ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

カンノーロにまつわる話

2008-11-17 | ドルチェ
昨日アップしたカンノーロですが、シチリアを代表するドルチェです。揚げた円筒状生地の中にリコッタチーズをたっぷり詰めた素朴なお菓子で、エスプレッソによく合います。

その名前は知っていたものの、食べたことはなかった。デビューは2001年に、初めてイタリアへ旅行した際だった。

予定したアリタリア機がにトラブルがあり、急遽JALに乗ることになり、まずはアムステルダムに到着。それから多分3時間後ぐらいに今度こそアリタリアでミラノ入り。そのときの機内食で出された。しかし、成田を発ってから15時間以上がたち、なんだかとても眠くて、隣のmaritoは機内食に一切手をつけずに眠ってしまった。私はというと。並外れた食い意地の張った食へのこだわりから「おお、これがカンノーロか!」と、初めての体験に疲れも吹っ飛んだ。が、しかし、そこは飛行機の中です。バールでもマンマの手作りでもありません!外側の筒は本来は揚げたものなのに、口に入れた瞬間、「ふにっ」だったか「ぐにっ」だったか忘れたがとにかく“しけってる”みたいで、お世辞にも「おいしい~」とは感じなかった(どうもアリタリアのドルチェは手抜きな気がするのは私だけだろうか?)。

日本に戻ってからはまずシチリアの料理に出会うこともめったにないし、ましてやおいしいカンノーロに出会うなんて、やはりめったにないことです。エリオにそうそう行ける身分でもないし、、、う~ん、やっぱ自分で作るか!


カンノーロ

2008-11-16 | イタリア料理
先日、エリオへ行く機会があり、いつもながらの美味しい時間を過ごしてきた。今回はラッキーなことに、アリタリアのレストランチケットなるものを持っていたので、“いつもより贅沢ができる!”って小市民だわ~ (^。^) ドルチェにいただいた「カンノーロ」が美味しかったーーーーー!!! なかなかお目にかかれないものなので、とっても満足!おかわりしたかったな~

写真は左上から、カンノーロ、ババ、ミルフィーユ。
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小さな村の物語

2008-11-09 | 日記・エッセイ・コラム
小さな村の物語 イタリア」という番組を、毎週楽しみに見ています。BS日テレで月曜の夜8時が通常の放映時間ですが、私はいつも再放送の土曜9時をぼーっと見ています。どーしてぼーっとなのかというと、土曜は朝からイタ語とテニスでくたくたなので、まあ、夜の9時ともなると半分寝てるんです。昨日もやってしまった。でも、これってよくよく考えると番組のコンセプとにぴったりなのでは?だって、Ornella Vanoniのちょっとけだるい感じのする歌が流れて、そこに三上博史のややゆったりめの語りが入り、番組のテンポ自体が “イタリアにはね~、こ~んなゆ~っくりした村がね~、あるんですよ~” と言っているようなものだから。

この流れでいつも寝てしまうんだなあ。だったら録画をすればいいんだけどね。(ー:ー)DVD発売してくれないかな~!


容疑者Xの献身

2008-11-03 | 映画
「容疑者Xの献身」を見てきた。先に原作本を読んでいたので、“泣き”が早すぎだ、とmaritoに言われた。誰も思いつかないような結末だからか、周りの反応も?が飛び交っていたように思う。石神先生が観客に向かって問題の“解き方”を教えてくれたのに、それでもまだ理解できない、、、やはり湯川先生が「天才」と呼ぶだけのことはある。


ポテチを手作り

2008-11-02 | 食・レシピ
先週、maritoの誕生日でした。「おめでとう誕生日といってもまあ、かなり前からうれしくないというので、ちょっと手間のかかる料理を作りました。で、ポテチかい?って。もちろんほかにもいろいろ作ったけれど、実はこれが一番手間がかかるのです。

①ジャガイモをスライサーで薄切りにし、水にさらす
②水気を切った①をキッチンペーパーに一枚ずつ並べる
③程よく乾いてきた②をキッチンペーパーごと電子レンジで2分加熱
④③を裏返してさらに2分加熱。このときキッチンペーパーは外す
⑤④を裏返して塩少々をふって1分半加熱
 ※最後の加熱が足りないと“生煮え”っぽいし、加熱しすぎると焦げます!

今日はジャガイモを4つ使いました。キッチンペーパー8枚分がジャガイモのスライスです。これをちまちまとひっくり返したり塩をふったりとこまめに動かないといけません…でも、油を使っていないのでとてもヘルシー。完食!

それから、おいしそうな大根が手に入ったので、つみれと一緒に煮て食べたいな~と思い、いわしを買ってきて骨までたたいてつみれにした。いわしって手開きにできるからラクチンだ。




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