自分のことじゃない。
今日、雨雪交じりの中を銀座へスクーターでひとっ走り。
滑らないように微妙なアクセルワークで、一路、銀座のキャノンギャラリーへ。
昔からの知人のカメラマンが「自動車レースのF1」写真展をやっていると葉書がきていたのだ。
写真展に限らず、いろんな催事ものの情報は、うちの会社の掲示板に張り出しています。
ふと見つけて、これは彼じゃないかと気がつき駆けつけたしだい。じつは昨日も銀座まで行ったが場所がわからなかったのだ。
その写真展は、たかが写真されど写真といえるぐらいか、、、力強さを感じるものだった。
このような題材は多くの場合、ただかっこよくと言うショットが多く、、、それ以上のものが感じられない事がままある。
今回の彼の写真は、被写体の持つ素晴らしさを撮っただけじゃない、、、写真を撮った彼の美意識、当然なんだが、、、研ぎ澄まされた純度の高いアートを見せてくれたようだった。
こんな風に感じる事はまれです、、、。
私も業界歴が長いーーーから、いろいろ見ている、、、。
新人だから、女性だからなどという基準などで見ることはない。
新人だろうと若かろうと女性だろうと、ベテランと同じ土俵で競わなきゃいけない。最近の風潮で、それが大甘(媚び?いじわる?)、、、だと思います、日本は。
けっこう広い写真展の会場だったが、3回か4回念入りに見たあと、、、「いいものを見せていただき、ありがとう」とお礼を言った。
彼はちょっと照れていたが嬉しそうだった。
私は、彼の素晴らしいものを見て(ふれて)良かったと、本当に感じたからだ。
原富治雄 写真展 「FANTASMA」
キャノンギャラリー
銀座 3月4日~3月10日
梅田 4月1日~4月7日
札幌 4月30日~5月16日
福岡 6月3日~6月15日
仙台 7月8日~7月20日
名古屋 8月5日~8月16日
頑張っている友を見ると嬉しくなります!
http://cweb.canon.jp/gallery/postcard/2010/0304.html
ポストカードよりも実物のプリントは10000倍すばらしい。
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何か頑張ってこつこつやっていると、思わぬ所から援助の手が差し伸べられる事があります。それを知ったのは、、、ずいぶん前のこと、若かったなー。
清々と、意気揚々と事を進めていたら、全く知らない方から声をかけられ、援助の申し出を受けたのだ。
世の中、世界はすてたものじゃない、、、と私は天に感謝したものだった。