バックヤードに来るようになったハチドリ

毎年この頃になると又夏の間に北の方に行っていたハチドリたちが帰ってきます。

 

寒い冬場はもっと暖かい南アメリカまで移動するので

 

丁度中継地点でもあるこの辺りはハチドリたちの通り道でもあるようです。

 

引っ越しで忙しくしていたのですが、まず一番にネクターを作ってフィーダーを吊るすと

 

数時間経った頃には目ざとくフィーダーを見つけたハチドリたちがやって来ましたよ。

 

丁度フェンスを隔てた裏のお家には、パームーツリーやシトラス系の木がたくさん植えてあって

 

ハチドリたちが止まって休んだりするには最高の環境で（私もとても気に入っています。）

 

いつ見ても必ずそこにいるってほどハチドリが来てくれるようになりました。

 

 

例えばこの子、小さすぎてきれいに写真は撮れませんでしたが

 

フェンスの向こうのU字型を逆さまにしたような（多分これはプラントを支える支柱だと。。）

 

その上に見えるとても小さなのが、いつもそこにいるハチドリなんです。（双眼鏡で見るといつも同じ子）

 

ウチの中の私達からもよく見えるし、そっと近づいても逃げたりしないし

 

あんなに敏感な鳥が同じところに居るってすごいなぁと感心していたのですが

 

やっとその理由が判明しました。

 

パティオの屋根の真ん中に吊るしてあるフィーダーが、その場所にいるとしっかりと見えるんですね。

 

そうなんです。。。常に見張っているというわけなんです。

 

（右を向いたり左を向いたり、何だかリズムを取ってダンスしているように見えたのですが。。。）

 

最初のうちは気が付かなかったのですが、２〜３羽のハチドリがフィーダーの周りで

 

飛び交って仲良く遊んでいるんだわと、見ているのがとても可愛らしくて微笑ましかったのです。

 

でも、よくよく観察していると何か変？？仲睦まじそうには全く見えず。。。

 

それで、ハチドリをもっとよく知りたくて生態を調べてみたのですが

 

一度気に入ったところ、要するにフィーダーがある場所を見つけると

 

他のハチドリがやってくると、自分が見つけたフィーダーを取られたくないために

 

攻撃にかかるそうなんです。（小さいくせにすごいエネルギー全開でやっつけようとします。）

 

それも、ものすごい勢いで近くにいると羽の音がブンブン聞こえますから怖いくらいですし

 

１秒間に５０〜６０回羽ばたくそうだから、小さい鳥とは言え迫力もあります。

 

確かに、一つのフィーダーで仲良くネクターを飲んでる姿は見たことなかったし

 

こんな小さな鳥でも、テリトリー争いってのがあるんだなと

 

今更ですが新しいハチドリのことを学んでちょっと面白かったです。

 

ってことは、もっとたくさんフィーダー買ってきてせっせとネクター作らなきゃいけないって

 

そういうことになりそうですね。（仕事が又一つ増えそうです。）

 

P.S．　このバックヤード。。。ハチドリや蝶もたくさんやってきてくれるのですが

　　　それにも増して多いのが、実はカエル（みどりのアマガエルです。）とトカゲなんです。

　　　苦手な方は困るかと思いますが、何を隠そう爬虫類や両生類が好きな私は

　　　彼らにも結構楽しませてもらっていて、毎朝窓に張り付くカエルやトカゲの

　　　可愛いお腹を見て喜んでいたりもしますよ。