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スポーツ・ボランティア研修

2006-11-07 00:41:09 | ランニング

宇佐美さんと笹川スポーツ財団が手をくんでスポーツ・ボランティアの研修をやっています。講義編と実技編があって、昨日は実技編を皇居でやりました。

東京マラソンが日の目を見る前から、宇佐美さん率いるNSVAは、日本にはボランティアは必要ですと、積極的にアッピールしていました。

さて実技編、当日はなにをやったかと言うと、ちょうど東京シティーマラソンという、NSVA主催の400人ぐらいが参加する大会運営を実地でお手伝いしたのです。皇居なので10kmは2周、ハーフは4周と1kmぐらいの折り返し、フルマラソンは8周と2kmぐらいの折り返しです、盛りだくさんな大会のお手伝い。

大会運営のボランティアは、選手受付、荷物預かり、スタート誘導、計時、コース監察、給水、折り返し、ゴール誘導、荷物受け渡しなどです。

全部を一日で一通りはできないので2種目か3種目だけしかできません。選手が400人程度なのでボランティア講習が今回100人なので、ひとりあたりの仕事は楽でした。たとえば大東京マラソンでは3万人に対し1万人のボランティアが必要だろうと言われていますから、しかも、コースが皇居周回とは違い、42kmに伸ばされるから、ボランティアの密度が小さくなります。参加人数に限らず、沿道の人々の多さ、実際の交通を遮断するから、さぞかし大変だろうと想像されます。

以前、東京国際女子マラソンと市民マラソンを併設した初回の時は、まったくボランティアが機能しなかったと言うより、市民マラソン無視のようなひどい大会になってしまった。今度の大東京マラソンはその轍は踏んでほしくない。運営母体が違うから、ダイジョーブだと思いますが。

研修会に集まった人は100人ばかり。それを15班にわけ、人数の多い班もあれば、少ない班もありますした。やる内容によって臨機応変にしているようです。

私の班は9人。運動をやっている若者3人、リタイヤして時間がありそうなオジサン3人(私を含む?)普段は走ってるけど今回はボランティアに回ると言う女性3人、まーバランスはいいがなー。

自己紹介が始まった!!!!

とりあえずリーダーが指定されていて、若くフルマラソンを3:30で走るけど、大東京マラソンに落ちたから参加したというかた。

次の若者は、水泳のインストラクターを埼玉でやっていて、ウルトラもやっているかた。

次の若者は、見た目ごく普通のランナーで、やはり抽選に落ちたという。

おやじそのイチは、3年前まで走っていたが、いまは運動していないので太ってしまったと言う人。

おやじそのニは、「私は根っからのボス肌です」???以前ランニングの大会でボランティアをやり、自分にも世の中に貢献できることがあるんだ、と気がつき又やってみようと思ったそうです。運動は仕事が忙しく、やったことがないといっていた。

女性イチは、すでに東京国際女子マラソンの国際の部に出場されている方で、当然サブスリーのかた。いつも走る側にいますが、いつもお世話になっている大会運営のボランティアに回ってみようと思ったそうです。

女性そのニはウルトラを何回か走って、ウルトラでボランティアの暖かい援助に感謝していたので、今回はそちらの側に回ろうと思ったそうです。

女性そのサンは自己紹介の時間がなかった。

と人それぞれバックボーンは違います。

あーー、私はボランティアはいろいろやっていますが、それは自分が生きてきた社会への無料お手伝いと思っています。ふと、それをやってもいいなーと思えるようになったんです。だからランニングの大会だけじゃありません。障害者のお手伝い、農家の猫の手部隊等々。ある意味で仕事もそんな気持ちでやっているかも。

さて、私達の班は最初、コース監察です。

要するに交通整理や危険防止のため注意呼びかけです。受け持ち場所が皇居前で駐車場から二重橋への歩行者が多いところ。特に朝方がひどく、観光バスが付くたびに団体さんたちのコース横断に注意して、上部からの指示では歩行者を絶対に止めちゃいけないとのお達し。むしろランナーと歩行者がブツカリそうだったら、ランナーを止めてくれとのこと。これが難しく、というより、それは道路使用許可をもらうための口実にしかすぎないと、実際に現場に直面すると思えてきました。

