Talk to you

何か久しぶりに水彩で女性の絵を描きました。

ここのところやることが多すぎて本当に絵を描く時間も無く、またもうひとつ絵を描く情熱も沸かず、絵に関しては日々流されていました。

デジタルで絵を補正してみたり、コマーシャルなモチーフを描くことにも嫌気がさしていて、「自分の絵って、ちょっと違うんじゃないか」とも思っていました。

そんな中、今日、ふと今回の絵のモチーフになった魅力的な表情のモデルさんを見つけ、絵にしたいと思う気持ちが沸いたので、変に格好つけず、効果も狙わずに以前のように水彩絵具で描くことにしたのです。

ここ数週間、どちらかといえば精神世界の方にシフトしたような毎日で、俗なものや表面だけのものには近づきたくない思いがあり、絵もテクニックでごまかした絵は描きたくない心境にありました。

この絵も素直には描けないのではないかと懸念していましたが、思ったより気持ちの良い仕上がりになりました。

紙は少し前に画材屋さんで買ってきたモンバルキャンソン。
F4のスケッチブックが欲しかったのですが、これまでのマーメイドじゃないものにしようと思ったので、値段との兼ね合いもあり、これにしました。

発色は悪くないですけど、300gのわりには波打つ感じかな…。
ストラスモアやウォーターフォードのような強靱さはないようです。
でも悪くはないです。

（モンバルキャンソン水彩紙/F4）

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