ランシモ

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ワーゲン・タイプ3

2014-10-16 21:31:40 | 

懐かしい車を見つけた。

私が22歳のころ丁稚奉公していた写真家の先生の愛車がこれだった。それはフォルックスワーゲン・タイプ3ヴァリアント(ワゴン)だったと思うけど、ただのノッチタイプだったかもしれない。もう、かれこれ40年以上前のことなので、うろ覚えです。

タイプ3には2ドアセダンのノッチタイプ、ファーストバックタイプ、ワゴンタイプ、それとスポーティーなカルマンギアー・クーペがあった。ビートルズの後継機種でしたが、こちらは、商売的には失敗作だったらしい。いい車なんですがねーーー。

スペック上では非力なエンジンの割によく走った記憶があります。当時、私が乗っていたのは「愛のスカイライン」と言うキャッチフレーズで大人気車。それよりも、ちょっとクラシックで空冷エンジンの、このワーゲンのほうが軽快に走った。表示パワーはスカイラインのほうが、はるかに大きかったが。

ただし、空冷は極めてうるさい。ホンダがその当時の社長、本田さんが空冷エンジンにこだわっていたため、F1エンジンでも空冷で参戦していた。確かホンダらしく馬力はあったが、空冷にこだわったため反対に重量がかさみ、ストレートで速くコーナーで遅い、奇妙奇天烈なF1だった。空冷エンジン時代のホンダF1でも優勝したことはあった!

独創的とは、そういうところがある。ホンダが、あのまま続けていたら、、、違った形のフェラーリのようになっただろう。今のホンダは普通のメーカだもの。軽からバンまで品揃えのね~~~。むかし、ヨーロッパの方に、「ホンダはカリスマ的な本田さんがいるのに、何てもったいないことをしているのだ」と言われていた。ヨーロッパのメーカーだったら、広告や企業イメージにもっと本田さんを全面的に出していただろう。メーカーとしての個性を本田さんのイメージにだぶらせて、かつ車種も絞ったほうが面白かったのに、、、と言われていた。いまではホンダは日本の普通のメーカになってしまったからです。しかも、大企業病の感さえ少しあります。

キレイに乗っていますねー。

リアエンジンなので、フロント・ボンネット下のトランクには予備タイヤが入っていた。それでもフロント・トランクは広大と言っていいほど広かった。実用車だからトランクが必要だったけど、ポルシェと同じレイアウトだから、フロントをクサビのように尖らせたら、まんまポルシェになる。ポルッシェは元々ワーゲンから派生したから似るのは当然ですね。これは空冷フラットツインの1600ccで、最初のポルシェも1600ccだった。良いエンジンなのはむべなるかな。

ワゴンタイプはリヤエンジンなので、リヤ部分はちょっと高くなっていたが、トランクスペースは十分にスペースは取れた。

写真家の先生は、このワーゲンとベンツの2台を使い分けていた。仕事の時、先生はベンツでゆったり、後ろにアシスタントがワーゲンでついていくというスタイル。

40年以上前のことだから、写真家の先生は相当裕福だったということでしょう。口癖がフィルムで納品すると、フィルムの厚さの万札でギャラをもらったと、、、。その先生は、つい先々月にお亡くなりになった。90歳を超えられて大往生だったのでは。その志を継いだ弟子たちは約5人、今でも仲の良いお付き合いがあります。その仲間は若者の時に互いに切磋琢磨して、かつ、自分とは違ったキャラを持っていて皆活躍している。私の仕事&人生のお手本達です。

40年前は、カメラマンはアーティストだった。スターは文字通り雲の上のスターだった時代です。

よく見ると造形的です。

アシスタントの頃、洗車させられましたが、ボディーの水切れが良かったことを記憶しています。その当時の国産車と比べて、いろいろ考えられているなーと感心したものです。車としての機能や構造は日本車が追いついていく時代でしたが、無形の財産と言うものに私は気が付きました。

ただ、日本と比べて雨の少ないドイツで作られたので、雨漏りがひどかった。

デザインは最高だと思ったが、エンジンがうるさかったので、ワーゲンにしてはヒット作ではないと言われている。でも、音以外は良くできた車です。

当時の友人が社会的に成功して、同時代のワーゲン・カルマンギアー・クーペを手に入れたのは、何か感じたからだろう。

今の日本はバブルがはじけて貧富の差が広がり、金持ちはフェラーリやマセラティ、ベントレーなどの新車を乗り回して、これ見よがしになった。

金持ちにも、旧車をめでる洒落っ気が欲しいところだ!

シトロエンDS21パラス

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ルノー4GTL

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2 コメント

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Unknown (sanjose montana)
2014-10-20 18:09:31
たまーに西新宿界隈で赤のカルマンギヤ?タイプⅢ?を見かけますが、この車でしょうか?
旧車は維持が大変かと思いますが輸入車はもとより日本車も味がありますね。先日117クーペを見ましたが流麗で良かったです。
日本車がまだまだの頃、欧州車に乗ると高速の安定性と水切れの良さというのを近所のお爺さんに良く聞かされました。
私も久々に新車を購入したのですが、学生時代以来の”日本車”です。実用一点張り&維持費を廉価にするためです。おもちゃは”トラボン”だけにしました。

sanjose montana
Unknown (shimo)
2014-10-20 19:15:57
カルマンギアーはもっとスポーツカーに近いです。これはファーストバック・セダンもしくはワゴンとでも言いましょうかー。
光束の安定性が良いか悪いかは私が最初に買った車(コルト1000)ではスピードが出ないのでわからなかった。
ブレーキが最悪で、60km以上では怖かった!事故を起こさなかったのが不思議です。
私もメインは国産車ですよー。

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