いちばん、安全で歩行者も納得してくれたのが、「ランナーがきまーす」と大声で叫び、拍手することです。すると、皇居は観光客ばかりなので、おおおーランニング大会だって理解して、応援してくれたりします。ランナーをストップさせるより、観光客にここでランニング大会があって、みんな一生懸命走っているよと、わかってもらったほうが、すなおに立ち止まって、反対にいやな顔をせずに応援してくれました。あとバスガイドさんに協力してもらうと話が早かった。だから主催者の言っていることは、キレイ事にもならない何の話なのと言うのが、やってみた者の印象です。

皇居でやっているマイナーな大会だから、記録狙いじゃないのではと、お思いでしょう。ですが最初に主催者が言っていましたが、10kを走る人だって、他の距離を走る人だって、記録を狙っている人が多いから、計時にはホント注意して正確に頼みますと。

実際、10k、ハーフの記録は交通整理をやっていたので知らないけど、フルマラソン組のゴール時には荷物受け渡しにいたから、タイムがわかった。トップは2:37とハイレベル。だから、信号が変るたびにランナーを止めてくれはないだろー、とまた思いましたが、、、。基本的に歩道を走っているのだし、信号と言っても渡ろうとしている人とぶつからないようにと注意しているけど、確かに酔っ払いなど、わけもわからない人がいなかったからと言えばそれまでですが。むろん盲人のような方がきて危なかったら、ランナーを止めようとは思っていました。一度だけ、観光客が大勢だったので、ひとりのランナーに止まっていただいただけ。

まー道路監察で、やったことはそれくらいのことです。

問題が内部、ボランティアの人にあった!!!

おやじそのイチと女性そのニは、ボランティアの研修に来ているのに、何もしない。何も声を発しないし、動きもしない。ボランティアは自発的に動かなきゃいけないと思うのだが。何をしにきたのかな?ボランティア研修を見にきただけで、スキルアップしましたとでも言うのか?ひまだから来るのはかまわないと思うけど、そこにボランティアとして立っていたら、スタッフと同じなんだから、責任は生じると思っていただけなければ、いかんと思う。

もうひとり、おやじそのニがリーダーがいなくなると、リーダーの言ったことが間違っていて、違うことを勝手に女性陣に指示したこと。リーダーでないのに勝手にグループ内でおとなしそうな者を仕切ろうとする。私はこういう人の話は聞いたことがあったが、実際には一緒に仕事をしたことがなかった。私が大声で「それはリーダーがきたら、話し合おうよ」と言ったら、だまってしまった。言いたいことが、違っていると思ったら、リーダーとみんなで話し合わなきゃ、いかんだろーーー。

またリーダーの歳が若いかったらか、リーダーは何もわかっていないと、愚痴?悪口?不満?を言っていた。この日は研修なのに、そこまで思い勝手な行動を人に対しても指示しようとする人がいたのには、びっくりだ。やはり、それに対しては、他の人が声を上げなければいけないのだろう。グループはむろん初対面だから、言っていいものかと躊躇はあるが、私は一回だけだが声をあげてよかったと思う。グループ内で持ち場の組み換えがあったが、他の人はどうしたか聞きたかった。

その方がリーダーになったとき、班員が勝手に班員に指示を出し、リーダーを無視したら、その方はどう思うのだろう?各自、自由にといったら、組織で動く意味はない。また組織的に動かなきゃできないことなのだから、話し合いもせず勝手に動いたことは間違っている。

うるさいおやじがいると、おとなしい女性はなかなか断れないで、動いてしまう。周りのフォローが必要ですね。問題はそういう方でもボランティアにくるし、その方のモチベーションを理解して、組織に組み入れなきゃならないことです。なにしろ1万人のボランティアが必要ですから。

荷物の受け渡しのパートは、それほど難しくなかった。冬の大会だと7時間も8時間もたちっぱなしはきつそうです。

いい勉強になった。

班が作られたら、異議がある方がいたら、話し合いの場に引きずり出す。これが必要です。あと変な指示を出されて困っていたら、すばやくフォローする。世の中には変な方がいらっしゃるから。あらためて、それを感じた。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シモさん、とても勉強になります。 (ちばカツオ)
2006-11-07 12:44:02
シモさん、とても勉強になります。

企業でも社員の仕事に対する熱意とかスキルとかは同じランクの人でも異なるわけですから、まして、ボランティアとなると、ボランティア自体に対する認識からしてみんな違うでしょうし、そんな方々を束ねるリーダーの方の苦労がしのばれます。

仕事柄、サッカー、野球、テニス、卓球と、運営ボランティアの方々を見ていますが、概して陸上(というかマラソンのかな)のボランティアの方々のスキルは高くない。必ずしも陸上競技出身者である必要はないですが、競技・イベントに対する理解があまりに不足している方が多い。

