テキーラの股関節を検査しました。
検査はJAHDにお願いしました。
・JAHDとはNPO 法人(特定非営利活動法人)日本動物遺伝病ネットワークの略称です。
・JAHDは遺伝性整形外科疾患(股関節形成不全・肘関節形成不全・膝蓋骨脱臼)の診断を行う公的機関です。
・JKCの発行する血統書にも検査結果が記載されます。
検査に当たり、まずは決められたポジションでのレントゲン撮影を行います。
詳しく知りたい方は
獣医師向けのマニュアルをご参照ください。
こちらが
JAHDのHPです。
今回のテキーラは、
・股関節形成不全
・肘関節形成不全
・膝蓋骨脱臼
の3点で診断をお願いしました。
レントゲン写真を送ってから約20日ほどで結果が帰ってきます。
封筒を開くときは毎回ドキドキします。
誤診を減らすため、診断は3人の専門医によって行われます。
気になる検査結果ですが、
・股関節形成不全
【股関節形成不全の際にレントゲン写真上に特徴的な変化の起こる股関節の所見を9つの項目に分け、それぞれの項目ごとに
JAHDの評価基準に沿って0から5ポイントのスコアによって診断を行います。評価結果は総スコア(0から90ポイント)で表され、スコアが低いほど優れた股関節で、スコアが高いほど重度の股関節形成不全を示します。】
テキーラは右股関節1 左股関節3 合計4ポイント
テキーラのポイントを表に照らし合わせてみます。
JAHDでのゴールデンの片側スコアの平均値が11.7ですので、テキーラはとても優れた股関節だと思われます。
JAHDからの評価報告書にも「股関節形成不全の所見は認められません。」と記入されています。
・肘関節形成不全
【評価結果は正常、軽度の関節炎、中程度の関節炎、重度の関節炎の4段階に分類されます。】
テキーラは左右共に正常
・膝蓋骨脱臼
【評価結果は正常、軽度(グレード1)から重度(グレード4)の5段階に分類されます。】
テキーラは左右共に正常
と言うことでテキーラは
・股関節形成不全
・肘関節形成不全
・膝蓋骨脱臼
の何処にも問題がないと診断されました。
これは本当に嬉しいです。
テキーラには余分な脂肪をつけないで筋肉だけをつけるよう、食事や運動に気をつけました。
滑りやすい場所や堅い場所はなるべく歩かせず、できるだけ砂利や土で運動をさせました。
努力の甲斐があったと思えます。
また、ママゴルのオセロの股関節評価ポイントも右2左2の合計4ポイントです。
親父のイオもアメリカのOFAにて異常なしと診断されています。
親譲りの良い股関節と考えられます。
よってテキーラには【天然健康骨格娘】の称号を与えることにしましょう。
将来、ママになったときには
ゴールデンレトリバーのホームページの右側に並んでいるボタンの列に
上のような感じでボタンが加わるかもしれません。
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