宣言するに至った。」などと、こちらも5行しか書かれていません。

 それに対して、『戦後史の中の国鉄闘争』には、翌日の新聞報道を含めると11ページにわたって大会の様子が記録されています。記述は大会会場前に詰めかけた闘争団員と家族が、会場に入ろうとする本部役員に激しく詰め寄る場面から始まっています。これによって、私たちはこの臨時大会が、執行部と代議員だけで構成されていたのではなく、幕引きに反対して会場前に詰めかけた千人の人びともまた、大会の当事者だったことを知ることができます。

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「…わたしたちと同じ国労の仲間でしょう。ちがうの。どうしてわたしたちの気持ちがわからないの。同じなかまでしょう」
(黙ってうつむく役員)
「中央執行委員会じゃないんです。…私の聞きたいのは鈴木さんの気持ちです。…臨大中止してくれますか。中央執行委員会ではじゃないんです。あなたに言っているんです」
 ……
「おれたちはね、敵よりも一日長く闘いたいと闘うんだとそのことで団結してがんばってきているの、…まちがいだったんですか、おれたちのやってきたこと」
(いや、間違いじゃないと首をふる)
「じゃなぜ、つづけないんですか」
---------------(441p)---------------


*本部役員に詰め寄る闘争団家族『人らしく生きよう-国労冬物語』(ビデオプレス)より

 北海道音威子府闘争団家族会の藤保美年子さんの特別発言は2ページにわたって収録されています。「私たちの人生を勝手に決めないで下さい!」と本部に迫った発言は会場の空気を一変させ、受け入れを提案した側の本部副委員長上村隆志は壇上で「これで『四党合意』はなくなった、と思った。」とあります。もちろん、「四党合意」受け入れに賛成した側の「これは許されることではなく私はこれで国労は終わったと思いました」などの発言も採録されている。

 内容に触れだすと延々と続きますし、だいいち、私自身、大冊を読み始めたばかりではきちんと評することなどできません。しかし、大変だけど(ほんと…笑い)一人でも多くの人びとが読み、そして、一人でも多くの人びとが、今日の格差社会へと続く、歴史の大きな転換点となった国鉄分割民営化政策のことを知ってほしいと思います。

 国鉄闘争は42年間国労組合員であった私の人生そのものです。その人生をこんなに素晴らしい本にまとめてくださった森健一さんに心からお礼を申し上げます。

『戦後史の中の国鉄闘争』は送料込み6,000円。購入は下記までメールで申し込んでください。
【森健一さんのメールアドレス kmori@po.synapse.ne.jp 】

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【目次】
●序章
1) 人間の尊厳をかけた闘い 闘争団の記録
2) 戦後の地域共闘の要としての国鉄労働運動
3) 国鉄闘争の世界史的検討―ロストウの分析―
●第1章 1960年代後半の反マル生闘争から75年のスト権ストを挟み、国鉄の分割・民営化が俎上にあがるまで(1946年から1985年)
1) 敗戦と復興期の国鉄労働運動(1946年から1960年)
2) 高度成長期の国鉄労働運動(1961年~1975年)
3) 第二臨調の発足、分割・民営化をめぐる攻防
●第2章 1986年の国労の分裂(修善寺大会)から2001年の「四党合意」まで
1) 清算事業団闘争から36闘争団の結成(1986年~1993年)
2) 2000年の「四党合意」とその破綻(1994年~2001年)
●第3章 2002年1月の鉄建公団訴訟、2005年の「9.15」東京地裁判決を経て、2010年「4.9」政治解決まで
1) 2001年 闘う闘争団の結成
2) 24年目の政治解決、国鉄闘争の終結
●終章 2011年、闘争団の解散、2020年、国鉄闘争を振り返って
1) 労働委員会制度、司法による救済の回復
2) 地域合同労組、地域共闘の拡大、地域の社会的再生へ

アポカリプト(R15+) 【字幕版】

2020年08月13日 | 映画
舞台はマヤ文明の栄える中央アメリカの密林地帯。平穏な生活を営む狩猟民族の集落を、マヤ帝国の傭兵部隊が襲撃する。そして拉致連行された村民たちを待っていたのは、見たことのないような先進的な文明を持つマヤの都だった。そして彼らは、何故自分たちがここに連れてこられたのか、《衝撃の真実》を目の当たりにすることになる……! ※本作はR15+指定作品となります。15歳以上のお客さまはご覧いただけます。https://gyao.yahoo.co.jp/player/00025/v12634/v1000000000000004983/

キャスト
ルディ・ヤングブラッド、ダリア・ヘルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、モリス・バード、カルロス・エミリオ・バエズ、アミルカル・ラミレス、イスラエル・コントレラス・バスケス、イサベル・ディアス、エスピリディオン・アコスタ・カンチェ、ヒラム・ソト、ラオウル・トルヒーヨ、フェルナンド・ヘルナンデス・ペレス
スタッフ
監督:メル・ギブソン、脚本:メル・ギブソン、ファラド・サフィニア

ハリウッドの常識を覆し続けるメル・ギブソンが放つ、衝撃作!
舞台はマヤ文明の栄える中央アメリカの密林地帯。平穏な生活を営む狩猟民族の集落を、マヤ帝国の傭兵部隊が襲撃する。そして拉致連行された村民たちを待っていたのは、見たことのないような先進的な文明を持つマヤの都だった。そして彼らは、何故自分たちがここに連れてこられたのか、《衝撃の真実》を目の当たりにすることになる……!

