なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

明日11月3日は

2016-11-02 19:25:43 | 日記
秋晴れの一日。ふとんを干して、シーツも洗って、ついでにきんぴらゴボウも作って、隣の町まで電車に乗って出かけました。今日の電車の友は、先日図書館で借りた石田千さんの「もじ笑う」。
これが、スッとした無駄のない文章で、秋の光の入る電車の中で、しみじみ感じ入って読みました。わたしはまったく知らなかったのですが「墨」という書道の雑誌があるらしく、それに寄稿したエッセイなのでテーマがなにかしら文字に関する文章になっています。
 「夏の手紙」は戦地から石田千さんのおじいさまが、その母親であるひいおばあさまに宛てた最後のハガキの話でした。簡潔な文章ですが、何より文字そのものから気もちが量られるハガキだったとのこと。

 左はしの本
 
 四角にきっちり収まった父の字、右上がりに勢いの良い母の字、よく見えないのでマジックペンで太く書いた祖母の字。わたしにとって手元に残る文字も、記憶に残っている文字も、すべて父、母、祖母そのものです。写真以上に語りかけてくるものがあります。20分ほどの乗車時間でしたが、いろんなことを思いながら、あっという間に隣町に着いたのでした。

 用事を済ませてまた電車に乗り、駅から家までの帰り道、バスの連絡がいつものようによくなかったので、駅前の通りを歩きました。そして気づきました。そうそう明日お祭りがあるのです。舞台を作ったり準備がすこし行われていました。武者行列があるのですが、商店街がお店を出したり、基本市民参加型(?)のお祭りです。

 またまた朔日餅頂く 今月はえびす餅


 岩手の故郷の町でも、明日の文化の日はお祭りがあるはず。やっぱり武者行列があるのです。わたしも小学二年生のとき、腰元の格好をして参加しました。公民館でみんな一緒に着付けをしてもらい、お化粧も並んでしてもらうのですが、わたしの番になって目元にアイラインをスッと引いたあと、メイク担当のおばちゃんがプッと噴き出したのを覚えています。子ども心にもいたく傷ついて、出番前にひどくしょんぼりしたのでした。
 それでも武者行列の一員となって町中を練り歩いていると、兄が呼びにきました。「赤ちゃんが生まれた」とのニュース。妹が生まれたのです。一人腰元の格好のまま行列から離れ、兄と急いで走りました。
足袋だし草履だし、着物がバサバサするし…そこからの記憶はあまりありません。
 11月3日は、腰元で、容姿を笑われて傷ついて、お兄ちゃんと走って、大事なほやほやの妹が生まれた特別な日になりました。明日は妹の誕生日。伊賀焼きの猫ちゃんと、信楽焼きの赤い花のカップを贈ろう。

 

 

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