ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

欠席続出

2010年02月12日 | Weblog
昨日まで雨が降り続けて、冬にしては生温かい日が何日か続きました。気温の差が大きいと体調も崩しやすいですね。

今週は、風邪など体調不良でお休みする生徒がたくさんいました。ちょっと暖かくなった時にふっと気が抜けたり薄着したりして、油断するとよくないみたいです。コンスタントに寒い日が続くときよりも注意しなければならないようです。

皆さまも気をつけて下さいね。これから三寒四温、春に向かいます。

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牡蠣が美味しい!

2010年02月11日 | グルメ
私が住んでいるところから、車で別府湾沿いに30分ほど走ると、城下町の杵築市に入ります。この杵築は、牡蠣の養殖がさかんで、シーズンになると直売所がオープンします。養殖のいけすからそのまま引き揚げた新鮮な牡蠣です。

昨晩は、牡蠣を蒸して小松菜のおひたしやらなにやら野菜料理をしました。これは、呑まずにはおれないメニューでしょう。ピアノを9時まで弾いたあと、おそい晩餐。



この牡蠣が本当に美味しかったんです。レモンかカボスをかけるもよし。ポン酢をたらすもよし。一袋19個も入って、800円。いつもは千円ですが、水曜は特売日とか(ラッキー)!

また来週も牡蠣にしようかな~。

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展覧会の絵 ― 再び

2010年02月10日 | コンサート
音大を卒業してすぐ故郷の短大の講師になり、ピアノを教えていた私は、演奏活動にも情熱を燃やして、九州交響楽団との共演なども経験させていただきました。その頃の一番の思い出は、本格的ソロ演奏で、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を弾いて、大変好評を博したことです。

時は1982年10月5日(25歳!)、家族をはじめ、地元でお世話になった皆さん方の暖かいご支援でリサイタルを開くことができ、会場は満員でした。そのときのステージの緊張感と、こんなに多くの皆さんの前で弾けるという喜びは終生忘れることのできないものです。私が演奏活動をずっと続けていく原動力となった想い出深い経験です。

その翌年、ごく普通に結婚退職し、主婦として母としての生活が始まりました。引っ越しの先々で、レッスンと演奏活動はなんとか続けてきたものの、子育て中心の生活でピアノは2番目の時もありました。しかし、それでも心の中でいつか必ずピアノと本気で向き合い、ピアノと生きて行くとずっと思っていました。

今年の6月と7月のコンサートでは、私にとってあの時以来の、「展覧会の絵」を弾きます。思い入れのある曲です。あふれる情熱とそれを支える技術と体力が必要です。25歳の時にはできなかったような演奏にしたいと思っています。

「展覧会の絵 ‐ キエフの大門」 キーシン
Evgeny Kissin - Pictures At An Exhibition [4 of 4]


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春がきた?

2010年02月09日 | Weblog
昨日、「は~るよ、来い」なんて歌っていたら、今日はなんだかあったかい。もわっとした暖かさで、清々しくはないけど、とりあえずほっとします。

先週までとても寒い日が続きました。ずっと寒いと身体も心も硬くなって、頭も硬くなって、結果、指も頭もまわらなくり・・・。なんて言い訳は通じないんですけど。

今朝、庭に降りたら沈丁花がだいぶつぼみをつけているのに気がつきました。もう少ししたらいい香りがしてくるんですよね。お花の香りは大好き。

今日は、曇っていますが、先週の寒い時から太陽の光はもう明るいものでした。春は、立春とともに、自然界には訪れているのです。今朝は、春の声みたいに弾きたいと思っている、例のクープランの「ティク・トク・ショク」から練習しようかな?

