厚生労働省の部会は12日、自宅で病気や体調をチェックできる検査薬の市販対象を広げる販売ルールの見直し案を了承した。現在、市販検査薬は3品目だけだが、排卵日予測や尿潜血など十数品目について、「解禁」を検討する。実際に薬局で買えるのは来年度以降になる。
ルールの見直しは1991年以来。市販されている検査薬は現在、妊娠検査薬と、生活習慣病にかかわる尿糖、尿蛋白(たんぱく)の3品目だけ。検査に使う検体は、尿とふん便だけが認められていたが、鼻汁や唾液(だえき)などにも広げる。販売時には薬剤師が指導や相談することも明示した。
新ルールに沿うと、排卵日を予測する「黄体形成ホルモンキット」や、腎臓の状態を調べる「尿潜血キット」など十数品目が検討対象となる。業界団体が指針案を作成し、部会などで審議して決める。
ルールの見直しは1991年以来。市販されている検査薬は現在、妊娠検査薬と、生活習慣病にかかわる尿糖、尿蛋白(たんぱく)の3品目だけ。検査に使う検体は、尿とふん便だけが認められていたが、鼻汁や唾液(だえき)などにも広げる。販売時には薬剤師が指導や相談することも明示した。
新ルールに沿うと、排卵日を予測する「黄体形成ホルモンキット」や、腎臓の状態を調べる「尿潜血キット」など十数品目が検討対象となる。業界団体が指針案を作成し、部会などで審議して決める。