ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

夏真っ盛り

2013年07月14日 | レッスンメモ
早朝からセミがすごい勢いで鳴いています。どうも、このセミの音と真夏の日差しが苦手な私。益々、ピアノの部屋にこもりたくなります。夏は涼しくして一日中ピアノの部屋にいるのが一番です。

以前、子供たちが中学生だった頃、私のことを「引きこもり」と心配していた時期がありました。アメリカから家族以外知人のいない別府に引っ越してきて、一緒に出歩く友人もなく、確かにピアノ部屋にこもり続けの日々を送っていました。(今もですけど(笑))

それでも時がたつと、だんだんありがたいことに友人も増えてきました。ある日、「今日は○○さんと会うから、ママ何時まで戻らないからね」と告げると子どもが「お母さん、友達できたんだぁ。良かったね!」と喜んだので、こちらの方がびっくり。私自身はどちらかというと社交的なタイプだと思っていたのに、その頃の私は子供たちから見るとそんな風に見えていたんですね。

でも、それから10余年。お友達との交流やお仕事で外に出かけることも増えてきました。もちろん今でもピアノの部屋に閉じこもっている日の方が多いのですが、ピアノの部屋には大人も子供もたくさんの生徒がやってきてくれて、毎日たくさんのドラマが繰り広げられているので、これは引きこもりとは違います。

夏の真っ盛りの暑い時期、ちょっと外出を控えて涼しいピアノの部屋の中で、みんなと一緒に色んなドラマを繰り広げる生活、とても有難いことです

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花の名前

2013年07月13日 | レッスンメモ
夏になると背の高い真っ直ぐな茎にとても鮮やかな濃いオレンジ色の花を咲かせる植物が庭にあります。



毎年元気に花を咲かせるし何だか増えてきてもいるようです。うちの庭がよほどあっているのだと思われます。私が植えたものではなくて勝手に育っているものだから気にはなっていたのですがこれまで名前も知りませんでした。何という花なんだろうと毎夏オレンジの花を見るたびに首をかしげていたのです。でも、さすがにそれじゃいけないと思ったので、夫に調べてもらいました。

この花、「ヤブカンゾウ」っていうんですね。名前が分かるとぐっと親しみがわいてきます。しかも春先の新芽はおひたしにすると美味しいとか。来春試してみようかな。でも新芽を食べちゃうと夏にこの鮮やかなオレンジの花が見られないですよね。どうしようか悩んでしまうなあ。

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音楽チャレンジセミナー

2013年07月12日 | レッスンメモ
いよいよ夏本番。夏休みももうすぐです。夏休みといえばピアノ教育研究会「グループ・アイ」恒例、子供のための「音楽チャレンジセミナー」です。今年で3回目を迎えますチャレンジセミナー、今回は8月23、24の二日間iichiko総合文化センターのスペースBeで開催いたします。

このセミナーはピアノを習っているお子さん向けのセミナーです。日頃のレッスンでは時間が足りなくておろそかになりがちな、ソルフェージュ、楽典、リトミック、音楽史など、ピアノ実技以外の音楽の基礎知識をみんなで楽しく学ぶことを目的としています。それぞれのレベルに応じて3つのクラスに分けてカリキュラムを組んでいますので、小さなお子さんから中学生まで、どなたでもご参加いただけます。今回も新しい先生が増えて、さらに充実したプログラムを組む予定です。

ピアノを子供たちに教えていて、初めての壁にぶつかり、レッスンが思い通りにいかなくなるのは、譜読みが複雑になってきた頃です。これが第一関門。譜読みの訓練は必要です。そのためには楽譜の構造や仕組みの基本を理解しておくことが大切です。リズムや拍の感じ方、和声、音感の訓練なども、早いうちから多方面にわたって慣れておくと、後が楽になります。

ところが普段のレッスンの中にソルフェージュを入れようとしても、ついついピアノの実技指導の方に時間をとられてなかなか充分にはできません。しかもこれらのお勉強は、たまにはみんなと一緒にグループでやるのも楽しく、お互い励みになって効率もよくなります。

というわけで子どもたちが音楽の基礎知識を楽しく学べるようにと、メンバーの先生方が色んな知恵を集結してプログラムを作ったセミナーです。子供たちがソルフェージュに強くなるように、そして日頃のピアノの練習に少しでも役立つようにとの願いをこめて取り組んでいます。グループセミナーならではのみんなでゲーム感覚でやるプログラムも用意しています。一人でも多くの生徒さんにご参加いただきたいと思っています。詳しくはこちらのチラシをご覧ください。楽しいものにいたしますよ~!