しかし、宇佐美先生には頭が下がります。

シモさん、レポートのご披露、ほんとうにありがとうございます。
う~ん、ボランティアを「暇つぶし」とか「自己中... (あくび)
2006-11-07 13:40:11
う~ん、ボランティアを「暇つぶし」とか「自己中の自己満足ツール」と誤解している人が少なからずいるのですかね~。
本人のいないところで反対意見をいうのもフェアじゃなくっていやですね。
先日、idumynさんのスイーパー体験を聞いたり、私も運営側のお手伝いをしてみたいなぁと思い始めたところですが、気をつけます。
ちばカツオさん (shimo)
2006-11-07 16:44:37
ちばカツオさん
熱意とか動機がみな違うから、ちがって当たり前でしょうけど、同じ向きにむいて事を起こすのは、けっこう難しいです。まだ日本ではボランティアの意識そのものが定着していないからでしょう。
マラソンは他のスポーツと違うのは、一般道路を使うところです。競技の知識以上に常識がないととんちんかんになりそうです。
あくびさん (shimo)
2006-11-07 16:46:50
あくびさん
その暇つぶしが問題です!
暇つぶしでもいいけど、責任感は持って欲しいなーー。
絵にかいたような、変な(たぶん自分だって変かもしれないが)人がいてビックリした。世の中いろいろだなー。
いろんな人がいて、ボランティアはホントに大変で... (mika)
2006-11-08 12:11:31
いろんな人がいて、ボランティアはホントに大変ですね。私はNYCマラソンで、走り終わった人の誘導と水を手渡すボランティアをしたことがあります。まだ自分がマラソンを始める前です。いろんな国籍の人が混じっていたんですが、日本人ばっかり働きすぎてました(笑)。日本人ってホントまじめだなーと思いました。

でも、責任感は大事ですよね。引き受けたからには。私もまた、どこかでマラソンのボランティアをして恩返ししたいです。
mikaさん (shimo)
2006-11-08 12:52:12
mikaさん
面白いネタありがとう。たぶん、日本人は他国へ行っても良く働くんでしょう。
アリの社会では働きアリでも、働かないのが何十パーセントかいるそうです。働かないのがいて丁度世の中、うまく回っていくそうです。
働き者ばかりだと、息が詰るのかも、、、、。
まーーボランティアも楽しんでやらなきゃ続かないのでしょう。でも、、攻撃的な人がいたら、すぐさまフォローが必要です。
Shimoさん (チームゆきゆき)
2006-11-08 12:53:21
Shimoさん
私もこれからボランティア活動をやってみたいなと思っていましたが、現実には様々な問題や考えておくべきことがあるものですね。勉強になりました。
世の中にはいろんな人がいることはわかってはいましたが、ボランティア活動といういわば特殊な環境のなかではそれが顕著に出てくるということなでしょうか。
チームゆきゆきさん (shimoshimo)
2006-11-08 20:55:11
チームゆきゆきさん
ボランティアに行って、「変な人」に会ったのは初めてです。だから気軽に楽しめればいいのかなって考えています。おそらく、世の中には同じぐらいで変な方はいらっしゃるのだろうけど、ボランティアだからといって、いないわけじゃない、と言うぐらいですか。
富士山に限らず、山に登るとゴミが捨ててあるでしょう。自然が好きな人が全てゴミを持ち帰る人じゃないと言うのと同じです。山に行くとたまにがっかりすることがありますよ。
その節はお世話になりました。 (よしおくん)
2006-11-09 21:38:38
その節はお世話になりました。
私は、恥じ入りました。

私は、ただの記念と思っていました。
いろいろなケースを想定されて、ボランティア活動をされている記事を見て、驚きました。

私なんかまだ、まだ。ねー。
よしおくんさん (shimoshimo)
2006-11-10 20:46:36
よしおくんさん
いえいえ、機会がなければ通らないような、横浜の下町を走れて面白かったです。
還暦祝いのランに行くのも好奇心ですし、ボランティアをやるのも好奇心のひとつです。ただ、ボランティアにいったら、ある程度期待されているので、というかボランティア・スタッフですと表明しているのだから、責任は生じますよね。
好奇心でも気分晴らしでも暇つぶしでもいいから、やってみれば何か結果が付いてくるんじゃないかしら。
でも、実際にやってみると、社会のしがらみみたいなものに、ボランティアと言えどもぶちあたります。適当にクリアしていかないと、疲れてしまいます。

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