車検ステッカーの正式名称は検査標章です。
車検の有効年月が表示されているシールです。
2023年7月3日から貼付け位置が変わります。
とりあえず、法改正前なので従来どおりに中央から少し左に貼りました。
今までは、フロントガラスの上部の見やすい位置なら良かったのですが、今後は右上に限定されます。
目的は、右上であれば運転者が気が付きやすく、車検切れに気づきやすくするという目的です。
フロントガラスって、視界を妨げるステッカーなどの貼付けは、法律で禁止されています。
例外なのは、車検ステッカーと点検整備シールです。
グレーなのがドライブレコーダーです。
ルームミラーが1番視界を妨げるものなので、外したいぐらいなのですが、パネルトラックで後ろが見えなくても、取り付けないといけない理不尽な保安基準もあります。
人類みんなが150cmであれば、ルームミラーがフロントガラスの中央に付いていても、視界の妨げになりません。
しかし、170cmを超えてくるとルームミラーが邪魔して、左前方が見えなくなります。(私の目線です)
デジタルミラーに代わりつつあるのですから、視界の妨げにならないダッシュボードの上とかに変えたらいいのですけど。
さて、車検ステッカーなのですが、7月3日から運転席の目の前に変わります。
フロントガラスの右上ですが、私からしたら目の前です。
座高は小学校の時に測って以来、測定が廃止になったので分かりませんが、身重の半分としても90cmはあります。
ハイエースワゴンの天井が高いので、目線の先はフロントガラスの上端です。
なので、フロントガラスの右上は目の前なのです。
同時にルームミラーも目の前なので、左側の視界を著しく妨害します。
シエンタなんて、ほぼこの視線ですから・・・
車検ステッカーを右上に貼らないと、道路運送車両法第109条8項により、50万円以下の罰金に問われる可能性があります。
ただ、国土交通省の案内を見ると
「前方かつ運転席から見やすい位置」になっています。
また、例外として「運転者の視野の妨げになる場合は、運転者の視野を妨げない前方かつ運転席から見やすい位置」があります。
要するに、位置が変わりますと言っても、視野の妨げになるのであれば、車検ステッカーを上部に貼りさえすれば、どこでもOKってことですね。
誰がこんなバカげた改正を思いついたんだ!
運転手付きで後ろに乗るやつだろうなぁ。
それと、車検ステッカーをどこに貼っても、忘れるヤツは忘れるぞ!
車検切れもダメだけど、無免許運転は対策しないのかよ!
免許証にICチップが埋め込まれているのだから、ETCカードみたいに差し込まないと運転できないって方が、より安全なんだが・・・
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