PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

里山ボランティア講座NO4

2015年10月30日 16時58分04秒 | 街中暮らし

一週間前の講座と里山現地実習を四国遍路でパスして

今日3週間ぶりに出席してきた。

今日は、里山づくりと題して数メートル四方の中に

どんな植生があるのかを調査し、今後手を入れるには

どうしたらいいのかを考える。

 

その手順は、

①調査地の概要把握

②植生管理のテーマ(林のイメージ)

 四季が楽しめる林、小鳥を呼ぶ林、昆虫が集まる林、散歩途中で

 休める林、貴重種を生かした林などをイメージする。

③作業計画

 調査地の植生から、何を生かし、何を伐採するかを決める

 (テーマに沿って)

④ ③をおこなうことによって、どのような樹冠になるかを

  図でもって平面的に描いてみる。

⑤ ③を行って、5年後、10年後この林はどのようになって

  いるかを平面図(上から見た図)と断面図(横から見た図)に

  表してみる。

討議した内容を発表

こんな座学をして次週は実際に伐採する予定

意外や意外、面白いです。

 自然保護は放置しておくことではなく、人の適切な手入れが入って

植生は生きることと、近年イノシシや鹿、熊などの民家近くまで

出てくる原因の一つは、里山の緩衝材としての役割が放置によって

機能しなくなり、彼らが里まで出てくるようになったといわれている。

基本は自然に任せるのですが、共生という観点で人の手が入ることは

必要に思う。