サルも木から落ちる？

昨日、子供の生徒のレッスンをしていた時のことです。

随分、しっかり弾けるようになってきたＮちゃん。ひょうきんで、時々びっくりするようなことをしてくれるけど、とても可愛いお子さんです。まだ小さいけど、少し踏み込んだことをレッスンして見ようと思い、あるフレーズについて説明を始めました。

私は、よく自分で2種類の弾き方を弾いてみせて、「どちらが好き？どちらがいいと思う？」と生徒に答えを求めます。そうすることによって、生徒は良く聴くようになりますし考えるようになります。

その時も私がそのフレーズを弾いていたら、チラッとよその音を一音弾いてしまいました。すかさず「あ！」とＮちゃんの声。私は構わず弾ききって説明に入ろうとした時、「先生、今間違えた？」・・・。私は「そう、間違えちゃった。」と言って本題に戻ろうとすると、「へ～。先生も間違えたりするんだ～。」とＮちゃんが言います。「そうよ。先生だって時々間違えたりするわよ。」というと、「猿も木から落ちるってやつね？」ですって！

これには、まいりました。彼女、小さいんですよ。お母様と苦笑してしまいました。おもしろいです。しかし、こんなに小さくてことわざを知っているというのも驚きでした。こうやって、生徒に楽しませてもらうレッスン、けっこうあります。子供ってかわいいですね。

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