引き続き登ります。
え・・・ もう着いたのか?
いや、まだでした。
ちょっと荒々しい眺めが飛び込んできた。
あら・・・・急にガスが出てきた・・・・
桧原湖が霞んでいく~!!! やめて~!!
とりあえず前に進もう。
きっとあと少しだよ。 右側は開けてて気持ちいい。
ちょっと歩いては立ち止まる弱足。
いや、それって疲れてるわけじゃなくて・・・・
単に眺めがいいからデス。 (^▽^;)
「着いたみたいだよ。」 と副隊長。
あくまでもマイペース。
うわ~! ガスが どんどん上がってくる。
お願い、素晴らしい景色を消さないで~!!
消えちゃう、消えちゃう・・・
とにかく頂上の写真撮らないと。
一応 証 ですから。
そして祠から少し下がった場所に この山頂標。
磐梯山 1819m、 登頂おめでとう!!
ありがとう。
もくもく・・・・景色が消えていく。 涙。
ん? なんか小屋が見えるよ。
岡部小屋って書いてあった。
弘法清水にあった小屋と同じ名前だね。
でもここはずっと閉まったままでした。
いつの間にか、隊長と副隊長は場所取りして ちゃっかり休んでました。
ここが 翁島登山道。
ここはとにかく登り一辺倒のコースです。
私たち3人は このコースが見渡せる場所に座ってたんだけど
数人の方達が 汗を拭きつつ登ってきてました。
みなさーん、もう少しですよ~ がんばれ~!!
今日は頂上でいつもよりゆっくりできそうなので
隊長は早速 頂上近辺を偵察するために 上がって行きました。
その間に副隊長と弱足隊員は山ごはんの用意。
まだ時間速いけど ゆっくり食べよう。
そうしよう。
今日はスタミナ丼と・・・
市販のふかひれスープに 溶き卵を入れて。
ポレポレ隊、今日の山ごはん できました~!
はい、 召し上がれ。
前回の蓼科山で 寒い中でのスイカに懲りた弱足隊員。
今回はちょっとスイカはお休みして キウィフルーツにしました。
ゴールドキウィ。
中が黄色いやつです。 すごく甘くておいしかった~!
真っ白々の中から 時々こうやって景色が見え隠れ。
副隊長、なんとしても猪苗代湖の姿を見たいらしい。
ゆっくりご飯も食べて 既に1時間以上ここに居ますが
全然その姿を見せてくれません。
見えぬなら 見えるまで待とう 猪苗代
(弱足、久々の心の俳句。 季語なし 字余り、しかも 思いっきりパクリ・・)
ミヤマキンバイさん、副隊長に猪苗代湖 見せてくれませんか?
・・・・・。
「あと10分待って見えなかったら もう諦める。」
と 副隊長。
それじゃあ そろそろ下山の準備しよう。
・・・・・・・・やっぱだめみたい。 それじゃ 行くとするか。
・・・・と、 その時・・・・・!!
一瞬・・・・・ほんの一瞬だけど 見えました!
猪苗代湖と猪苗代の町が!!!
周りでもちょっとした歓声が・・・。
ありがとう、お山の神様!
ありがとう、ミヤマキンバイさん!
ありがとう、私の作った俳句。 (゜∇゜ ;)エッ!?
吾妻山方面は来た時と同じように 素晴らしい景色を見せてくれてました。
安達太良は結局最後まで見えず・・・。
でも これだけ見れたら もう贅沢は言うまい。
ポレポレ隊が到着した時には ひっそりしてた山頂も
11時頃にはこんな状態に。
さすが百名山。
それでは 素晴らしい景色の中に飛び込んで行くように下山開始!
ヒャッホー!!
いや~ 全然進まないねぇ。
でも進まないと帰れないねぇ。