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ドロミテ山塊 ヴィーゴ・ディ・フォッサ ローゼンガルテン

2014年01月08日 | 日記
ボルツァーノから路線バスに乗って、コンパス社の地図を見ながら、適当にヴィーゴ・ディ・フォッサという村で降りる。




ロープウエイで上がれるようなので、何があるのか分からないが登ってみる。







上に上がってロープウエイを降りると、ローゼンガルテン・グループの山並みがドーンと広がり、思わずのけぞる。「何なんだ、これは!」







中央の黒い山が、ローゼンガルテングループの最高峰のRosengartenspitze、2981メートル。
2000メートルから見る眺めです。
なにがすごいって、日の差し方によって、一瞬、一瞬山の見え方が違うんです。
だから、ちょっと光の角度が違うだけで、端っこの峰が円空仏のように見えてきたり、ぜんぜん目立たなかったきざはしが「あれっ、お前そこにいたのか!と目立ってきたり、光が流れ込んでくると、峰峰全体が五百羅漢のように見えて光り出したり。
わたしは宝石の魅力はよくわかりませんが、もし宝石の魅力が、一瞬一瞬の光の差し込み方で違って見えることにあるのなら、世の中のどんな宝石もこの山にはかないません。
わたしは今日まで、山の魅力を知りませんでした。恐れ入りました!































帰りはバス停が違う場所なので要注意




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