PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

読書旅

2014年06月30日 21時27分57秒 | 読書
なんて格好いいものではありませんが、今日は何も
予定がないんで、ぶらっと出かけてきました。
昨年、東京から松島まで歩いた、奥の細道の結びの地、
大垣に行ってみた。

大垣行き快速電車

豊橋からJR東海道線に飛び乗り大垣までの一時間あまりを
本読みに。振動と雑音の中ですが意外と読めるものですね、
朝井まかてさんの「恋歌」を・・・




気がつけば、もう揖斐川を渡っていました、もうすぐ大垣です。
一時間ちょっとですが、結構読むことができました。

駅前から歩き出し水門川沿いにはたくさんの芭蕉、奥の細道の
句碑が立っています、それらを詠みながら歩いて行くと
八幡宮があり、宮司さんや巫女さんがなにやらやられて
おり、寄ってみることに。











夏越し大祓えという行事だそうで毎年水無月の晦日に
行われており、茅で作った輪を左回り、右回りと回って
くぐり本殿でお参りすると延命なりと言う。
その茅を数本いただき、輪を作って家の玄関や軒下の飾ると
ご利益があるそうです。思いがけない行事に出くわし
ちょっぴり幸をいただいてまいりました。

八幡宮をあとに再び水門川沿いを歩いて、奥の細道むすびの
地、記念館に向かいます。
ゆっくり歩いて記念館に着き、入館料を払って館を見学、
いろんな場所にあった芭蕉記念館の中でもここ大垣の記念館は
すごく立派です。じっくり館内を見て回り全昌寺の寄って
飛騨路を歩いて駅に戻ります。
大垣と言えば水郷で名物は水ようかんです。老舗の店に
入って、一ついただきました、暑い中、歩いたんでとても
美味しく感じました。

升の店
















奥の細道むすびの地牌



住吉灯台

大垣から豊橋へ、社内で再び読書、これが最高です、随分と
読むことができました。読書旅、意外といいもんです、癖に
なりそうです。本当は普通電車に乗って、二時間ほどの距離を
見つけて行くといいです。







水ようかん 美味しいです



芭蕉はここ大垣で奥の細道を終え、門弟たちに労われ伊勢に
向けて旅立つのですね、その時の歌が

 蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行(ゆく)秋ぞ

なんですね。う~ん、松島からの行脚をしたくなりました。



次の読書旅は飯田線に乗って飯田か、岡谷あたりまで行ってみようかな。