先月、織物作家のhallunさんの工房をお邪魔した時のこと。
hallunさんは糸を紡ぎ、自然由来の染料で染めるところから織物作りを始める人です。


工房にはそうやって紡いだ糸や、これまでに集めた糸がコレクションケースのように並べられています。


この雰囲気からもhallunさんがどんな方か想像できると思うのですが、実際に会うともっとふんわりした優しい先生です。
私たちの世界はつまり現実は、刺激の強いものが常に流れているようになってしまいました。
便利さと引き換えに何か嫌なことも受け入れなくてはならなくなったのかも知れません。
hallunさんの工房が心地よいのは、便利さとは正反対の、手間のかかる手仕事から生まれる「時間」の豊かさを感じるからではないかと思いました。

心はそう望んでも、いざとなると時短やオンラインで事を済まそうとしてしまいます。

手が届きそうで届かない生き方。
一年に一度くらいhallunさんに会って、hallunさんの手織りの品物を迎えて、自分なりの穴埋めをしている気がします。
hallunさんとは昔私の写真教室を受講してくださったご縁で今まで続いています。


残念なことに、この優しい空間からご本人とは関係のない事情でやむを得ず移転することになったそうで、思い出に写真を撮らせていただけることになりました。
hallunさんの工房に興味のある方はこちらから→ https://hallo-hallun.com/


短い時間の中で切り取らせていただきました。
私たちの忙しい日常が非日常で、ゆっくり進む日常が日常でありますように。
今日も魔法のカメラにお越しいただきありがとうございます。










