ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

今週の細々したこと 2011.6.19(日)~6.25(土)

2011年06月25日 22時04分43秒 | 日記2011-15
皆様こんばんは。今月ボーナスが出ることをふと思い出しテンションが上がったぴかりんです。

●6/19(日)
【演】2011年 第56回市民音楽祭@室蘭ジュニアオーケストラ・室蘭工業大学管弦楽団
 今年も室蘭の市民音楽祭はいい天気。例年と同じく工大オケと室蘭ジュニアオーケストラの合同の形でフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』序曲を演奏。これまでも「増えた」と思っていた工大オケの団員数が、「さらに増えた」という増殖ぶり。オケ紹介によると団員数は約70名で、オーボエ・ファゴットが各3本、チューバも2本という大編成に。ここまで大きくなると、曲の細かいニュアンスの味付けが難しく、どうしても数を頼みにした「イケイケ!ゴーゴー!」的な大味の演奏に。

・休日ドライブ
   
 演奏会は早々と昼に終わり、時間を持て余したので珍しくK氏とドライブに行くことに。野郎二人のむさくるしいドライブもなんなので、女の子数名に声をかけたがあえなく全てフラれ、仕方がなしにK氏の運転にて出発。助手席に乗ることなど珍しく、ここぞとばかりに缶ビールを片手に車窓の景色を楽しむという贅沢を堪能。室蘭を出て洞爺湖をぐるりと一周し、伊達で道草を喰いつつ、最後に野郎二人には不似合いな、オシャレなパスタを食べてドライブは無事終了。そのまま、市民音楽祭の打ち上げになだれ込む。

・痛飲
 市民音楽祭の打ち上げをサークル会館にて開催。練習にあまり顔を出さないうちに、見知らぬ顔が増えてきたため、低学年団員との交流に努める。久々の飲み会で楽しくなって飲み過ぎてしまった。翌日の昼までは激しい二日酔いに苦しみつつ、前夜の自身の言動アレコレを思い出し、その恥ずかしさに悶絶し後悔するという地獄を味わうという、まさに痛飲。「酒の間に適度にお茶やジュースを挟むこと!」もう何度目か分からないが、再度肝に銘じておく。([注]写真はぴかりんではありません)

●6/20(月)
・重大任務
 「練習の合間に安永夫妻をお連れする、どこかいい店はないか?」との問い合わせ有り。あちこち食べ歩いていると、びっくりするような依頼もあるものです。これまでの食べ歩きの知識を総動員してオススメの店を挙げてみたが、世界的VIPをもてなす店とあっては条件が厳しく、それほど大きな貢献はできず。おそらく札幌であれば、VIPの集う隠れた名店というものが存在するのだろうが、私にとってはまったくの異世界になるためお手上げ。

●6/21(火)
・真夏の陽気
 つい先日まで肌寒い日が続くと思っていたら、この日は急に気温が上がり、蒸し暑い日に。外を歩くと既に真夏のような陽気。

●6/22(水)

●6/23(木)
【練】安永徹氏登場@オーケストラHARUKA
 演奏会本番を目前に控え、ゲストのベルリン・フィル元コンマス安永徹氏を迎えての初練習が行われた。はじめこそ緊張してガチガチだったが、練習が進むうちに音楽することを幸せに感じる至福の時に。そこではいろいろな刺激、というよりも衝撃を受けたが、その一端を以下に、

