小さな旅のアルバムⅡ

カメラ片手に旅に出よう! 
温泉、散歩、日常の記録を、気のむくままに・・・

一乗谷朝倉氏遺跡から丸岡城へ

2020年11月21日 | 北陸の旅
前日に一乗谷を見学し今日は、城を巡りながら岐阜県の飛騨古川まで向かいま~す。


朝ホテルの窓から見えた風景、夜に雨が降り朝は曇りにただ次第に晴れ間が見えてきました。


朝食中、スコールのような雨が降るもののチェックアウト時には、止み天気回復の雰囲気か?


向かったのは「丸亀城」江戸時代以前に建造された天守閣が見られる貴重な存在。


入場券に栞が付いていたのが気に入りました。丸岡城が築かれたのは戦国時代。一向一揆への備えとして織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築かせました。


お静伝説
これは柴田勝家の甥、柴田勝豊が天正四年(一五七六)に丸岡に築城の際、天守閣の石垣が何度積んでも崩れるので人柱を入れるように進言するものがあった。そしてその人柱に選ばれたのが二人の子をかかえて苦しい暮しをしていた片目のお静であった。お静は一人の子を侍に取りたててもらうことを約束に、人柱になることを決意し、天守閣の中柱の下に埋められた。それからほどなくして、天守閣は立派に完成した。しかるに勝豊は他に移封し、お静の子は侍にしてもらえなかった。
お静の霊はこれを恨んで、毎年、年に一度の藻刈りをやる卯月のころになると、春雨で堀には水があふれ、人々は、"お静の涙雨"と呼び小さな墓をたて霊をなぐさめた。
「ほりの藻刈りに降るこの雨は、いとしお静の血の涙」という俗謡が伝えられている。



急な石段を登り場内に


堀は、現在は埋められてしまったようです。


天守に向かう階段、ロープがあっても危険な角度。


天守からの眺め






不規則な石組みの野面積みの石垣。


城の下にある公園の紅葉がきれいでした。


丸岡城を後に、少し天気が・・・雲が多くなってきたような・・・


越前大野市に到着、城下町らしい面影が残る町並み。


越前大野城、見学して見たかったのですが雨が降ってきたのと時間が気になったのでこれから宿のある古川へ向かいます。


観光パンフをコピーさせてもらいました。話を聞くと片道約20分ぐらいの山登りでこの風景が見られるとのことです。


紅葉が美しい山々を眺めながらのドライブ越前大野から古川まで約120キロを移動、雨も上がり晴れてきました。


今夜の宿に到着です。「八ッ三館」昔ながらの老舗旅館です。今晩は招月楼という広い部屋に泊まります。


古き良き料理旅館の趣をうまく残し、基本設備は近代的ですごしやすい宿でした。


明治に建てられた本館は、「ああ野麦峠」の撮影にも使われたそうです。国の有形文化財に指定されているとのことです。


温泉も良かったので快適に過ごせ車の運転の疲れも癒されました。


いき届いたサービスにより至福の時を過ごすことができました。
色々と旅行して来ましたがこの宿の雰囲気が良く美味しい料理とサービスが最高でした。

明日は、飛騨古川にある瀬戸川の古い町並みを巡ります。

2020年11月8日~9日に撮影
コメント (4)
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