コンペ前の弾き合い会

昨日はコンペに出場する生徒たちの弾き合い会をしました。5月に運動会をやった学校が多くて、みんな忙しい中、疲れてる中、一生懸命コンペに向けて取り組んでいることは、とても嬉しいことです。

初めて出場する生徒には、ステージマナーから指導します。客席に向かってお辞儀する練習も。慣れればなんでもないことですが、この時点ですっかり緊張しちゃう子もいますからね。そうして、一人ずつ本番のつもりで弾いてもらいます。ほかの生徒さんや保護者のみなさんがずらっとならんで間近で聴いていますから、いつもと違ってやっぱり緊張します。普段通りの力が出せなくて音が縮こまったり、暗譜を忘れたりする子も・・・。

う～ん！　私に「まだもう一歩足りない。」と言われながら、それぞれ二回ずつ弾いてもらいました。生徒にはいつもの自分と比べて人前で弾くとどんな風に変わるのか感じとって欲しいと思います。そしてほかのお友達がどんな風に弾いて、どんな音を出していたか、それをよく聴いて感じて刺激をもらって、一層励みにしてくれるといいなと思っています。普段の練習とは違う何かを感じ取って、それをこれからの練習に活かしてくれたら、弾き合い会をやった価値があるというものです。さて、みんなどんなことを感じてくれたかしら？

保護者の皆さんには、お忙しい中お集まり頂いいてサポートしていただき、本当に感謝しています。私の指導もまだまだあと一歩足りない。本番まで残り少ないですが、それぞれの生徒に必要なそれぞれの「あと一歩」を何とかきちんと伝えられるように、しっかりレッスンに取り組みたいと思っています



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