(チラシ:クリックすると拡大します)

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小節線

2013年07月11日 | レッスンメモ
楽譜には、小節線というものがあります。3拍子、4拍子、6拍子、などのあらゆる拍子のくくりが、この線によってはっきりします。

音楽は言葉や文章であると思っていますが、言語で表す文章と大きく違うところは、この小節線。文章の句読点などのくくりは、スラーの線で表すことができますが、それとは別に小節というくくりがあって拍を感じるところが言葉で話している文章と違います。ある一定のリズムを感じながら、拍子のくくりを淡々とあるいは生き生きと演奏しながら進んで行く音楽の文章。

3拍なら3の、2拍なら2のくくりを秩序だてて進ませながら、文章を書く時の句読点をフレーズとして解釈して表現していく。この時、拍のくくりとフレーズのくくりが一致しないことが多々あります。それをどう処理して演奏していくかがカギ。それによって言葉で書かれた文章よりももっと躍動感が出てくるのです。

この小節線を越えるときあるいは超える前をどう感じてどう演奏するかが拍感を感じられる演奏かどうかの分かれ目だと思います。この小節線の間に何かが潜んでいるのが音楽。この1小節を次の2小節目にどうやって運ぶか、1小節という箱をを次々によどみなく、つなげて積み上げて行く。この積み上げの時にひずみや隙間ができるのだけど、その隙間やひずみも大事。ただ、その場所を間違えると流れない音楽になってしまいます。基本的には、きちんと箱を積み上げないとその大荷物は崩れてしまいます。きちんとひずみなく積み上げた後、ちょっときちんとし過ぎて窮屈なところに、隙間を入れてあげる。

音楽は、小節線によって箱をグルグル次から次へと回しているともいえます。そこに拍感を感じるポイントが隠れている! 音楽は流れているもの。これを忘れずに、演奏してほしいと思います。

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根津先生のセミナー

2013年07月10日 | レッスンメモ
昨日は、根津栄子先生のセミナーに行ってきました。「チェルニー30番-30の小さな物語」という楽譜についてのセミナーでした。この楽譜は、チェルニー30番を楽しく分かりやすく、また子供たちが見やすいように編集されている楽譜です。

セミナーでは、この楽譜に入る前にやっておくことや、日頃根津先生がレッスンで実践していらっしゃる事柄などを教えてくださって盛りだくさんの内容でした。先生の実際のレッスン風景を映像で見せてくださったのもとても参考になりました。小さい子供へのアプローチの仕方が素晴らしい! 同じ内容を伝えるにもこんな風にしてアプローチしているんだという例をたくさん教えていただきました。いかに子供に伝わり易く教えるか、という方法についてのアイディア満載でした。本当に真剣に色々考えて工夫されているということがとてもよく分かりました。子供が本当に喜びながら楽しくレッスンを受けているんです。

私もチェルニー30番はピアノを学ぶ際にとても重要な教材だと考えていて、教室でもよく使っています。色々教えるポイントがたくさんあるし、それはちゃんと分かっているのですが、ただ、それを子供に分かりやすく指導するにはどうしたらいいのか、その点をいつも試行錯誤しています。子供たちがなるべくすんなりと取り組んでいけて、アレルギー反応を起こさずに、30番をスイスイ弾いてくれるような教え方、指導法?? 昨日のセミナーではまさにそこのところについてたくさんの貴重なアイディアとノウハウを教えていただきとても勉強になりました。