自由ジャーナリストクラブ声明:香港での“表現の自由”弾圧を深く憂慮する

2020年08月13日 | 政治
香港の言論弾圧に対して、自由ジャーナリストクラブとして緊急声明を出しました。(小山帥人)

 香港での“表現の自由”弾圧を深く憂慮する

 2020年8月10日、香港当局は言論人や学生を国安法(香港国家安全維持法)違反容疑で逮捕(一部、翌日に保釈)した。わたしたち自由ジャーナリストクラブはこの言論弾圧を深く憂慮していることをここに表明する。

 香港が、清朝末期、大英帝国とのアヘン戦争の結果イギリスに割譲されたこと、第二次世界大戦時に大日本帝国が軍事占領したこと、英中交渉の結果、1971年中華人民共和国が「一国二制度」を約束し「特別行政区」となったことを知っている。
 ここ数年、中国は逃亡犯条例改正案や国安法の制定を急ぎ、香港市民はデモ行進で(主催者発表で200万人の参加とも言われる)抵抗している。わたしたちは強い関心をもって推移を注視してきた。
 
とりわけ、今年6月末の国安法施行以来、民主派活動家の逮捕につづき、8月10日には、大勢の警察官が新聞社を捜索した。その映像は異様だ。「りんご日報」新聞社の創業経営者黎智英さん、世界に情報発信をする周庭さんを同法違反容疑で逮捕した。翌日、一部を保釈したとはいえ、こうした香港当局による一連の強権発動は、表現の自由を弾圧し、香港市民ヘのいちじるしい萎縮効果をもたらしている。

 言うまでもなく、表現の自由は民主主義の基礎を形づくり、多様な意見を尊重することは、その社会の健全な未来到達を約束する。

 わたしたちは、香港当局が国際公約の「一国二制度」に従い、香港の自由と民主化を求めたことを理由に拘束された人たちを即時釈放するとともに、これまでの強権的な対応を改めることを求める。

 周庭さんは、保釈後、日本のアイドルグループ欅坂46の楽曲『不協和音』の歌詞「最後の最後まで抵抗し続ける」を頭に浮かべ当局と対峙したと、胸の内を明らかにした。
 わたしたちもこの歌詞を胸に深く刻む。

2020年8月13日

一般社団法人 自由ジャーナリストクラブ(JCL)
代表理事 小山帥人

アリの一言:生存権と自由権両立させるPCR検査拡充要求

2020年08月13日 | 政治
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生存権と自由権両立させるPCR検査拡充要求
2020年08月13日 | コロナ禍と政治・社会

    

 日本(安倍政権)の「新型コロナ対策」の最大の誤りは、当初からPCR検査を軽視し、抑制してきたことです。安倍政権はその誤りをいまだに是正しようとしていません。
 本庶佑教授(ノーベル生理学・医学賞受賞)はこう指摘しています。
 「日本では、PCR検査の体制づくりが出遅れ…いまだに政府は前向きとは言えません」「今急ぐべきは『全自動のPCR検査システムの導入』。そして『検査試薬の国産化』。政府はこの二つに、重点的に予算を投入していくべきです。全自動PCR装置を七十台導入するとしたら、約十五億円。その試薬費用は一日三万人行うのに約三億円ですから、年一千億円です。マスク配布に四百六十億円も投じるくらいなら、こちらに予算をつけるべきです」(「文藝春秋」8月号)(写真左は強化されている中国のPCR検査)

 安倍政権はなぜ、PCR検査の拡充に背を向けているのでしょうか?
 保健所・医療体制の弱体化や“御用専門家”の影響だけでしょうか?

 その問題を考える手がかりが、5日に行われた「8・6ヒロシマ平和へのつどい2020」での小倉利丸氏(評論家、写真右)の記念講演にありました。
 東京からオンラインで講演した小倉氏は、「危機の時代の特徴は、民主主義の危機と、ナショナリズムの強化である」とし、コロナ禍における民主主義の危機として、「生存権と自由の諸権利」が二律背反であるかのように考えられている問題を指摘しました。
 移動の自由や市民運動の集会・デモの自由を行使すれば、コロナ感染を招いて健康・生命すなわち生存権を脅かす。従ってどちらかを選択しなければならない。その二律背反、二者択一が当然のことのように考えられているけれど、本当にそうなのか、という問題提起です。

 小倉氏は、「生存権と自由の権利はけっして二律背反ではない」とし、こう述べました。
 「生存権と自由の諸権利をともに保障する方法が、ひとつある。それは網羅的な検査(PCR検査)である。陽性者を治療に、陰性者を通常の行動にという切り分けを可能にする方法、それは網羅的な検査以外に思いつくことができない」

 そして小倉氏は、「網羅的な検査」を要求・獲得することの意味をこう強調します。
 「自分の身体の状態を自分で知ることは、知る権利の基本だ。検査を受けることが保健所(政府)によって規制されている状態は、知る権利と抵触する。これ自体が運動になりうる要求だ。網羅的な検査が実施されれば、私たちの行動の自由が保障されるとともに、自分の健康についての知る権利も確保できる」

 小倉氏の話から、冒頭の問題の答えが分かったような気がします。安倍政権が一貫してPCR検査の拡充に背を向けているのは、「医療崩壊を防ぐ」という口実で、市民の最も基本的な「知る権利」、自分の身体についての情報を得るという権利を奪っていることです。それは、「知らしむべからず、寄らしむべし」という独裁者の統治手法のコロナ禍における実行であり、同時に、公文書の隠ぺい・改ざんなどによって市民の「知る権利」を奪う安倍政権の常とう手段です。その安倍政権の独裁体質が、コロナ禍において表面化しているのがPCR検査の軽視・抑制ではないでしょうか。

 生存権と自由権の結節点としての「網羅的検査」=PCR検査の拡充。それを要求し実現させることは、小倉氏が強調した「生存権と自由の諸権利」を両立させることであり、同時に、安倍政権の反民主主義・人権侵害とたたかうキーポイントでもあるのと言えるでしょう。