”朝ドラ最終回の日”
布団を厚くしたせいか、多分二度寝したらしい。
今日は朝ドラ、「花子とアン」の最終回の日だ。
オープニングを見逃してしまった。
いつもはこの時間まで起きないと、
下から声がかかるのにカミさんは知らんぷりだ。
平凡な日常の中で、今日は節目の日だ。
下へは下りず枕元のテレビで最終回を惜しんだ。
「ごきげんよう ・・さようなら」。
お遍路さんが拝んでいる声が聞こえてきます。
駐車場わきのコスモスを撮っていたら、参拝をを終えた一行がお寺から出てきました。
参拝を終えた皆さんの晴れやかな表情が印象的でした。
私はこの札所三番は好きな場所です。
集落との距離の取り方が好きなのです。
場所は高過ぎず、人家に近過ぎず、遠過ぎず。
その空間が醸し出す風景が好きなのです。
ヌバタマ。ヒオウギの実。
夕方気が付いたら、近所のＫさんからメールが入っていた。
以前撮ったヒオウギが実を付けて、ヌバタマが見られるからという連絡です。
もう暗くなって遅いから撮るのは明日にしようかと思いましたが、
下見のつもりでカミさんと行って、立ち話ししながら撮ってしまいました。
手前が昨日はじけたもの、奥に今日割れかかった袋が見えます。
古文では、「ぬばたま」は、夜、黒し、黒髪などの枕詞に使われる。
苦手だった古文。こうして思い出すのも懐かしい。
↓ ７月２９日撮影のヒオウギ（檜扇）です。
これから夏が暑さのピークを迎える頃の写真。
あれから４０年、いや２か月。 季節はいやおうなく進んでいきます。
”木曾御嶽山” ２０１０年１０月１８日。
今日は朝ドラが最終回だけじゃない、大ニュースがあった。
木曾の御嶽山が噴火したことだ。
４年前の紅葉の時期に初めて８合目まで登った。
ロープーウェーから８合目までは見晴しの悪いつらいコースだった。
８合目から見晴しが良くなり、ここから山登りが楽しくなりそうな景色だった。
あの時「噴火」のふの字も考えず登っていた。
多分今日登山した人もそうだったろうと思います。
草津白根山が、数年前からお釜の縁まで登れなくなっている。
むしろ那須岳の方が、あの轟々とガスの噴き出すすぐそばを、
こんな所歩かせて良いのかと、ドキドキしながら歩いたことを思い出します。
先日ＮＨＫの巨大地震のメカニズムについての番組を見たばかり。
地球の巨大な時間の中で、人間の浅知恵と都合を優先させて、
自然と向き合ってはいけないと思っていた矢先の噴火でした。
