エンタメ日記

福岡市内中心のコンサート、バレエ等の鑑賞日記

九州交響楽団第281回定期演奏会

2007-11-20 23:48:44 | Weblog
昨日11月19日はアクロス福岡シンフォニーホールで九州交響楽団第281回定期演奏会を聴いてまいりました。
九響定期は「火の鳥」以来の久しぶり。

お客さんはけっこうはいってて9割以上か?
席は1階の前の方(10列以内)真ん中あたり。
ピアノは後ろのほうだと音がぼけて丸くなる印象があるので前の席を選びました。

1部はストラヴィンスキー「ぺトルーシュカ」。
ほとんどまともに聴いた事ありません。
CDは持ってたと思うけど1回聴いてそれっきりの自分にとってはいまいちの曲。
「火の鳥」や「春の祭典」は好きで良く聴くんだけど。

ミュンヘンフィルの直後だけに弦の薄さが気になる。
席がオケに近いせいか楽器一つ一つは分離して良く聴こえるけど全体として聴くと厚みが足りないなぁ。
ヴァイオリン全体で演奏している所でもコンマスの音だけ個別にちゃんと聴こえます。
言い換えればコンマス以外が弱いのかな?
あるいは直接音が多いせいか音はシャープだけど悪くいえば音が細い。
2階や3階席のほうが間接音が多くなるので響きは良いのかもしれない。

マリインスキーのアンコールでぺトルーシュカの「ロシアの踊り」があったけどこれと比べるとマリインスキーのほうが音の太さはある。
ただこれが席の違いによるもの(マリインスキーは2階最後列)なのかオケの違いなのかはわからない。

休憩はんさんで後半はラヴェルの「ダフニスとクロエ」。
これもまともには聴いた事ない曲。
でも色彩感のある曲は基本的に大好きなのですぐ気に入りました。
弦の薄さは合唱で補えるのでオケ全体の音はこちらのほうが音響効果高くてなかなか聴き応えあります。

とやたら弦が薄い薄いと書いてるけど席によるものはオケによるものかわからなくなってきましたよw
ただあきらかにイスラエルフィルやミュンヘンフィルは弦が別格に違ったけど関西のオペラハウス管弦楽団をグルジア国立バレエで聴いた時は特に薄くは感じなかった。
この時の席は3階席。
演奏自体は特に上手いとは思わなかったんだけど音量は感じた。
それはやはり席によるものなのか?
う~ん・・・わかんないや。

合唱付きのオケはあまり聴いた事なかったのでこれからは選択肢が増えましたね。
これはこれで凄く聴いてて楽しい。

ステージにマイクがありましたが何か録音してるみたいでした。
カメラもあったそうですがこれには気づかなかった。
TV放送かあるいはDVDか何か発売するのでしょうか?