金曜日に休みが取れたんで、土日を避け行動。
那須の山は子供のころに家族と行っただけ。岩肌がすさまじくガレていたのを記憶しているだけでした。
茶臼岳を超え三斗小屋まで。夕食が16:30とすごく早いので、ダッシュで駆けつけた。
画面の真ん中あたりに無人の峯の茶屋があります。茶臼から下ると、茶臼と朝日岳のコルにある、峯の茶屋あたりは、日本列島の大きな風の通り道で、強風で人が飛ばされることもあるという。
日本海から湿った風は山岳地帯で雨や雪になり、関東平野に出るころには空っ風に。だから関東平野の北部は、冬寒いが雪はあまり積もらない。
那須の茶臼岳は頂上に、丸い噴火口跡があり、お鉢めぐりができます。富士のそれに比べりゃずいぶん小さいが、いまだに硫黄の噴煙を上げているところがある。
新幹線、バス、ロープウエイを乗り継いできたが、那須塩原駅の観光センターで地図と資料をもらい、さっそく三斗小屋に電話(衛星電話だった)。
三斗小屋には以前は5軒ぐらい宿があったらしいが、現在は大黒屋旅館と煙草屋旅館のみ。
旅館といっても、山小屋風です、電気は来ているようだったが?
ロープウエイは300mほどの高度を10分ぐらいで稼いでくれます。そこから茶臼岳へ登り、5kmほどで三斗小屋にたどり着くが、天候はいつ雨が降り出してもおかしくないくらい。ダッシュで行ったといっても1時間はかかりました。山道で岩がゴロゴロしていますから。記憶にあったとおり朝日岳のガレ場がすさまじい。
16:00ぐらいだったが、曇っていて薄暗かった。
山は深く、熊がいっぱいらしゃるんじゃないかな。
川が赤茶けているのは、鉄分か硫黄か?
火山の川は往々にして赤茶けていることが多い。
三斗小屋の煙草屋旅館に到着。
夕食が16:30で、間に合うように来いといわれたんで5分前に到着。
走っていると鈴が勢い良く鳴るので、遠くからわかったらしく、玄関にお出迎えでした。
いちおう旅館なんで、南アルプスの農鳥小屋に比べたら、そりゃ天国のようなもの。
標高は1500mあたりでは?
秘湯の温泉で露天風呂には野生動物でも出そうな感じでした。
車道が来ていないし、ここにたどり着くには、茶臼岳から下りていくにしても、下から上がってくるにしても、歩きで2時間ぐらいは覚悟しなきゃ。
こちらは大黒屋さん。
昔は硫黄が取れたんで、にぎやかだったらしい。こんな山の中に5軒も旅館があったんだもの。
秘湯の湯治場風ででしょ。
洗面、トイレの水は温かく、少し温泉が入っている、しかも流しっぱなし。
朝食です。山の中でコレだけ食べられたら、私はもう何も言いません、十分です。
夜は20℃を下回るくらいで快適、パラパラっと雨も降っていたよう。
今日は三斗小屋から大峠、三本槍と大回りして、朝日岳、茶臼岳とぐるっと一周。
三斗小屋~大峠 56:13
大峠~三本槍 56:40
三本槍~熊見曽根 34:36
熊見曽根~朝日岳 16:31
朝日岳~峰の茶屋 21:29
峰の茶屋~お鉢めぐり 28:41
お鉢めぐり~ロープウエイ 28:01 合計4時間あまり。
昨日5k、今日15k合わせて20kのトレキング+ジョグでした。コースタイムよりはだいぶ速い。
大峠のあたりは高山植物が咲き乱れ。
朝日岳から茶臼岳を見る。
茶臼岳とこの朝日岳の山肌は岩が露出している。硫化ガスの影響なのか?
今日は朝から登山者が多かった。ふもとの那須高原の温泉宿に皆さん泊まったのでは?
下山したら駐車場、レストラン、アミューズメントは人でいっぱ
いだった。夏休み突入ですね。
峰の茶屋は昨日の16:00ごろ通過したが1人しかいなかったが、今日はわんさか!
高校生グループがにぎやかに登ってきていた。眉毛をそり落とした子もいたが、自然に触れるのはいいことです。でも、、高校生のうるさいこと、、、箸が落ちてもキャキャだからなー。それと、タウン履きの運動靴じゃ、足底が痛かろう!
朝日岳から峰の茶屋へ行く途中はずっとガレています。
鎖があるけど使うほどじゃない。北アルプスの穂高周辺に比べたら、わかりやすいルートです。
ただ、ランニングには向いていない山域だった。
ほぼ最初の写真と同じアングル。下りるころには日が差してきたんです。さぞかし東京は暑いのだろう。
高原がこんなに涼しいとはね、、、!
最近購入してフルに活用しているザック。
背中に固めの発砲スチーロールが張ってあり、空気が通るようになっていて、べっとりしない。
良くできたザックです(ICIスポーツで購入)。
もう少し小さいグレゴリーのザックより快適です。走るにはちょっと大きいけど。
これぐらいだと。着替えから多少の食料が入ります。山小屋とまりならこれでOK。両サイドにペットボトル。ザックの中に1リットルのペットボトル。飲み終わったらつぶして小さくします。水を新しく入れることもあり。
那須の主峰、茶臼岳には大勢の人が。