ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

伴奏シーズン

2014年02月21日 | レッスンメモ
毎年この時期になると小学校も中学校も修業式、卒業式に向けて色々な行事が目白押しです。そうした行事に合唱や合奏が含まれることも少なくありません。クラスや学年で合唱を行う場合はピアノの伴奏者を生徒の中から決めることになります。学校では事前に希望者を集めてオーディションを行って伴奏者を決めることが多いようです。教室の生徒の中にもこうした伴奏のオーディションを受けるという生徒や、オーディションに受かって伴奏者になりましたと嬉しそうに報告してくる生徒がこの時期になると増えてきます。そんなときはいつものレッスンの曲に加えて、その伴奏の曲もみます。ピアノを習っている生徒にとって、学校でみんなの前で演奏するというのは、これは本当に晴れ舞台ですから。

学校で伴奏者になるには、まず自分で手を挙げなければなりません。私は自分の教室でピアノを習っている生徒たちがまず、そういう機会に手を挙げてくれるということが嬉しいのです。結果は別にして、「よし、やってみよう」とまずは手を挙げること。これが大切です。自分で応募して何かに挑戦するというのは、エネルギーが要りますね。そのエネルギーを出しただけでもえらいと思います。そして、オーディションに向けて一生懸命練習して、オーディションに挑戦する。この経験は貴重です。伴奏者に選ばれたら選ばれたで、本番の緊張はコンクールのときとはまた違ったものになるはずです。なにしろ聴いているのはみんな学校のお友達ばかりですから! これはいい経験になりますし、自信にもなります。このような学校での伴奏をきっかけにして本人のピアノに対する姿勢が変わって、それまでとは比べものにならないほど熱心に取り組むようになった生徒を私は何人も見ています。学校でみんなの前で演奏して、「うわ、すごい、上手ねー」と、仲の良いお友達にほめられるのが、一番嬉しいのかもしれませんね。

というわけで、みんなそれぞれの学校でのオーディションや本番に向けて、頑張ってほしいと思います。

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