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若い力

2010年02月08日 | コンサート
昨日、「ハーモニアス別府」主催のニューイヤーコンサート、「久保智史ピアノリサイタル」に行ってきました。地元大分県の若手音楽家をサポートするイベントです。久保智史さんは、全日本学生音楽コンクールの中学生の部で全国一位になって、現在はパリに留学中という若いピアニストです。

とてもきれいな、繊細な音を持っている方でした。特にドビュッシーはさすがにパリ留学中だけあって、洗練された優雅な弾きぶりでした。全体的にきちんとまとまった演奏で、抑制のきいた演奏という印象がありました。

久保さんは小学生の時にもこのコンサートに出演したことがあり、今回が二度目だそうです。昨日も、久保さんの演奏の前に、小学校二年生の中野杏美さんが演奏しました。コンクールのジュニア部門ですでにいくつかの優秀な実績をもつ、とても上手な女の子です。満員の聴衆を前にして臆する様子も見せず、堂々と弾いてみせてくれました。素直な表現が好感を持てる演奏でした。久保さんや中野さんが今後、それぞれどのように成長していくのか、是非またその姿をみたいものだと思いました。

ところで、私、ちょっと恥をかいてしまいました。ある曲が終わった時に拍手をしたら、なんと私一人だけ。近くに座っていた何人かの人に思いっきり睨まれてしまいました。どうしてなのか今でもわからないんですけど、う~ん、クラシック鑑賞はムズカシイ!

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親戚会

2010年02月07日 | Weblog
先日、母の姉妹(つまり叔母たち)やその娘(つまり従姉)達が集まって美味しいお豆腐で有名な温泉旅館に1泊旅行しました。全員女ばかりで「7人様御一行」です。

例によって、ぎりぎりまで仕事をして駆け付けたので、私が一番最後に到着。皆さんをお待たせしてしまいました。気のきいたお土産も持たず、恐縮する私に、「由美子ちゃんは一番小さいんだから、気を遣わなくて、いいよ、いいよ」なんて言われました。えっ、小さい!? そうなんです。このメンバーの中では私が一番若いのです! 

最年長の叔母は、なんと御歳91歳。でも、にこやかに「あら~由美子ちゃん久しぶり~」と穏やかな笑顔でした。子供のころのイメージをそのまま大事にもってくれている親戚たち。京都や東京からも集まって、みんな暖かくて、とても嬉しい再会でした。

皆さん私より年上だけど、私以上に元気でしっかり食べて、よくしゃべる。大層な勢いでした。私は、この血もしっかり受け継いでるんだと思いました。

でも、本当に気の許せる女同士、年甲斐もなくキャッコラ騒いで、甘えられて、楽しい一夜でした。

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本番の後は

2010年02月06日 | レッスンメモ
私は、睡眠には気を使うタイプです。特にコンサート本番が近付くと無用の緊張やストレスをほぐすために、しっかり食べて(呑んで)、ちゃんと眠ることを心がけています。コンサートの前日もなるべく早めに寝るようにしています。

問題はコンサートが終了したその夜です。本番終了の夜に、ゆっくり眠れたことがありません。次の仕事のためにもちゃんと眠らなければいけないのですが・・・。いつも、いつも、どうしてもその本番当日の夜は眠れません。テンションが高くなってアドレナリンが大量にでたせいでしょうか、ちっとも眠れません。ちゃんとベッドに入るのですが、ほんの少し疲れてウトウトとするだけで、夜が明けて白み始めるころまで眠れず、ベッドの中で悶々としています。

これは当日の演奏の出来栄えには関係なくて、その日弾いた曲がぐるぐる鳴っていてエンドレスに聞こえてきます。その日自分が一番興奮したところとか、会場のお客様のお顔とか、楽屋で挨拶したシーンなどが次々と目の前に浮かんできます。もう、最近はそのパターンがわかってきて、無理に眠ろうとするのはあきらめてます。

かつて、天才ピアニスト、サンソン・フランソワは、毎夜のようにコンサートのお仕事。そして、ステージが引けた後は、毎晩飲みに繰り出して朝まで飲んで、ほとんど眠らずに次のステージ、という生活を繰り返して、早死にしちゃったそうです。

ま、私はそんな大物じゃないし、毎晩ステージでもないから、早死にの心配はありませんけど、本番終わると眠れないのは確かです。

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本番終了

2010年02月05日 | コンサート
昨日は、博多でミニコンサートでした。朝早く電車に乗り、2時間で博多着。私にしては珍しく快晴でしたが、寒い日でした。

駅に着くと、主催者の方に、にこやかに迎えていただき、会場入り。こじんまりした会場で、アットホームな雰囲気のなか、いつもの私のトークを交えながら、ショパンやシューマンなど、なじみのある曲を中心に弾きました。私としては、子守唄がいつもより集中して弾けて良かったと思いましたし、幻想即興曲の後は、皆さん笑顔で拍手してくれて、何か響きあうものがあったという実感がありました。アンコールにはちょっと趣を変えて、クラシック以外の人気曲をご披露。これが結構うけました。