早速これから、学んだことを活かして益々生徒と楽しく頑張って行きたいと思っています。

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ピアノを楽しむ余裕

2013年07月09日 | レッスンメモ
少しずつ連弾会の準備が整ってきました。私自身が、連弾も伴奏も他の楽器とのアンサンブルも大好きで楽しいので、きっと生徒の皆さんも楽しんでくれると思って企画しています。

ピアノは、ある程度弾けるようになってくると、奥が深くて必要な練習量も半端ではないので、しっかり練習している生徒ほど辛さや険しさも知ってきます。ただ、しっかり練習する人の中には、真剣に取り組んでばかりで楽しむ余裕が無いという問題が出てきます。次から次へと新しい課題に挑戦し続けて、時間との戦いの中で、なかなか余裕は持てないですよね。

だけど、本当は音楽そのものを愛し、楽しめるようであってほしいと思っています。そうでないと辛く苦しいだけのものに終わってしまいます。最終的には喜びを感じるために、それを表現するために音楽をやっているのでなければ、苦しんだ甲斐がありません。ピアノをたくさん練習して練習すればするほど上手くなる、思い通りにピアノを操れるようになる。それが楽しくないはずはありません。

というわけで、いつもの練習の中に意識的にお楽しみの要素を取り入れることも必要です。連弾はまさにそういう効果をもたらしてくれる絶好のチャンス! この連弾会を通じて、仲間と一緒になって楽しむという喜びを、もっともっとみんなに知ってもらえたらいいなと思います。ピアノを楽しむ方法を知れば、辛い練習も乗り越えられるし、ピアノっていいものだと心から喜んでもらえると思います。

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プラハ放送交響楽団

2013年07月08日 | レッスンメモ
昨日はプラハ放送交響楽団のコンサートに行ってきました。午後3時開演のマチネです。ここのところ、なかなかコンサートに行けない中、久しぶりのオーケストラのコンサートなのでとても楽しみにしていました。しかも大好きなドヴォルザーク!

プログラムは、冒頭の一曲目にお約束の名曲スメタナの交響詩「モルダウ」。次いでドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調。休憩をはさんで後半はドヴォルザークの8番でした。

コントラバスが6本というけっこう大きな編成のオーケストラでしたが全体としてきちんとまとまった美しいオーケストラの響きでした。オケの持ち味なのか指揮者の特徴なのか分かりませんが、目をつむると上品な室内楽を聴いているようでもありました。私個人の意見としてはドヴォルザークの最終楽章の終わりのところは、もっと弦をかき鳴らしてスラブの血が騒ぐところを聴きたかったなあと思いました。

チェロ協奏曲のミハル・カニュカもテクニシャンでものすごい表現力があると思いましたが、残念なことにチェロが鳴り響かない気がしました。会場が広過ぎたのか?はたまた日本の梅雨の湿気に楽器がついていけなかったのか?もうちょっと音量が欲しかったと思いました。

それでも、生の良さはずっと残ります。心地良いストリングスの調べが今朝も耳の中に残っています。やはりインプットは必要だとつくづく感じています。お休みがあれば即コンサートに行って勉強しようと改めて思いました。

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反抗期対策

2013年07月07日 | レッスンメモ
ほとんどの子供は、お年頃になると反抗期というものがやってきます。私のピアノ教室でもそんなお年頃の生徒が何人かいます。そうは言っても私の子供たちが反抗期だった頃に比べると全然お利口さんで、保護者の方が「うちの子、反抗期で・・・」とこぼすのを聞いても「こんなの反抗期のうちに入らない」と思っていました。

ところがよく聞いてみると、家庭ではほんとに手を焼いているという方もいるんですね。親子の関係がほとんど冷戦状態で口もきかなかったり、逆に強烈な言葉爆弾の応酬が繰り広げられたり。これには、やはりお母様としては動揺するでしょう。「これまでいい子ちゃんだったこの子がどうして・・・」と悲しかったり怒ったり。私も経験あります。ハイ。

