1月半ばを過ぎた頃、一件の訃報がありました。
20年前から懇意にしていた筋ジストロフィーの友人が亡くなったという知らせでした。
コロナで3年会えなくなり、昨年夏一度、そして11月に会えたのが最後でした。
ご家族のみに許されている面会時間(月に2回)のうちの1回を譲っていただき、11月に会えたのですが、思ったより元気そうだったので、このまま奇跡は続くと思っていました。ギャラリーも4月で終わるので、それからは面会も制限がだんだん緩和され会える機会も増えるだろうと勝手に思い込んでいた矢先のこと。
昨年は一番の親友を病で失い、次にこの訃報が届いた時、命と時間は自分を含めて限りがあるということを、あらためて身をもって知る大きな出来事でした。
訃報で駆けつけた日、友人の実家の郡上白鳥の空は、朝からの雨が止み、しばし青空を見せてくれました。
出会いには次があると思っても、突然断たれてしまうこともある。
今の繋がりをもっと大切にしなければ。
限られた時間をよりリアルな繋がりの中で過ごしたいと今は思っています。
その流れの中で思うことあって、これまでのブログの記事は非公開とし、整理が出来次第、更新するかどうか考えたいと思います。
悲しいお知らせになってしまいましたが、郡上の青空が友人が私に見せてくれた答ではないかと。
いつか空の上で。