お客様がとても温かくて、一生懸命聞いて下さり、こちらもそれに呼応するというとてもいいムードでした。

コンサート終了後、別件の秋のコンサートで共演する方と会い、曲の打ち合わせ。打ち合わせ終了後、一緒に呑んで、コンサートやピアノのことなどを語り合って、10時の電車に乗り込みました。結局、帰りついたのは、夜中の12時半すぎ。しかし、とても充実したいい日でした。

寒い中、聞きに来てくださったお客様、ありがとうございました。

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フィギュア・スケートと本番

2010年02月03日 | コンサート
冬季オリンピックが目前に迫ってきました。フィギュア・スケートの選手の本番は、かなりモーレツな緊張やプレッシャーとの戦いだと思います。何度も何度も練習して、出来るようになって、それなのに本番で失敗するという例は、たくさんあるようです。

ピアノの演奏会本番と共通点がかなりあります。本番の結果だけがものをいう。その一瞬のためにどれだけの練習をしてきたことか・・・。でも、その報いは決して確実なものではありません。

私も多くの修羅場をくぐってきました。手痛い失敗をして、人に「痛いよな」「ひどいわね」と思われたこともあります。今でも、いつそれがくるのかは分かりません。できるだけそんなことがないように練習して、準備を怠らないように心がけていますが、それでも本番でうまくいかないときはあります。

しかし、スケートの選手、特にオリンピックにでるような選手は世界中の人がかたずをのんで注目しています。もし、ジャンプで失敗したら、聴衆の面前で、派手に転んだりします。期待の大きな選手であればあるほど、その姿が何度もテレビで繰り返し放映されたりして、残酷なことだと思います。4年に1度のチャンスに賭けてどんなにたくさん練習に打ち込んできたかと思うと、本当に本番での成功を祈りたいと思います。

それにくらべ、いくらさらしものになる私でも失敗して椅子から転げ落ちることはありませんし、チャンスは4年に1度きりというわけでもありません。

明日は、福岡で本番。お客様の背中をそっと押して元気になって下さるようなコンサートをしたいと思っています。

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お詫び

2010年02月02日 | コンサート
2月17日に開催される私のコンサートについて、ホームページの演奏活動の案内の方に、アップしていましたが、そのコンサートは、主催者の関係者による非公開のコンサートです。会場の方に問合せがいくつか来て応対に困っていらっしゃるそうです。申し訳ありませんがご了承ください。

ご興味を持って、お問い合わせして下さった方々、ありがとうございます。3月20日に行うイリスコンサート(大分市)は、公開のコンサートです。皆様どうぞいらしてください。

関係者の方や、お客様の皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
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作業と演奏

2010年02月01日 | レッスンメモ
ピアノを弾くということは、まず、一つ一つの音符を読んで、その音を鍵盤で探し、精確にその場所でタッチして音をだす、ということの繰り返しです。しかもこれに緩急、強弱をつけてものすごく複雑に連続してやるということです。こうしたことを全部マスターするのはたいへんです。でも、これは作業です。

そこでとどまると、作業がうまくいったというだけで本当の音楽が生まれてきません。ここからが大事なとこ。本当の意味でピアノを弾くということになるのは、そこから。作業的なものがスムーズにできるようになってからが勝負です。曲の流れ、音質、表情、構成、全体の把握など、やること、考えることはたくさんあります。

それらを最初の作業の段階から同時進行でできるようにしていくのが理想です。

でも、あまりにも作業が大変なのでその作業に気を取られ、時間を食い、結局作業のみの演奏に陥ることがあります。

そういう演奏は、コンクールや、生徒の演奏でよく耳にします。人のは、よくわかるんです。では、自分はどうなのかしら?なかなか自分の演奏を客観的に聴くのは難しいものです。私も自分を振り返って、反省し改善していかなければなりません。

昨晩、自分の演奏のDVD見てみると、むむむ・・・、たくさん勉強するところが残っていました。ここからが踏ん張り時です。

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