こんな時期は親が毎日繰り返すお小言が一番相手の耳に入りにくい時期。黙っておく方が得策の時もあります。でも、つい口出ししたくなるのが親心。親がカッカしたり焦ったりします。でも親が焦ってもどうにもならない。こんなときは、「まだ勉強始めないの?」と言いたいのを我慢してメモ用紙に走り書きしてポイとゴミ箱に捨てる。「え?これでピアノの練習もう、おわりなの?」と言ったところで「もうっ!わかってるわよ!いちいち言わないで。」と言われるのがおち。こんな毎日の親と子供のズレ、効果が無いことを言っても無駄ですよね。言いたくても言わずにメモメモ。そして破ってはごみ箱にポイ。

結局、何をやるか、いつやるか、どれだけ本気でやるか、これらは本人が決めるしかないんですね。子どもはそこが不安なので心が揺れるんだと思います。親に甘えたり反抗したくなるんだと思います。自分で乗り越える力を身につける前のエネルギーチャージのために反抗してるんだとも言えるでしょう。

かと言って、親だって仏様ではないのだから生身の人間である以上、カ~!と来ることもあるでしょうし、ずっと言わずに我慢しているのも健康に悪い。そんな時にメモって自分でこっそり捨てるのなら、誰にも迷惑かけないかも。少しは親の気持ちが落ち着きます。親自身がヒートアップしてる時には必要なことですよね。

このメモ書きポイの方法、皆様も試してみてはいかがでしょうか。でも、何回かに1度「ここぞ!」という時は、びしっと親の意見を言うことも大事ですけどね。

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父への感謝

2013年07月06日 | レッスンメモ
私の父はもう15年前に亡くなりました。忙しい父でしたが、あたたかくてユーモアのある茶目っけたっぷりの父でした。象さんのような目をしていました。

今は遺影をかざってお茶とお線香をあげるのが朝の私の日課のひとつです。お線香をあげて手を合わせるとき、私は必ず心をこめてお礼を言うことにしています。お願い事はしない、と決めています。もうたくさんの事で守ってもらったし、亡くなってからも父に守ってもらっていると感じることがたくさんあるからです。

普段、出張に出かけるときは車で高速を飛ばすことが多いのですが、何年か前に不思議なことがありました。その日は実家のそばでのお仕事だったので、帰りがけに久しぶりに家に立ち寄って父の仏壇にお参りしてきました。そうして実家を出て、高速に入る直前のガソリンスタンドでガソリンを入れたのです。ガソリンスタンドのお兄さんが「空気圧やオイルのチェックしましょうか?」と尋ねてきました。いつもは「大丈夫。結構です」と断ってばかりいる私ですが、その日は「そう言えばずい分チェックしてないなあ」と思って空気圧を調べてもらいました。そしたらなんと!タイヤにくぎが刺さっているのが見つかったのです。まだそんなに空気は抜けていなかったので全然気がつきませんでした。でもこのまま高速にのったら大事故につながるかも。あわててタイヤを交換してもらいました。こうして無事家まで帰りついたのです。いつもは断る空気圧の点検。この日に限ってどうしてお願いする気になったのか、とても不思議でした。

きっと父が守ってくれたんだと思っています。ろくにご恩返しができないまま父は亡くなってしまい、今私はこうやって遺影に手を合わせることしかできません。父は私に、精一杯生きることと自分の周りの人を大切にすることを教えてくれました。このことをいつも忘れないようにしたいと思います。

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探し物

2013年07月05日 | レッスンメモ
大事な書類がみつからなくて、必死で探していました。部屋のどこかにあるはずとずっと探しているのに見つからない。「♪♪ さがすのをやめたとき みつかることもよくあるはなしで ♪♪」という井上陽水の唄を思い出して、あえて探すのをやめてみたり。

結局期限までに見つからず、人様に無理をお願いして何とか切り抜けました。いつもバタバタして整理が行きとどかないのが原因だと深く反省して、先日、しっかり時間をとって本格的に整理整頓をしました。そうしたら、出てきたんですよね。探してた書類。それも全然意外なところからじゃなくて、ここにしまったはずだと、一番最初に探してたところから出てきました。その場所、何度もなんども見たはずなのに・・・。

