本日、笹本稜平「還るべき場所」を読み終わりました。
「スケールの大きな冒険小説で定評のある笹本稜平氏の新境地。登攀中に恋人を遭難で失った主人公・矢代翔平。過去の悲しみを乗り越えるため、登山ツアーのガイドとして「悲劇の現場」K2に再び戻ってきた。圧倒的な迫力で描く感動の山岳小説」
先日、大倉崇裕「聖域」を読んだばかりなのに、またまた、山岳小説を手にしてしまった。特に山が好きな訳でも無いのに・・・。
今回の作品は、間違いなく「山岳小説」でした。
とにかく、山岳用語のオンパレード
「セルフビレイ」「スリング」「ハーネス」「ピトン」「アッセンダー」「アンザイレン」「アイゼン」「バイル」「カラビナ」などなど。聞いたことある用語もあるが、はたしてどんな形状でどういう用途
また、山の名前も出るは出るは
「マッキンリー」「K2」「エベレスト」「チョー・オユー」「ブロードピーク「シシャパンマ」「ガッシャルブルムⅡ峰」などなど。
どこの国の山
と、こんな知識で読んでもおもろーーーーい
躍動感に溢れる数々の登頂シーン。年齢を超えた人間の繋がり。最後まで引き込まれました。
そして、山岳登山に少し興味を憶え・・・。
ダメダメ。これ以上趣味を増やすのは危険です
とにかく、この小説は、山岳登山の過酷さと現状を良く捉えており、新鮮な感動を覚えます。また、サブ主人公の企業家社長のセリフがビジネス指南書のようでもあり。
骨太作品です。
最後に、笹本稜平の作品は、漢字の読みと意味が難しい。
「沽券」「掉尾」「黎明」「傲岸」「猜疑」「裡」「晩生」「恬淡」「魁偉」「僥倖」「寂寥」「帰趨」などなど。
手帳に漢字とページ数を書き書きしながら、家に帰り着くと辞書で調べ2重の手間をかけながら読む。学がないと大変です。
でも、スリルと人間味、商業登山の現実。山を全く知らない小生でも大いに刺激を受け五感にビシビシと訴えかけてきた小説でした。
「スケールの大きな冒険小説で定評のある笹本稜平氏の新境地。登攀中に恋人を遭難で失った主人公・矢代翔平。過去の悲しみを乗り越えるため、登山ツアーのガイドとして「悲劇の現場」K2に再び戻ってきた。圧倒的な迫力で描く感動の山岳小説」
先日、大倉崇裕「聖域」を読んだばかりなのに、またまた、山岳小説を手にしてしまった。特に山が好きな訳でも無いのに・・・。
今回の作品は、間違いなく「山岳小説」でした。
とにかく、山岳用語のオンパレード
「セルフビレイ」「スリング」「ハーネス」「ピトン」「アッセンダー」「アンザイレン」「アイゼン」「バイル」「カラビナ」などなど。聞いたことある用語もあるが、はたしてどんな形状でどういう用途
また、山の名前も出るは出るは
「マッキンリー」「K2」「エベレスト」「チョー・オユー」「ブロードピーク「シシャパンマ」「ガッシャルブルムⅡ峰」などなど。
どこの国の山
と、こんな知識で読んでもおもろーーーーい
躍動感に溢れる数々の登頂シーン。年齢を超えた人間の繋がり。最後まで引き込まれました。
そして、山岳登山に少し興味を憶え・・・。
ダメダメ。これ以上趣味を増やすのは危険です
とにかく、この小説は、山岳登山の過酷さと現状を良く捉えており、新鮮な感動を覚えます。また、サブ主人公の企業家社長のセリフがビジネス指南書のようでもあり。
骨太作品です。
最後に、笹本稜平の作品は、漢字の読みと意味が難しい。
「沽券」「掉尾」「黎明」「傲岸」「猜疑」「裡」「晩生」「恬淡」「魁偉」「僥倖」「寂寥」「帰趨」などなど。
手帳に漢字とページ数を書き書きしながら、家に帰り着くと辞書で調べ2重の手間をかけながら読む。学がないと大変です。
でも、スリルと人間味、商業登山の現実。山を全く知らない小生でも大いに刺激を受け五感にビシビシと訴えかけてきた小説でした。