彩水のしずくー自分と向き合う

わたしは多発性硬化症です。体の症状などに対する自分の取り組みとその結果、自分と向き合うことで生まれるもの書いて行きます。

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生きる居心地

2020-01-29 20:26:00 | 日記

そのメッセージに軸を合わせた。
その瞬間、ボーとしていた頭が少しはっきりとした。

よし、向き合ってみよう!
意識の方向性が切り替わってるみたいだった。

起こっている症状を感じ切る意識が、
今度は、その現象を変化させる意識。

自分の持っているしっかりとした自分の感覚を聴いていく。
脳から読み取れる情報、それをキャッチしていく。

熱の感覚に埋もれた、元の感覚。
そこに聴き続ける。

その反応を、全部書き出した。
聞いていると、いつもは出てこないような質問をしていた。
無意識に自分から出てくる問い。
それに、自然に反応する自分自身。

自分の中の対話をみていく。

一つずつはよくわからない質問。
なんでこんな質問が出てくる?っていうものもある。
でも、ちょっとした問い、反応も無視してない自分がいた。
大きいものから小さいものまでたくさん聴いた。

熱なのになんで歯?
なんで皮膚のここ?

そんな疑問も出てきたけど、手も熱を治したい。

治すためにできることは、自分の感覚を信じること。

最初は正直、しんどさがあった。
熱あるから、苦しい、、
その感じが大きかった。

でも、自分の情報を聴いていくと、しばらくして、苦しい感じがスッと離れていた。
その苦しい感覚を手で握っていた。
信じた自分の感覚から、苦しみを見つめられてるみたいだった。

100%まで聴いて行った。
今のわたしが自分にできることが100になったとき、
その書き出しを眺めていた。

書いた一つ一つの情報がつながっていく。
全体が一つの流れを描いていた。

その紙を見つめながら、書いてあることをやっていった。

最後までやると、体にすっきりした感じを感じた。
治せたのかなぁ?
そんなことを思いながら、熱を測り直す。

体温計の音が耳に響いた。
見てみると37.2

熱下がった!と思った。

さっきと比べ、体は軽くなっている感じがした。
また、体の外を、内を感じ直していく。

土の感覚が、今度は砂みたい。
空気がサラサラしている。

体の中は、いろんなところの痛さは無くなっていた。
痛みのあった場にあるのは、そこの感覚。
頭は今の頭の感覚。
腰は腰の感覚。
これが今のわたしの体なんだって感じた。

症状というサインが出る必要がなくなって、姿を消したみたいだった。
治せたことが嬉しくなっている自分がいた。

幼い自分がはしゃぎ出しているみたい。
そのはしゃぎを、さっき感じていた元の自分が見つめている。

ふと、また熱を計りなおしていた。
はしゃいている自分が、元の自分に自慢しようとしてるみたい。

体温計をみて、びっくりした。
数字は37.2ではなく、38.0、、、

んーどういうこと?
一瞬で目の前の色が青色に変わった。

はしゃいでいた自分が、どう動いていいかわからなくなっていた。
下がっていないの?
じゃあ、治せていないってこと?

でも、さっきとは体の感覚が違った。

体の重さは軽くなってる
気分はだるさから、はしゃげるくらい
痛みは消えて体自身の感覚、、、

体温計が示す数値と、体感の辻褄が合わない。

どっちを信じたらいいんだろう?

しばらくぐるぐるしていた。
数値と体。それが行ったり来たり。。

ひとつひとつ見つめていたのが、だんだん駆け足になっていく。
自分の描いた現実をどう捉えたら良いのか、かけ足で感じていく。

ぐるぐるしすぎて気分が悪くなっていた。
体も気持ちも限界だった。

もう無理、、、
そう思った瞬間、体から力が一気に抜けた。

宙に浮かぶ感じ。
浮かんでいるとこには何もない。

体は軽さしかなかった。

いつもよりも居心地がいい体。

何もないんだけど、そこにゆらぎがある。
何もない空間にもある、ゆらぎ。

風邪を治ったかはわからない。
でも、熱がどうというよりも、
ヒトとしては心地よさを感じている。

向き合ってみえた、自分の求める感覚。
それが今の居心地だった。

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