ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

レッスンを受けるための準備

2010年03月22日 | 思うこと
昨日、九電イリスコンサートが終わり、次はベートーヴェンソナタ。今週の金曜日に、マッシンガー先生の公開レッスンを受けます。

自分が日頃、思いつく限りのことをやって、それでもわからないこと、知らないことを学ぶためにレッスンを受けたいと思います。自分が知っていて、練習不足のためにできていない事をご指摘していただくためにレッスン受けるのは、もったいないと思っています。だからレッスンを受ける曲はきちんと暗譜しておきたい。本を自分の前においていても、暗譜しているのとそうでないのとは、やはりちがうので。

2年前にお亡くなりになった、私の恩師のレッスンは、暗譜でした。譜面台に楽譜を置いて、先生に「お願いします」とご挨拶すると、「はい、楽譜ちょうだい」と言って、楽譜を手にとって、離れたところにお座りになります。暗譜が不確かな時は、その楽譜のあとをついて行きたくなりますが、仕方なくそのまま弾き始め、ぼろぼろになったことがあります。ある時からこの暗譜レッスンが始まり、いつのまにかそれが当たり前になっていました。

レッスンの内容も、「そうそう。そうですよね。」とか、「はい、わかってるけど、やってませんでした」ということのないようにして臨みたい。全部やることやった後で、さらに何をアドヴァイスしてもらえるか。あるいは、違う視点で注意してもらえるか。自分では、思いもよらなかったアイデアや、解釈や、弾き方、そんなものを学びたい。それで初めて、レッスンに価値がでてくるというもの。そのためにはレッスンを受ける前のこちらの準備が大切ということだと思います。

ああしかし!このベートーヴェン、間に合ってない。言うは易し。行うは難し。ベートーヴェン作品101、本当にいい曲なのに、まだまだだ。この二日間が勝負です。練習、頑張ります。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です (himawaripiano)
2010-03-22 15:51:30
同感です。
私は、曲の譜読みはもちろんのこと、自分の解釈をきちんと暗譜の演奏でもって師に聴いてもらい、そこから新たなアドバイスを求めるスタイル・・・・を理想としています。

それが、なかなかうまく行かないもので。
暗譜で準備してレッスンに向かったのに、1回目のレッスンで「楽譜見ていいですか?」と言う小心者の私。(汗)

2回目には暗譜でもっていく事、これは最近になってどうにか実践できてきたところです。


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himawaripianoさん (yumiko  )
2010-03-22 19:24:18
コメントありがとうございます。
私も理想を書きました。理想です。

しかし・・・。そうですよね。現実は厳しい。今もベートーヴェンばっかり弾いてるのに、なかなか進歩しません。焦る!
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 (えび)
2010-03-23 18:51:34
ドキッとしました・・・
出来る限りがんばります。
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えびさん (yumiko)
2010-03-23 22:20:16
いえいえ、私の場合は単発のレッスンで、1年に数回ですから。
定期的になさってる方は、毎回暗譜なんて、大変すぎます。ご安心を!
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