・まずは安永氏の奏でるバイオリンの音に圧倒される。その音がバイオリンからではなく、まるで氏の身体から発しているように感じられる瞬間があることに驚き。不思議な音楽体験。
・「歌う」とはこういうことかと、実演を以て示されると身にしみて実感。今までいかに楽譜に縛られた不自由な音楽をやっていたことか。
・大人数のオーケストラに対して、一人で弾くのと同じような繊細な音のニュアンスを要求。まるでオーケストラを一個の楽器と見なしているような感覚。そのように指示されると、オケは皆その気になってがんばってやってしまうから不思議。
・ベルリン・フィルといえば「精確無比な演奏」というイメージだったが、安永氏の指示は、「そこは曖昧に出てください」、「そこはテキトーにごまかしてください」、「そこは皆さんバラバラに、好き勝手に表現してください、逆に揃ってしまわないように」、「弦の音がかすれてもかまいません、誰か弾いてくれる人がいます」などなど意外な言葉が連発。
・演奏を弛緩させないための隠し味や遊び心が随所に。その視点は飽くまでも「いかに聴く人を楽しませるか」という観客目線。「楽譜上の音符を正確に再現できればそれでよい」といった風潮とは一線を画する。
・「宇宙時計」なる不思議な言葉も飛び出したが、発する音には常に明確なイメージ(情景・物語)を持っている。
・バイオリンの1フレーズを捕まえて、「皆一斉に、(指の都合で)ビブラートのかかっていない音がある」など、ビブラートの扱いには敏感。その他、全パートの音を常に余すところ無く聴き取っているかのような、恐ろしい耳の感覚はやはりサスガ。
・モーツァルトのトリルといえば、盲目的に「上からかける」のが半ば常態化しているが、安永氏の指示は「普通に(下から)かけてください」。「トリルの付いた音の音階をハッキリ出したい」の言葉を聞き、目からウロコ。
・「ぼくはこの部分は、右手は pp、左手は ff のつもりで弾いています」
・「モーツァルトの管楽器ののばしは、"いかに減衰させるか" が重要」

ひょっとして、数万円の大金を出してベルリン・フィルを聴くよりもずっと価値ある体験をしているのではないかと思える、そんな充実した時を過ごすことができた。

●6/24(金)
【練】二日目@オーケストラHARUKA
 この日の練習は主要なパートが欠けてしまい、波乱含みの展開に。特に構成人数の少ない田舎のオケでは様々なパートが抜けた歯抜け状態での練習も珍しくないが、私などはそれにすっかり慣れ切ってしまい何とも思わなくなってしまっていたところ、「全てのパートが揃わなければアンサンブルは成り立たない」という当たり前のことに気付かされた。人物によっては本番キャンセルとなってもおかしくないようなゆゆしき事態だったが、安永さんは場所によってはティンパニの代わりにバイオリンを鳴らしたり、この日から参加のピアニストの市野さんも「弾きづらい」と苦笑いしつつも辛抱強く練習に付き合ってくださった。お二人を迎えるオケの一員として申し訳なく、身も縮む思い。

・愛車インテグラ20万km達成!!……してた
 「そういえばそろそろ20万キロか?」と愛車の走行距離をチェックしてみると、既に20万キロを超えていた。どうやら前夜の札幌から室蘭へ向かう途中で超えていたらしい。せっかくの歴史的瞬間を見逃すという失敗。次の30万キロの時には見逃さないように…… 現車両を購入してから約8年での達成。普段の通勤には使用せず、ほとんど週末のみの使用にしては、割と多く走っている方だと思う。前車両(1台目)も買い替えまでに約20万キロ走ったので、生涯通算で今のところ約40万キロ走行。怪我をするような事故に遭うことも無くここまで走れたことに感謝しつつ、この先も事故などに遭いませんように。

●6/25(土)
【練】三日目@オーケストラHARUKA
 いよいよ本番前日の練習に。この日は昼から夜までの長丁場だったが、それも安永氏と夢中で弾くうちに、幸せな時間もあっという間に終わってしまった。練習後はその場にビオラ三名で居残り、室内楽の練習を。皆さん、楽器を弾くのが本当にお好きな様子。キタラの大リハ室を三名で貸し切るというなんとも贅沢な練習になった。

・本日の実家のツマミ
 両親とも泊りがけで東京に遊びに行ってしまい、実家で一人、わびしい晩酌に。

(まだ書きかけ。。。)

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