求めていることがある、でもなかなか手が届かない。もう届かないと思って焦るのをやめた頃、何かのきっかけで手が届くようになる。こんな経験ありませんか?探し物が見つからない、求めているものが手に入らない、こんなとき私はとても焦りますが、じたばたするのを止めて、根本的に整理整頓してみると、出てくる、手に入る。こういうことってありますよね。焦ってじたばたしているときは視野が狭くなっているのだと思います。人さまの声も耳に入りにくくなっているのだと思います。そんなときに自分一人でいくらじたばたしても効果は薄いですね。心を落ち着けて根本的なことからやり直してみる。そしてやるべきことを淡々とやっていると、きっとそのうち手に入る! 陽水さんのファンキーな名曲のあの一節はほんとに奥が深いなあと思っています。

わたし流の替え歌:
♪♪
ゆめのぶたいへ
ゆめのぶたいへ
いってみたいとおもいませんか
うふっふ~、うふっふ~ 
♪♪

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マチネのコンサート

2013年07月04日 | レッスンメモ
最近コンサートを聴きに出かける機会が減っています。ピアノの先生は、たいてい夕方から夜にかけてが仕事時間。一方、コンサートの方はそのほとんどが夜に開催されるので、ちょうど仕事時間とかぶってしまうのです。どうしても聴きたいコンサートがあると、あちこちレッスンを振り替えて調整した上で出かけることになります。でもこの調整がそんなに簡単にはいかないのですよね。それにやはり生徒の事を考えるとそんなにしょっちゅう変更もできません。自分がやるコンサートやセミナーなどで変更をお願いすることもあるのでなおさらです。というわけで結局、行きたかったのになあ、と残念に思うコンサートが少なくありません。

そんな私に嬉しいのは「マチネ」のコンサート。マチネというのは昼公演のこと。演劇やミュージカルでは昼夜二回公演というのは珍しくないですがその昼公演のことをマチネと言います。ニューヨークにいた頃よくミュージカルを観に行きましたがマチネの切符は夜の切符よりも手に入れやすいし値段も安いのでよく利用したものです。

だけど演劇などに比べるとなぜか音楽会のマチネというのは少ないですね。これはどうしてかしら? いつも不思議に思っています。音楽家といういうのは夜型が多いのでしょうか? ときどきサロン風コンサートなどマチネでやることもあるようですが、大きなホールでフルオーケストラのマチネコンサートというのはとても少ないと思います。

それが今度の日曜日、マチネでオーケストラのコンサートがあるので、ここぞとばかりに聴きにいくことにしています。開演は午後3時。これ、とてもいい時間帯ですよね。お昼を食べた後、ゆっくり支度をしてお出かけして、コンサート終了後に「ちょっとお食事でもして帰りましょ」という気分にさせてくれるじゃありませんか。というわけでコンサートの後のゆっくりした時間も合わせて今から楽しみです。

もっと昼間のコンサートが増えればなと願っています。

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香り

2013年07月03日 | レッスンメモ
朝、我が家はまずコーヒーの豆をひいた香りからスタートします。寒い冬以外は家の中のドアも開け放しているので、家全体にコーヒーの香りがひろがります。コーヒーが終わったら父の遺影にお茶とお線香をあげます。このお線香の香りも定番の朝の香りです。それから今度は窓を開けて空気を入れ替えます。季節によって庭の花の香りが入ってきます。冬は沈丁花、春はバラ、夏はカサブランカ、秋は金木犀などです。

でも、そんなにいつもいつも花の香りが満ちているわけではないので、部屋の中の臭いが気になるときもあります(犬や猫もいますしね)。この湿度の高い梅雨から夏にかけて、そして寒くて閉めたてている冬の時期など。そんな時はアロマやお香をたいて過ごすようにしています。

香りは人間の五感の一つ。しかもテレビや映画、インターネットなどでは絶対に伝えることのできない感覚です。香り付きのテレビやブログなどがいつの日かできるようになるかどうかは知りませんが、そんなことが可能になったとすると、今度はそれを悪用する人が出てくるかもしれないので、やめた方がいいと思います。嫌なにおいというのは本当に我慢できませんから。

