小さな旅のアルバムⅡ

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FUJIFILM XQ1 は、高画質か ?( S100と対比レビュー)

2014年11月17日 | カメラ
XQ1の画質を確認するにあたり約2年前に購入したキャノンS100と比べての撮影を試みて見ました。
カタログに記載されている高画質をポケットにのキャッチコピーは、本当でしょうか?
操作系やサイズも似ているコンデジですが絵造りはどうなのか興味しんしんです。
XQ1:晴天で緑が多い遠景、これは、文句なしにレスポンス良く軽快に撮れました。(PROVIA/スタンダード)


続いてS100、旧型ですのでオートフォーカスのレスポンスが少し遅め、何故か発色に関しては、青空が少しだけ濃い程度であまり差が無い?(マイカラーオフ)


場所を変えて撮影して見ると・・・カチッとした解像度が高い雰囲気のXQ1、但しシャドーはつぶれ気味。


S100は、XQ1と比べると少し明るく柔らかい画像、こちらは、木の葉の雰囲気が再現されています。

続いてマクロ撮影、ワイド側は、両機の差は無いものの望遠側は???ズームアップして見ると、XQ1は、残念な結果に・・・
これではズームダウンでは? ズーム時における焦点距離の変化がありすぎです!
S100は、望遠側でもそこそこ寄れてレンズは、キャノンの方が優秀ですね。


S100は、露出が、少し明るめで爽やかな絵造りがされていてパット見は、高画質感は、感じられないもののシャドー部もそこそこ再現されXQ1と比べるとダイナミックレンジが広い精細な画質が得られる。
XQ1は、いかにも高解像度であるような雰囲気のカチッとした固めの絵造り、但しそれと引き換えにエッジ補正が強くシャドーつぶれが起こりやすいのが気になるところ。いくらセンサーが大きくてもこのXQ1のコンパクトボディーに組み込まれたレンズでは、限界かも知れない・・・最低でもX20のレンズが必要なのでは無いのかな?



結論、XQ1は、残念ながら特に高画質とは感じられませんでした。FUJIFILMのPRがオーバー過ぎ?のような気がします。確かにエッジ処理が強い分、解像度がいかにも良さそうそうに見えますが・・・(現実はS100と変わらず大型2/3型センサーのメリットは感じられない)AFは早く操作系もクイックですが液晶に表示される文字の小ささは、目が悪くなった私にとっては、見にくくこれら操作感を含めた感覚は、S100が一歩上手で、旧モデルであるにも関わらずキャノンデジカメの完成度の高さを認識した意外な結果となりました。
高画質の触れ込みが多いXQ1に期待していただけに悩ましい事態になってしまいましたが、ブログに等には、フィルムシュミレーションにある(Velvia)の色合いがいいかなと思っているので、これからも色々な所に連れ出して楽しんで見ま~す。

XQ1の動画についてはAFが迷いまくることが有り動画をメインに考えている方には、お勧めできません。(サンプル動画リンク素早く合うAFは、何処へいってしまったのか?あまりのギャップに驚き!私の所有する個体のみの問題なのかは、謎です?         

追記、
画質に期待しすぎていたためXQ1に対し辛口評価となってしまいましたが、先にもふれたように色合いが自然でキャノン系独特の発色と比べた場合、ホットするほどの雰囲気が得られます。また起動操作とAFレスポンスが良いのでフイルムシュミレーションの発色が気に入れば、所有する満足感を満たすことができるコンデジであると感じます。

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