ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

ピアノの仕組み

2011年04月15日 | レッスンメモ
生徒のうちの一人に、休符の扱いをレッスンの中の一部で取り上げました。それを理解してもらうためには、ピアノの中を見てもらいながらピアノの仕組みを説明することから始めました。

ピアノは、正確には鍵盤打楽器。ハンマーで弦を打ち演奏していくものです。鍵盤を下げている間、黒いかまぼこみたいなダンパーがあがって、ピアノの音の響きを持続させます。つまり、響きを止める役目をしているものは、弦の上に黒いかまぼこみたいにずらりと並んでいるダンパー。これが下がると、響きがとまる。これを下げるためには、指を鍵盤から離すこと。手を挙げると、黒いかまぼこが下がること。

こんな仕組みを説明すると、小学生2年生の生徒は、目を輝かしてこっくりうなづいてくれました。当たり前のことだけど、実際にちゃんと見てもらいながら説明すると、とても興味を示してくれます。そして、休符への意識もきちんとしてくるのです。

その他、フレーズや音質のこともレッスンしましたが、たまにはこの仕組みに触れると、子供のピアノに対する感じ方、とらえ方が違うように思います。仕組みを理解してピアノを弾くことは、大切ですから。

昨日は、朝、生徒をレッスンして、午後美しい山に囲まれた塚原の山荘にコンサートの打ち合わせ、帰ってから夕方また生徒のレッスン。その後、久しぶりに夜、街に出て友人たちと食事会しました。楽しい日でした。

クリックしていただけると嬉しいです。励みになります。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へにほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホームコンサートに間に合わ... | トップ | グリーグピアノ協奏曲 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

レッスンメモ」カテゴリの最新記事