新しい曲

自分のレパートリーを増やすべく、いろんな曲に挑戦していますが、最近その選曲に頭を悩ましています。以前は、弾きたいと思ったものを片っ端から譜読みして、とにかく手をつけていました。

しかし、ピアノ曲は山ほどあって、もちろん一生かかってもすべてを弾き終えることはできないのですが、だんだん、（いよいよ？）残りの年数が限られてきて、はたしてあと、どれくらいの曲を弾けるだろうか？と考えるようになりました。仕上がらなくていい曲はともかくとして、「これは仕上げる！」と思うとけっこうな時間をとるので、仕上げたい曲、あるいは、コンサートで弾きたい曲は、慎重に選ばないと、あの曲が死ぬまでに弾けなかった～なんてことが起こるかもしれません。しかも、以前から弾いている自分のレパートリーの曲だって、すぐにさびついてしまうので、時々箪笥から出して、磨かねばなりませんし・・・。

となると、あれもこれも弾きたい私ですが、亀のように遅い私でもあるので、手当たり次第なんでもというわけにはいきません。新たに挑戦する曲は本当に慎重に選ばなければならいのです。

最近、やるぞ、と決めた曲は、シューベルトの作品１４２です。このアンプロンプチュ、3番だけ昔弾いていて、たまに出し入れしていますが、1番から4番まで、全部通してやろうと決めたのです。この曲を決定するまでに、1ヶ月くらい譜読みしてはやめ、やめては譜読みし・・・の繰り返しでした。もちろんほかの曲と比べたり迷ったりしながら、それでようやく、やっぱりこれにしようと、昨日、決心しました。という具合で、なかなか曲を決めるのにもずい分時間がかかってしまう今日この頃です。

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