有名な、紅茶に浸したマドレーヌのエピソードのように、ある特定の香りは人の記憶と密接に結びついていることがあるようです。先日、久しぶりに帰省した娘が、「我が家のにおい、懐かしい!」と言ってました。

実は音楽にも香りを感じさせる音楽があります。ピアノの音にも「香り高い音」というのがあります。こんな表現は分かりにくいかもしれませんが、そうとしか表現できない微妙な音の特徴というものがあるのです。それは気持ちのいい、ふんわりとした音だったり、または凛としてシャキッとするような音だったりします。人それぞれがもつ香りの記憶、そしてそれに結びつけられた個人的な記憶。それが音楽と結びついてそんな表現になるのだと思います。

教室に通う生徒さんも知らず知らずのうちにピアノの記憶とともに我が家の香りの記憶が刷り込まれているかもしれません。できるだけ素敵な香りの記憶をもってもらえるように気を配りたいと思っています。

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発表会の選曲

2013年07月02日 | レッスンメモ
今年の教室の発表会は11月。これまでは毎年夏に開催していましたが、ちょうどコンクールなどが目白押しで、生徒によっては綱渡りのように過酷な日程をを強いることになってしまうので、今年は11月に実施することにしました。しかし、よく考えてみればこの時期もまた色々あるんです。昔に比べるとピアノのコンクールってほんとに一年中色々ありますね。それぞれのコンクールはもちろん特色があるので、開催日程、レベル、課題曲の傾向などをよくチェックしながら一人ひとりの生徒にあったコンクールを選ぶことになります。そういう意味では選択肢が増えていいことだと思います。

ともかく教室の発表会は11月と決定しているので、そろそろ発表会で演奏する曲の選曲を始めなければいけません。生徒一人ひとりの顔を思い浮かべながらその生徒に一番ふさわしい曲、その生徒にとって勉強のやりがいのある曲、そして何よりも本人が「これ、やってみよう!」という気持ちになる曲に決めていきたいと思っています。

子供の生徒の場合はあらかじめ私がいくつかの曲を選んで話し合って決めたりしますが、大人の生徒さんの場合は皆さんもうある程度曲もご存じですし、「この曲を弾きたい」、「あの曲が憧れ」という希望をお持ちの方が多いので、できるだけそれに沿って決定します。というか、ほとんどの場合ご希望の曲に決定して一緒に取り組んでいくことにしています。時には「あの曲が憧れだけど、私には無理」とおっしゃる方もいますが、私から見て何とか届きそうだなと思ったらポンと背中をひと押し。「大丈夫!やってみましょうよ」という形で決定します。

これから毎日楽譜を部屋中に引っ張り出してああでもないこうでもないと頭を悩ますことになります。選曲の過程は楽しくもありちょっと大変でもあります。生徒の間で曲が重ならないように注意しなければいけませんし、連弾の組み合わせも考えます。発表会全体の「流れ」というものにも気を配る必要もあります。色々考えていると頭がこんがらがってきて、あっという間に時間が経ってしまいます。きちんと全体を把握して一人ひとりの力を信じて曲を決めたいと思います。また今年もみんなの力で素晴らしい発表会にしましょうね!


池のほとりで凛とした立ち姿が美しいグラジオラス。


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買い物の時間

2013年07月01日 | レッスンメモ
毎日朝起きてコーヒー飲んで支度をしてブログを書いてピアノの部屋に入ってお昼はキッチンで1時間ほど休憩してまたピアノの部屋にこもる。こういう生活をしていると一番困るのは買い物です。うっかりしてると冷蔵庫が空っぽだったり、お化粧品も切れてしまう。洋服なんかはもう全然買い物に行かなくて年に2、3回?ってな感じになります。

でも、時間とは作るもの。たまには洋服の買い物を優先したくなる気分の時もあります。そうしないと世の中の流行りやトレンドが分からなくなってしまうし、普段着イコール仕事着でもあるわけだからだらしない恰好じゃいけない!と思ってはいます。

というわけで、今日は久しぶりに洋服のお買い物に出かけようと思っています。ほんとに久しぶり。ちょっと練習の時間削って行ってきます。ストレス解消効果も期待できます。うふふ、ワクワクしてきました

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