専門家の現状認識にはずれがあると思います。

学力低下の日本の子ども、「ニート予備軍拡大」指摘も (読売新聞) - goo ニュース

理数系科目で頑張っても、将来の成功に繋がる可能性は低い、ということを見透かしているのではないでしょうか。

「フリーターでも食べていける時代のため、勉強に価値を見いださないニート予備軍が増えている」というのも、現状認識としてずれがあるのではないでしょうか。好きでフリーターをしている人は少ないと思います。

こうした問題は、自律を阻害し、親―学校―国家というものによる他律に従うことを慫慂する「教育」が継続し来たったことがもたらす当然の「成果」だと思います。問題は、単に「競争意識」といった低次元のことにあるのではないでしょう。

「希望の職に就くために」という餌まきの姿勢ではなく、自ら希望の職を作る姿勢を養う方向に向かうべきだと思います。